第1428回('21) 休日は電車が停車しない天王台駅常磐緩行線ホームを訪問して帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
前回の続き…
 
2021年6月11日、コロナ禍のさなかでしたが、会社カレンダーの都合もあり、感染対策を徹底した上で乗り鉄を実行しました。
行先は関東(主にまん延防止等重点措置が適用されている神奈川県・埼玉県・千葉県)で、4月に横浜で開業した都市型ロープウェイ『YOKOHAMA AIR CABIN』の乗車、駅名が変更された西武鉄道の多摩湖駅・西武園ゆうえんち駅への訪問、そして土休日に列車が停車しない天王台駅の常磐緩行線ホームへの訪問が主な目的でした。しかし、土休日の外出自粛が特に強く言われていたため平日の日帰り訪問とせざるを得ず、この全ての箇所を1日で回る強行日程になりました。
 
今回は終盤の内容です。
西武線の駅名が変更された駅を訪問後は、新秋津駅から武蔵野線で一気に千葉県の南流山駅へと移動しました。つくばエクスプレス線に乗り換えて流山おおたかの森駅へと移動し、夕食を済ませてから東武アーバンパークラインで柏駅へ。そしてJR常磐緩行線(常磐線各駅停車)に乗り継いで、土休日は電車が運行されないため停車する電車がゼロとなる緩行線の天王台駅で下車しました。
これで乗り鉄を終了として、常磐線快速→京浜東北線→東海道・山陽新幹線→JR神戸線を乗り継いで帰宅しました。
 
今回の日程 2021年6月11日  (金)   【その3】  
 
新秋津1453(武蔵野線)1540南流山1554(つくばエクスプレス)1556流山セントラルパーク1617(普通)1619流山おおたかの森1712(東武アーバンパークライン)1718柏1737(常磐緩行線)1746天王台1816(常磐快速線・快速)1850日暮里1854(京浜東北線)1906東京1930(東海道→山陽新幹線・のぞみ107号)2214新神戸2219(山陽新幹線・こだま879号)2228西明石2238(JR神戸線)2255加古川   
 
【帰宅】   
 
西武池袋線の秋津駅から商店街を歩いてJR武蔵野線の新秋津駅へとやって来ました。新秋津駅からは14時53分発の各駅停車・東京行きに乗車しました。前面が白く塗られている209系500番台8連で、私は先頭車両へ。車内は空いていたため、着席しました。道中は車窓風景を眺めつつ、スマホでこの後の行程を確認したりしていました。西船橋寄りの先頭車両は複数の主要駅において改札から遠くなるため、あまり乗客の流動が活発ではありませんでしたが、京浜東北線との接続駅である南浦和駅では多くの乗降があり、ほぼ全座席が埋まりました。しかし、その後の停車駅において下車客の方が多く、三郷駅を過ぎて江戸川を渡る頃には空席が目立つようになりました。その江戸川を渡ると千葉県に入り、最初の停車駅である南流山駅で私は下車しました。新秋津駅から47分の長丁場でした。南流山駅は以前にも訪問していたため、撮影は最小限にとどめました。
 
 

 

 
南流山駅では改札を出て、すぐに地下にある「つくばエクスプレス線」の南流山駅へと向かいました。ホームは混雑対策で10両分の長さに延伸されており、上りと下りで停車駅をずらして混雑緩和を図っています。また、ホームは両側に2両分延伸した結果、現在は従来からあったホームドアのうち後方2両分が未使用になってしまいましたが、8両分ある事になるため、将来に8両編成が導入されてもホームドアの未使用部分を使用再開するのみで対応が完了となります。したがって、南流山駅は8両対応がほぼ完了していると言えます。
 
 

 
南流山駅からは15時54分発の普通・守谷行きに乗車しました。車両は直流電化区間のみ対応のTX-1000系6連で、私は最後部車両に乗り込みましたが満席で、私はドア脇に陣取りました。道中は地下トンネルの側壁を眺めていましたがw、地上に出て開発途上の風景が見えてくると商業施設が現れ、列車は流山セントラルパーク駅に到着。私は下車しました。
 
 

 
流山セントラルパーク駅は2面2線の高架駅で、時間帯からして乗降客はあまり多くありませんでした。構内では露店が出ていましたが客はほとんどおらず、この後の帰宅時間帯が勝負でしょうか。また、駅前は開発されて綺麗な街並みになっていますが、前述のように駅前から少し外れると開発がまだまだ進んでおらず、畑や雑木林も残っています。
 
 

 
流山セントラルパーク駅では16時17分発の普通・つくば行きに乗車。今度は交流電化区間に乗り入れ可能なTX-2000系6連でした。最後部車両は先程の電車よりさらに乗客が多く、立客も一定数いましたが私は何とかドア脇のポジションを確保し、道中は車窓風景を眺めて次駅である流山おおたかの森駅で下車しました。
 
 

 

 
流山おおたかの森駅は東武アーバンパークライン(東武野田線)との乗換駅で、駅前が再開発されて新たな市街地が形成されています。南口駅前には巨大な商業施設「流山おおたかの森S・C」があります。私は全ての出入口を一通り撮影した後は駅へと戻り、高架下にある駅ナカ商業施設「TXグランドアベニューおおたかの森」へ。中にはフードコートがあり、「吉野家」で早目の夕食を済ませましたが、写真の「ライザップ牛サラダ」は、お米が入ってなかったのですね…。
 
 

 

 
夕食後は東武の改札口を通り、ホームを撮影してから17時12分発の下り普通・柏行きに乗車しました。60000系6連で、乗車した最後部車両は大半の座席が埋まっていました。私は疲れていたので着席し、道中は車窓風景を眺めましたが、畑もまだまだ残っていました。そして豊四季駅を発車して船橋方面からの線路が寄り添い、市街地に入ると6分の乗車で終点の柏駅に到着しました。東武の柏駅はスイッチバック構造で、頭端式ホームを有しています。
 
 

 
下車後は改札を出て、駅前を軽く散策しましたが、コロナ禍だからなのか、平日の夕方にもかかわらず駅前は人通りが少なかったです。
 
 

 
散策後はJR駅へと向かい、常磐緩行線ホームへ。17時38分発の下り各駅停車・取手行きに乗車して、天王台駅を目指します。取手行きは東京メトロ千代田線の16000系10連で、最後部車両に乗り込みました。大半の座席が埋まっていましたが着席して、道中は車窓風景を眺めて過ごしました。1駅目の北柏駅と2駅目の我孫子駅でほとんどの乗客が下車してしまい、車内はガラガラになってしまいました。そして車両基地である松戸車両センター我孫子派出所が終息すると電車は天王台駅に到着し、私は下車しました。中間車両からはそこそこの数の乗客が下車していました。
 
 

 
天王台駅ですが、歴史的経緯から小駅にもかかわらず快速停車駅になっています。そのため、複々線化当初より輸送力調整のため日中は当駅を含む我孫子~取手で緩行線列車が運転されていませんでしたが、2021年3月改正により、土休日は終日にわたり我孫子~取手での常磐緩行線列車の運転が取り止めになり、そのため緩行線ホームは平日の朝夕しか立入できなくなってしまいました。ゆえに、私は平日(金曜日)に緩行線で天王台駅を訪問した次第です。緩行線ホームには上りエスカレーターがありましたが、エレベーターはなくバリアフリーに対応していませんでした(快速線ホームにはEVあり)。また使用時間帯が短い事からホーム上に飲料自動販売機もありませんでした(快速線ホームにはあります)。
天王台駅は橋上駅舎を有していますが、国鉄時代の雰囲気が色濃く残っていました。駅前はそこそこ栄えていましたが、パークアンドライド用の月極駐車場やコインパーキングが多い印象でした。
 
 

 
これにて本日の降り鉄を終了として、帰宅の途につくとします。入場後は緩行線ホームではなく快速線ホームへと向かいましたが、この日の常磐快速線はトラブルがありダイヤが乱れていました。特にE531系で運転される土浦方面からの電車は大きく遅れていました。ホームで電車を待っていると、まず土浦方面からの電車がやって来ましたが、混雑していたためパスしました。まぁこの時点で快速線ホームの撮影がまだ終わっていなかったのでこの電車には乗れなかったのですが…。その後、ホームの撮影が終わるとすぐに取手始発の快速・上野行き(1890H)が到着しました。車両はE231系0番台10連+5連で、予想通り車内はガラガラでした。私は最後部車両に乗り込み、ロングシートに腰掛けました。
 
快速・上野行きは定刻より2分遅れの18時16分に天王台駅を発車しました。もう18時台ですが昼が長い6月だったため、道中はまだまだ車窓風景を楽しめました。柏、松戸、東京都内に入って北千住、南千住と、停車駅ごとに乗客が少しずつ増えましたが、一番乗客が増えたのが意外にも(?)三河島駅でした。都内でも乗車人員が少ない事で有名な三河島駅ですが、取手方に改札とホームを結ぶ階段があるという駅構造が要因かと思われます(すなわち、前方車両ではほとんど乗降がなかったと思われます)。三河島駅を発車後は大きく左へカーブして、2分遅れの18時50分に到着した日暮里駅で下車しました。
 
 

 
日暮里駅では跨線橋を通ってホームを移動し、18時54分発の京浜東北線南行・大船行きに乗り換えました。E233系1000番台10連で、乗車した最後部車両は半分程度の座席が埋まっていました。私は空席に座り、もう結構暗くなっていた事もあり道中は車窓に目をやりつつスマホを操作していました。そして私は東京駅で下車しました。
 
 

 
東京駅では一旦改札を出て、お土産を買って帰りの特急券を購入してから、JR東海の東海道新幹線専用改札口にて事前に購入していた『東京都区内→加古川』の往復乗車券(かえり券)と一緒に自動改札機に投入して入場しました。そして19時30分に発車する『のぞみ107号』岡山行きに乗車しました。JR東海所属のN700A16連で、私は先頭1号車自由席の2人掛け窓側E席を確保しました。コロナ禍で乗客は少ないだろう…と思っていましたが、東京駅発車時点で全ての窓側E席と一部の3人掛け窓側A席が埋まるレベルで、意外と多かった事に驚きました。
 
 

 
『のぞみ107号』は定刻に東京駅を発車しました。既に空が暗くなっていたため、私はスマホを操作し続けていました。途中の品川駅と新横浜駅では、相当数の人が乗ってきて、新横浜駅で私の隣席D席に男性が着席しました。また車内を見回すと、一部のB席を除きほぼ満席になり、デッキに立つ人も見られる有様でした。単純に移動する人が多くて乗車率が高いのか、列車本数を間引いているから結果として乗客が多くなったのか、真相は分かりませんが、まぁここまで多くなるとは思いもしませんでした…。まぁ、コロナ禍以前はもっと乗車率が高かったと思いますが…。
 
新横浜駅から先も私はスマホを操作していましたが、三島駅を通過した辺りから睡魔に襲われ、いつしか眠ってしまいました……。所々で一瞬目が覚めたりしたものの、京都駅発車後まで寝続けていました。目覚めてから車内を見回すと、私の隣席の男性客は既におらず、また半分近くの席が空いていました。名古屋と京都で相当数の人が下車したようです。そして新大阪駅でも多くの人が下車して、入れ替わりに乗車する人も少なく、車内は空席が目立つようになりました。山陽新幹線区間に入るとスマホを操作しつつ私は眠らないように頑張りw、何とか眠らずに新神戸駅で下車できました(22:14着)。
 
 

 
新神戸駅では数分後にやって来た後続の『こだま879号』三原行きに乗り継ぎました。九州新幹線直通用のN700系8連で、JR九州所属のR編成でした。私は最後部の自由席8号車へ。8号車は『みずほ』『さくら』運用時には指定席になる車両であるため、ゆったりとした2列+2列シートになっています。車内はガラガラでした。私は窓側席に着席し、道中は眠らないようにスマホを操作していました。そして9分の乗車で『こだま879号』は西明石駅に到着し、私は下車しました。
 
 

 
西明石駅で下車後は在来線ホームへと移動し、22時35分発の下り普通・網干行きに乗り換えましたが、列車がやって来たのは3分遅れでした。車両は223系8連で、私は先頭車両で着席しました。半分ほどの席が埋まっていました。今回も道中はスマホを操作し続け、眠らないように気をつけました。そして3分遅れのまま22時55分に到着した加古川駅では眠らずに下車できました。
 
 

 
既に遅い時間帯だったので、加古川駅で下車後はそのまま帰宅しました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません   
 
 
(参考:Wikipedia)