2005年撮影。
今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
神奈川県北西部、丹沢山地にそびえる大山を登る「大山ケーブルカー」の山上駅に相当する、
阿夫利神社駅 (あふりじんじゃえき。ローマ字表記は不明) です。
尚、写真は下社駅時代の2005年撮影で、古いです。現在は駅名や車両が変化しています。ご了承下さい。
駅名
阿夫利神社駅 (山上駅) 【旧:下社駅】
所在地
神奈川県伊勢原市
乗車可能路線
大山観光電鉄:大山鋼索線 【通称:大山ケーブルカー】
隣の駅
山麓方……大山寺駅 (中間駅)
訪問・撮影時
2005年12月
阿夫利神社駅は大山阿夫利神社の境内南側にあります。標高678mです。
駅は斜面の険しい場所にあり、上層階に出入口と改札口が、下層階に事務所or倉庫があります。
駅から2~3分で大山阿夫利神社下社の拝殿に到達します。
大山阿夫利神社には本社もあり、本社は大山の山頂にあります。本社まではケーブルカーなどの路線は通じておらず、自力で登らねばなりません。
境内からは相模平野を一望できます。
晴れていれば相模湾、江の島、三浦半島も望めます。
改札口です。
自動化されていません。列車別改札です。
当時はICカードが全く利用できませんでしたが、今は『Suica』『PASMO』で乗車券を購入できるそうです(タッチはできません。また、阿夫利神社駅でICカードを使えるかどうかは不明です)。
尚、駅にトイレはありません。阿夫利神社境内の設備をご利用下さい。
下社駅時代の駅名標です。
国鉄デザインに準じていますが、所在地は明示されていません。
昭和の雰囲気が残っていましたが、現在は駅名が変更されているので、当然、駅名標も変更されていると思われます。
阿夫利神社駅は単式ホーム1面1線(頭端式)ですが、頭端式ホーム2面1線が標準のケーブルカーでは珍しいです。
ホームは階段状になっていて、終端部(階段上)には改札口があります。現在はバリアフリーに対応しているそうです(事前にお問い合わせ下さい)。
線路終端の先には運転室とケーブル巻上機があります。
駅近くより山麓方を望む。車内より撮影。
この先、急勾配で下り、中間駅である大山寺駅(旧:不動前駅)を経由して山麓駅である大山ケーブル駅(旧:追分駅)へと至ります。
山麓方は前方に相模平野を望めます。
あとがき
下車(乗車)時・・・2005年
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし (売店あり)
飲食チェーン店・・・なし (軽食堂と喫茶店あり)
特に大阪からの到達難易度が高いですが、大山ケーブルカーを乗り鉄の際は、ぜひ一度は阿夫利神社駅も観察されてみて下さい!
(参考:大山観光電鉄のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)