今回の『駅【アーカイブ】』コーナーは、
滋賀県北東部、長浜市北部に位置する北陸本線の駅で、旧・木之本町の代表駅だった、
木ノ本駅 (きのもとえき。Kinomoto Station) の昔の様子です。
尚、駅舎の写真は一部を除き2005年撮影で、橋上駅舎化前かつ交流電化時代のものです。ご了承下さい。
駅名
木ノ本駅 (JR-A 05)
所在地
滋賀県長浜市 (旧:伊香郡木之本町)
乗車可能路線
JR西日本:北陸本線
隣の駅
米原方……高月駅
金沢方……余呉駅
訪問・撮影時
2005年7月
以前の駅舎です。西を望む。
2005年時点では年季の入った木造駅舎が東側にありました。
この直後に橋上化工事が行われ、翌2006年には和風デザインの橋上駅舎へと変わりました。
駅前(東側)は旧・木之本町の中心市街地です。
商業の中心は駅西側の幹線道路沿いで、ロードサイド店が立ち並んでいます。
また、約3km西には賤ヶ岳の戦いで有名な賤ヶ岳があり、賤ヶ岳リフトでアクセス可能です(乗り場まで約2.5km)。
駅名標です。
2005年も今もほぼ変化がないと思われます。
駅ナンバリング (JR-A 05) は併記されていません。
また、下には「北へ走れ新快速」「湖北の願いは直流化」とスローガンが書かれていましたが、後に実現しました。
電化や複線化など、スローガンが掲示されている駅は多いですが、実現した例は少ないです。
上り列車の車内より2010年撮影。米原方を望む。既に橋上駅舎化されています。
木ノ本駅は単式ホーム、島式ホームとも各1面、計2面3線の地平構造です。
左から1番のりば~3番のりばの順です。バリアフリーに対応しています。
米原駅から運行される『SL北びわこ号』は当駅が終点です。2番のりばで折り返します。
また、木ノ本駅から敦賀駅方面ですが、現在はトンネル主体の高規格な線路になっているものの、以前は単線非電化、全く別のルート(末期は「柳ヶ瀬線」)で福井県との県境を越えていて、新疋田駅の先で現在線ルートに合流していました。旧線跡の大半が道路転用されています。廃線跡探訪の記事はこちら。
あとがき
下車(乗車)時・・・2005年
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・なし
飲食チェーン店・・・なし
特に東京からの到達難易度がやや高いですが、北陸本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は木ノ本駅でも途中下車されてみて下さい!
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)