定光寺駅【愛知県】(中央本線【中央西線】。2012年訪問)   | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
愛知県北部、春日井市東側の山間部に位置する中央本線【中央西線】の駅で、ホームからは庄内川(玉野川)の渓谷を一望でき、また中央本線の旧線跡が近くに存在しており、公開日には多くの人が利用する、
定光寺駅 (じょうこうじえき。Jokoji Station) です。
 
尚、写真は2012年撮影で、現在は変化が見られると思われます。
また、当記事では輸送実態に伴い、名古屋方面を上り、東京方面を下りと表記します。ご了承下さい。
 
 
駅名  
定光寺駅 (CF 10)       
 
所在地  
愛知県春日井市          
 
乗車可能路線  
JR東海:中央本線 【中央西線】【中央線】            
 
隣の駅  
塩尻方・東京方……古虎渓駅 (岐阜県)     
名古屋方……………高蔵寺駅     
 
訪問・撮影時  
2012年11月  
 
 

定光寺駅は庄内川右岸の断崖部にあり、崖下に出入口があります。無人駅で、駅舎はありません。
こちらは北側出入口で、上下線どちらも利用可能です。下り線は階段途中からトンネルで線路をくぐる形になります。
一方、後方には南側出入口があり、上り線(名古屋方面)のみ利用可能です。
いずれも階段しか設置されておらず、バリアフリー非対応です。
駅前広場はありません。
写真は北を望む。
 
 

駅前です。ホームより南東を望む。
線路のすぐ東側を庄内川(玉野川)が南へ流れています。
定光寺駅は春日井市にありますが、対岸は瀬戸市で、駅名の由来となった定光寺は対岸の瀬戸市内にあります。
駅周辺は山の中で、民家が少ないです。
また、北側(左)には中央本線の旧線跡が現存しています。トンネルも残っています。
普段は立入できませんが、一般公開されると多くの人が定光寺駅に押し寄せ、無人駅である定光寺駅に駅員が派遣されます。
 
 

こちらは走行中の列車より東を望む。
定光寺駅より若干南の地点にて撮影しました。橋の向こうは瀬戸市で、写真奥の山中に定光寺があります。
 
 

階段途中にある、下り2番線塩尻・東京方面用のICカード簡易改札機です。
上り1番線名古屋方面ホームにも簡易改札機があります。
定光寺駅は『TOICA』のエリア内です。
尚、チャージ機や自動券売機はありませんので、ICカード残額に気を付けて下さい。また、きっぷは車掌からお買い求め下さい。
 
 

下り2番線塩尻・東京方面へ行くにはトンネル内の階段を登ることになります。
 
 

駅名標です。
JR東海の標準デザインです。
今は駅ナンバリング「CF 10」が追加されています。 
 
 

定光寺駅は相対式ホーム2面2線で、断崖にホームがあります。
右の2番線(塩尻方面)への階段は前述の通りトンネル内に設置されています。
写真は名古屋方を望む。
 
 

 

塩尻方・東京方を望む。
この先、トンネルの連続で山間部を走り、岐阜県に入って多治見駅を目指します。
昔は庄内川沿いを非電化単線の旧線が通っていました。
 
 

名古屋方を望む。
こちらはもう少しで山間部が終わり、愛知環状鉄道線と合流して高蔵寺駅へと至ります。こちらの旧線跡はほぼ失われています。
  
   
あとがき  
下車(乗車)時・・・2012年       
  
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし   
飲食チェーン店・・・なし   
 
東京・大阪とも到達難易度はさほど高くありません。中央西線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は定光寺駅でも途中下車されてみて下さい!
  
(参考:JR東海のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)