第1516回('22) 東武アーバンパークライン・千葉県内の駅を訪問(その2)     | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2022年夏は、5週連続で乗り鉄・降り鉄を実行しました。
最後とな5週目はお盆休みで、8月11日~14日の3泊4日の日程で、関東地方と東海地方の乗り鉄・降り鉄を実施しました。新型コロナウイルス感染の第7波の真っ最中でしたが、3回目のワクチンを打っていた私は感染対策を徹底した上で今回の旅行を敢行しました。
関東地方では近年中に6両編成から5両編成に短縮され、それに伴いホームの立入禁止エリアが増加すると思われる東武アーバンパークライン(東武野田線)の降り鉄が中心になり、東海地方では飯田線の全駅訪問へのチャレンジをいたしました。
また、全体的に天候には恵まれたものの、3日目には台風8号が東海地方と関東地方を襲ったため、予定変更を余儀なくされました。
 
今回は初日、祝日「山の日」だった8月11日の後半の内容です。
引き続き、今回は柏駅から大宮方面へ、東武アーバンパークライン(東武野田線)の途中下車(降り鉄)をしていきました。そして最後は柏駅へと戻り、駅前で宿泊しました。
  
今回の日程  2022年8月11日  (木・祝)   【後半】     
  
柏1431(東武アーバンパークライン)1434豊四季1458(普通)1502初石1522(普通)1524江戸川台1555(普通)1557運河1628(普通)1631梅郷1659(普通)1702野田市1716(普通)1717愛宕1743(普通)1745清水公園1806(下り普通)1833柏    
  
【宿泊】     
 
14時台になり、この時点で柏駅にいました。当初は本日と翌日の2日間で野田線の全駅を訪問する、比較的ゆったりとした予定でしたが、想定より順調に船橋~柏の全駅を訪問できたため、この日は残った時間を利用してさらに大宮方面へ、行ける所まで行くことにしました。という事で、柏駅14時31分発の上り普通・運河行きに乗車しました。車両はこの日初乗車となる10030型6連でした。8000系の後継となる10000系シリーズの主力型式ですが、こちらも今やベテラン車両となりました。私は最後部車両に乗り込み、着席しましたが、発車時点で半分ほどの座席が埋まりました。
 
道中は車窓風景を眺めましたが、市街地から住宅街、そして畑が残る郊外と沿線風景がめまぐるしく変化しました。そして私は1駅目の豊四季駅で下車しました。2面2線で、下り線側(北側)にリニューアルされた木造駅舎が鎮座しています。改札口がない南側へは駅舎東側にある南北自由通路の跨線橋で結ばれています。駅前は住宅街が広がっています。
 
 

 

 
豊四季駅では14時58分発の普通・大宮行きに乗車。車両は野田線最新型の60000系6連で、最後部車両はこの電車も半分ほどの席が埋まっていました。私は着席して車窓風景を眺めました。1駅目の流山おおたかの森駅は前年に訪問済みのためパスして、私は2駅目の初石駅で下車しました。相対式ホーム2面2線で、こちらは上り線側(西側)に木造駅舎が鎮座しています。駅前は再開発されていませんが、商店が多く賑わっていました。
 
 

 
初石駅からは15時22分発の普通・大宮行きに乗りました。60000系6連で、最後部車両は大半の席が埋まっていましたが、私は空席に着席しました。道中は水分補給をしながら車窓風景を眺めて過ごし、次駅の江戸川台駅で下車しました。相対式ホーム2面2線で1985年(昭和60年)完成の橋上駅舎を有しており、東西とも駅前は整然とした新興住宅地の趣でした。また、「江戸川台」と言っても駅周辺は平坦で、疑問に思いましたが、後で地図を見ると駅周辺一帯が西側を流れる江戸川沿いより一段高い台地に位置していて、駅名に偽りはありませんでした。
 
 

 
江戸川台駅では15時55分発の普通・大宮行きに乗車しました。旧型の8000系6連で、東武アーバンパークラインではまだまだ活躍していますw しかし以前発表された野田線5連化計画により新型車両に置き換えられる模様です。私が乗り込んだ最後部車両は8000系が敬遠されているのかと思うほど車内が空いていて、私は真ん中の席に座って楽々と車窓風景を眺めました。そして私は1駅目の運河駅で下車しました。運河駅は流山市北端部にある運転上の主要駅で、当駅を境に大宮方は単線区間になる事もあり、柏方・船橋方からは当駅止まりの列車が多数設定されています。駅構内も2面3線と広く、折り返し運転に対応しています。2013年完成の新しい橋上駅舎を有していますが、駅前は特に西口において再開発が進んでおらず、新旧入り交じった町並みといった感じでした。駅名の由来となった利根運河は駅の少し北側を流れていますが、時間の関係で訪問はパスしました。
 
 

 
運河駅からは16時28分発の普通・大宮行きに乗車。今度も8000系6連で、最後部車両の乗車率は低かったです。私は着席して、発車してすぐに渡る利根運河など車窓風景を眺めました。この利根運河を境に列車は路線名の由来となった野田市に入り、しばらく郊外を走ると3分の乗車で列車は隣駅の梅郷駅に到着、私は下車しました。2面2線で、こちらも綺麗な橋上駅舎を有しています。駅周辺は住宅地で、西口・東口とも駅前広場が整備されていました。
 
 

 
梅郷駅では16時59分発の普通・大宮行きに乗りました。久しぶりの10030型6連で、今度も最後部車両へ。空いていたので着席し、しばし車窓風景を眺めました。そして真新しい高架区間に入って到着した1駅目の野田市駅で下車しました。まだ高架化工事が終わっていないため1面2線の暫定供用状態でしたが、完成すると2面4線になります。高架ホームからは野田市の象徴とも言えるキッコーマンの工場が見え、野田市駅はこれらの工場群に囲まれています。駅は仮設で、現在はホームと改札が結構離れています。駅前も再開発の真っ只中といった感じでしたが、そもそも野田市駅がキッコーマンの工場群に囲まれているため駅前エリア自体が狭く、またこの日は祝日だったため駅も駅前も閑散としており、市の代表駅としては非常に寂しい雰囲気でした。まぁ、キッコーマンの企業城下町である野田市を象徴する風景でもありますが。
 
 

 

 

 
まだ暗くなっていないので、もう少し先へ歩を進めます。野田市駅からは17時16分発の普通・大宮行きに乗車しました。8000系6連で、乗り込んだ最後部車両はガラガラでした。道中は高架区間から見える景色を楽しんで、すぐに到着した次駅の愛宕駅で下車しました。愛宕駅も高架駅ですが、こちらは駅そのものは完成していました。相対式ホーム2面2線で、1階に改札口があります。一方、駅前ですが東口は駅前広場も整備されているものの、西口は駅前広場が未整備でした。出入口が仮通路なので、いずれ整備されると思いますが…。駅前は東西とも住宅街が広がっています。
 
 

 
17時半を過ぎてさすがに暗くなり始めましたが、まだ降り鉄を続けますw 愛宕駅では17時43分発の普通・大宮行きに乗車。10030型6連で、最後部車両は空いていたため着席し、水分補給をしつつ車窓風景を眺めて道中を過ごし、高架から地平に下りて到着した清水公園駅で下車しました。野田市駅方面の高架化事業により配線が変更され、現在は相対式ホーム2面2線になっています。大宮方の地下に改札口があり、東西に出入口があります。駅前は住宅地ですが密集度が低く、野田線で最も乗降人員の少ない駅だそうです。駅名の由来となった清水公園駅はとても広い敷地を有しており、最も近い出入口は西口から500mほど西にあります。
 
 

 
写真を見てもお分かりのように、さすがに暗くなってきました。千葉県内区間に未訪問駅が残っていますが、翌日に訪問することにして、宿のある柏へと戻ります。清水公園駅から乗車したのは18時06分発の下り普通・柏行きで、8000系6連でした。船橋~柏間では60000系の遭遇率が高かったのですが、柏から大宮方は8000系や10030型に多く遭遇するようになりました。60000系は船橋~柏間で多く運用されているのでしょうか。乗り込んだ最後部車両は空いていたため、私は着席して道中は車窓風景を眺めつつ、段々暗くなってきたこともありスマホも操作していました。乗客数は少しずつ増えましたが満席にはほど遠い状態でした。この電車には27分間乗り続け、18時33分に列車は終点の柏駅に到着しました。
 
 

 

 
柏駅到着後は改札を出て、東口南側の繁華街にある「丸亀製麺」で夕食を済ませました。うどんの「丸亀製麺」といえば私が居住している兵庫県加古川市に1号店があるチェーン店です。少し並んで購入しましたが、関東でも人気のようです。ここは柏市なのですが、「かしわ天」は食べませんでしたw 
 
 

 
夕食後はコンビニで買い出しをしてから東口近くにある相模鉄道系のホテル「相鉄フレッサイン千葉柏」にチェックインして、入浴を済ませてからはスマホを操作してくつろいでいましたが、実に20駅も降り鉄(駅巡り)した疲れが急に出てきて、21時頃に寝落ちしてしまいました…。
 
翌日は野田線【東武アーバンパークライン】の残りの駅を訪問していきます。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)