今回の『駅【アーカイブ】』コーナーは、
岐阜県西部の揖斐川町市街地にあった名鉄揖斐線の終着駅でしたが、利用客減により揖斐線の黒野~本揖斐が2001年に廃止になった事に伴い廃駅となった、
本揖斐駅 (ほんいびえき。HON IBI Station) です。
尚、写真は少ないです。
そして廃線後に撮影した写真もあります。ご了承下さい。
駅名
本揖斐駅 (駅番号なし)
廃止日
2001年10月1日
所在地
岐阜県揖斐郡揖斐川町
路線
名古屋鉄道:揖斐線
隣の駅
忠節方……清水駅
訪問・撮影時
2000年8月(現役時)、2011年1月(廃線後)
本揖斐駅は写真左側に駅舎がありました。廃線後の2011年撮影。南西を望む。
中央にあるコンクリート製の建造物はトイレです。2018年の時点でも残っていましたが、さて今は…。
駅舎は木造で、立派な造りでした。駅前広場がありました。
廃線後も駅前に路線バス(名阪近鉄バス)が発着していましたが、バス停は後に南東側に新設されたロータリーへと移設されました。
有人駅でしたが末期は無人化されました。したがって車内精算方式が採用されていました。
駅前は西側が揖斐川町の中心市街地です。
養老鉄道養老線の終着駅である揖斐駅は約3km南西の揖斐川対岸にあります。徒歩での乗換はしんどいです。両駅間は路線バスで結ばれていました。
こちらはWikipediaの写真を使用。
廃止直前の駅舎です。
こんな写真しかなくてすみません。
本揖斐駅は頭端式ホーム(島式ホーム)1面2線でしたが、末期は北側(左側)の1線は使用されておらず、駐輪場に転用されていました。
ホーム全体が大屋根で覆われていました。
写真は黒野方・忠節方を望む。左に少しだけ写っているのは単行のモ750形電車です。
こちらはWikipediaの写真を使用(一部加工)。廃止直前のホームです。
終端方を望む。ホーム右側の旧2番線は駐輪場でした。
こちらは廃線後の2011年に忠節方を撮影。
手前に駅舎とホームがあり、奥の方に線路が延びていました。後方に前述のトイレがあります。
廃線跡は道路などに転用されています。
廃線後の2011年に終端方を撮影。現在は右後方にバス用のロータリーが設置されています。
現役時はここに大屋根のホームがあり、終端部に駅舎がありました。その先に前述のトイレがあります。
駅の形状からして、これ以上の延伸は計画されなかったと思われます。
あとがき
私が本揖斐駅下車(乗車)したのは2000年の一度きりです。写真を撮っていなかったのが悔やまれます…。2011年には廃線跡を訪問しましたが、既に駅施設は撤去されていました。
下車(乗車)時・・・2000年
廃駅訪問は(飛行機、レンタカー含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり
飲食チェーン店・・・なし
廃止は残念ですが、実情を考えると仕方ありません。
現役時に訪問できてよかったですが、もっと写真と撮っておけば…。
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)