第1417回('21) 津山線を乗り鉄・降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2021年3月20日、この日は『青春18きっぷ』を利用して、岡山県東部を乗り鉄・降り鉄しました。
岡山駅以東の山陽本線と赤穂線の駅を全駅制覇するのが目的でしたが、それだけですと時間が余るため、津山線の駅も降り鉄していきました。
 
今回は前半の内容です。
いつものように早朝に出発し、早目に岡山入りするため姫路~岡山は山陽新幹線でワープしました。
岡山到着後は津山線の降り鉄を開始しましたが、本数が少なかったため訪問できた駅は少なかったです…。
  
今回の日程 2021年3月20日  (土)   【前半】
 
加古川535(JR神戸線)552姫路629(山陽新幹線・みずほ601号)650岡山701(津山線)704法界院736(普通)743玉柏821(普通)858建部930(普通)934福渡1024(上り快速ことぶき)1059岡山
 
【後半へ続く】
 
この日は4時過ぎに起きて、朝食を済ませてから自宅を出発して加古川駅へ。この日は晴れのち雨でしたが、まだ晴れていました。加古川駅では『青春18きっぷ』の3回目のスタンプが押され、5時35分発のJR神戸線下り一番列車である普通・播州赤穂行きに乗車しました。223系4連で、私は最後部車両の転換クロスシート窓側席に着席しました。窓側席がほぼ埋まる程度の乗車率でした。
まだ暗かったので道中はスマホを操作していました。そして5時52分に到着した姫路駅で、9割ほどの乗客と一緒に下車しました。
 
 

 
姫路駅では6時29分発の山陽新幹線下り『みずほ601号』鹿児島中央行きに乗り継ぐのですが、まだ時間があるため、一旦改札を出て駅前を軽く散策しました。明るくなっていたので姫路城も見えました。散策後は駅へと戻り、新幹線は「スマートEX」でチケットを予約していたのでICカードで入場し、新幹線改札も通過してホームへと上がりました。そして1号車自由席の乗車位置で10分以上待ちましたが、私を先頭に結構長い列ができていました。コロナ禍で人が少ないかと思っていましたが、多かったです。そして定刻通りに『みずほ601号』が入線しました。JR九州所属のN700系R編成8連で、私は先頭だったので真っ先に車内に入りました。半分程度の座席が埋まっていましたが、窓側席もいくらか空きがありました。私はすかさず2人掛けの窓側E席を確保しました。後続の客も次々と着席し、ほぼ満席になりましたが、私の隣席は偶然誰も来ませんでした。また、車内にはJR九州の広告がありましたが、福岡市出身の女優・奈緒さんが起用されていました。
 
 

 
久しぶりの山陽新幹線だったので、道中は車窓風景を眺めました。それにしても新幹線は速いです。列車はあっという間に岡山県に入り、21分の乗車で岡山駅に到着しました。私はここで下車しましたが、多くの下車客がいました。一方、岡山駅から乗車する人は少なかったです。
 
 

 
岡山駅下車後はすぐに改札を出て在来線改札へと回り、『青春18きっぷ』を提示して再入場しました。そして西端のホームへと向かい、7時01分発の普通・津山行きに乗車しました。キハ40系を期待していましたが、車両は超閑散ローカル線の主であるキハ120形2両編成でした。車内を見渡すとほぼ満席で、私はすぐに下車するため、道中は先頭にかぶりついて前面展望をしました。そして1駅目の法界院駅で下車しました。法界院駅は2000年に近くで下宿していた友人を訪ねるため利用して以来でしたが、20年以上経過しても駅の感じはあまり変わっておらず、国鉄時代の雰囲気が残っていました。但し、訪問時は有人駅でしたが、2021年6月1日から無人駅になる旨の案内が掲示されていました。近年、JR西日本では急速に中小駅の無人化を進めています。また、駅近くに複数の大学があるものの、駅前を見渡して学生街の雰囲気は感じられませんでした。
 
 

 

  
法界院駅では7時36分発の普通・福渡行きに乗車しました。キハ47形の2連で、途中の福渡止まりという事もあり、車内は空いていました。私は先頭車両のボックスシート進行方向窓側席に座り、道中は車窓風景を眺めました。すると、左側の丘の上にある岡山理科大学にあの「加計学園」の看板が! 数年前に加計学園の問題をニュースやワイドショーで散々報じていた時に、岡山理科大学が加計学園の学校である事を知りました。当時のニュースを思い起こしながら風景を眺め続けていると、列車が2駅目の玉柏駅に到着しました。私はここで下車しました。古い駅舎が残っていますが無人駅で、しかも駅舎の半分ほどが取り壊されて減築されたそうです。新しく建て替えるのもいいですが、昔の雰囲気を残す減築も良い方法だと思います。また、駅前に住宅は少なく、政令指定都市である岡山市にありながらローカル線の駅そのものでした。
 
 

 

 
玉柏駅からは8時21分発の普通・津山行きに乗車。単行のキハ40形を2両つないだ2連で、乗り込んだ先頭車両は大半の席が埋まっていました。私は空いているロングシートに座り、旭川の渓谷をしばし眺めていました。岡山のすぐ近くで絶景を堪能できました。そして3駅目の金川駅では対向列車との行き違いのため数分間停車する事を利用して、猛ダッシュで金川駅の降り鉄を敢行しました。小さな駅舎があり、駅員が配置されていましたが、金川駅も法界院駅と同様に6月から無人化される予定です。また、駅前は旧・御津町の中心部ですが、商店は少なかったです。
 
 

 

 
大急ぎで降り鉄を終えて車内に戻ると、数十秒後に列車が発車しました。水分補給をしながら引き続き車窓風景を眺めました。そして山越えをすると次駅の建部駅に到着し、私は下車しました。国鉄時代の雰囲気を残す駅で、1900年の開業当初からの古い木造駅舎が使用されています。駅前もローカルな住宅地ですが、この駅も岡山市内である事に驚きました。岡山市はどこまで市域を拡大したのでしょうか…。
 
 

 

 
建部駅では9時30分発の普通・津山行きに乗りました。キハ40形の単行で、車内は半分以上の座席が埋まっており、今度もロングシートに着席しました。道中は車窓風景を眺めて過ごし、旭川を渡ってから到着した福渡駅で下車しました。福渡駅は線内の主要駅ですが、無人駅で乗降客は少なかったです。福渡駅も木造駅舎が現役でした。駅前には昔ながらの商店街が延びていましたが、まだ9時台という事もあり、ひっそりとしていました。そして、朝は晴れていましたが、次第に雲が広がってきました。
 
 

 

 
まだまだ津山線の駅を訪問していきたいのですが、この日の主目的が山陽本線と赤穂線の降り鉄だったため、時間の関係で岡山へと引き返さねばなりません。
乗車したのは10時24分発の上り快速『ことぶき』で、キハ40形の2両編成でした。後方車両はキハ40 2134で、国鉄一般形気動車風の「みまさかノスタルジー」塗装でした。車内は混雑とまではいかないものの立客もいて、私は何とか2両目(みまさかノスタルジー)のドア脇を確保しました。座席などを見るのを忘れましたが、モケットの色や枕カバーも国鉄風に復刻していたようで、テーブルには栓抜きも復活させたそうです。
一方、キハ40形はキハ47形とは違い片開きドアなので、ドア部分のスペースが狭いです。できれば密を避けるために増結してほしかったです…。
道中はひたすら車窓風景を眺めて過ごしましたが、停車駅である金川駅と法界院駅でも乗客が増え、ドア付近が混雑してきました。そして終点の岡山駅には10時59分に到着しました。
 
 

 
次に乗る列車は11時24分発の赤穂線・西大寺行きで、それまでの25分間に昼食を済ませる事にしました。改札を出て、西口駅前にある「松屋」へ行きました。牛めしのセットを注文して、メニューが届いて生野菜にドレッシングをかけようとしたら、手がすべってしまい、味噌汁の上にドレッシングのボトルが落ちて味噌汁がひっくり返ってしまいましたww その際、女性店員さんに味噌汁を取り替えてもらい、事なきをえましたが、時間がないと焦ってしまった結果、こうなってしまいました…。しかし焦らないと列車に乗り遅れるので大急ぎで食事を済ませ、すぐに対応して下さった女性店員さんにお礼を言って店を後にしました。
 
 

 
退店後は小走りで岡山駅へと戻り、何とか発車1分前に列車に乗る事ができました。
 
この後は赤穂線と山陽本線の降り鉄を続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)