今回の【駅】コーナーは、
千葉県浦安市南西部の東京湾沿いに広がる東京ディズニーリゾート(TDR)の南東方、東京ディズニーシー(TDS)のメインエントランス前にある、TDRを一周するモノレール路線・ディズニーリゾートラインの駅、
東京ディズニーシー・ステーション駅
(とうきょうでぃずにーしー・すてーしょんえき。Tokyo DisneySea Station) です。
尚、一般には「駅」が省略された「東京ディズニーシー・ステーション」と案内されます。
駅名
東京ディズニーシー・ステーション駅 (駅番号なし)
所在地
千葉県浦安市
乗車可能路線・系統
舞浜リゾートライン：ディズニーリゾートライン
隣の駅
手前の駅……ベイサイド・ステーション駅
次の駅………リゾートゲートウェイ・ステーション駅
訪問・撮影時
2019年7月
東京ディズニーシー・ステーション駅は高架駅で、ホームの高架下に駅舎・改札口があります。出入口に段差はありません。
写真は北口で、東京ディズニーシーのパークエントランス・ノース側になります。
右後方がパークエントランス・ノースです。
後方にはバスターミナル・ノースとタクシーターミナルが設けられています。
写真は南西を望む。反対側には南口があります。
北口駅前です。北西を望む。後方に駅舎があります。
左前方にパークエントランス・ノースがあり、前方にバスターミナル・ノースとタクシー乗り場があります。
また、バスターミナル近くには園外に通じる歩行者用通路があり、園外から出入りできます。約500m北には浦安市運動公園があります。
こちらはパークエントランス・ノースです。南西を望む。
左手に駅があり、右手にバスターミナル・ノースがあります。
開園前は多くの人で行列ができます。私の訪問時は朝7時だったため、まだ人が少なかったです。
エントランスの先に見える建物は・「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」です。エントランスの上に駅降車ホームとホテルミラコスタを結ぶ通路が延びています。
こちらは南口です。北西を望む。北口と対称の造りになっています。
左側にはパークエントランス・サウスがあります。
パークエントランス・サウスの左側にはバスターミナル・サウスがあります。
南口駅前です。南西を望む。右手に駅舎があります。
右前方にパークエントランス・サウスがあり、前方にバスターミナル・サウスがあります。
左奥には東京ディズニーシーのアトラクションである「タワー・オブ・テラー」が見えます。
尚、南口側からは園外へ出られません。
高架下1階、駅舎内です。南東を望む。
中央に北口と南口を結ぶ通路があり、左側に入場改札が、右側に出場改札があります。
出場改札は駅員無配置で、改札内にインターホンが設置されています(と記憶しています)。
東京ディズニーシー・ステーション駅では入場と出場でコンコースが完全に分離されています。
通路右側にはインフォメーションとトイレ・多機能トイレ、コインロッカーがあり、左側には飲料自動販売機とコインロッカーがあります。
こちらは入場改札です。東を望む。
右手に出場改札があります。左後方が北口、右前方が南口です。
駅員が配置されており、右端の有人通路(幅広通路)沿いに窓口があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が設置されています。自動改札機に幅広通路はありません。
改札口の両側には自動券売機があり、ICカードチャージも可能です。
そして2階にある乗車ホームとの間には階段、上りエスカレーター、エレベーターが設置されています。
また、降車ホームと出場改札の間には階段・下りES・EVが設置されています。
トイレ・多機能トイレは改札内にありません。
尚、駅構内に売店・コンビニはありません。駅前にもありませんのでご注意下さい。
こちらは降車ホーム北端(リゾートゲートウェイ・ステーション方)にある「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」専用出口です。
ホテル利用客しか利用できません。左手前の壁面にインターホンが設置されています。
自動改札機が2通路あり、右側が幅広通路です。
改札口を通るとパークエントランス・ノースの直上に設置されている通路を経由して「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」へと至ります。
乗車ホームに設置されている吊下式駅名標で、電照式です。光源は不明です。
ミッキーマウスなどが描かれているかと思いきや実にシンプルでしたｗ しかしスッキリとしています。
世界中からの来園者に対応するためか、ディズニー社がアメリカの企業だからか、日本語より英語の方が上に書かれています。
また、ディズニーリゾートラインは片方向のみの運転ですから、手前の駅(ベイサイド・ステーション駅)は表示されていません。
尚、ディズニーリゾートラインに駅ナンバリングは設定されていません。
東京ディズニーシー・ステーション駅は相対式ホーム2面1線の高架構造で、南東～北西方向にホームが延びています。
ディズニーリゾートラインは環状線(単線)で、全列車が左回り(時計と反対回り)の一方通行です。次駅はリゾートゲートウェイ・ステーション駅になります。
ホーム番号は付与されていません。単線の線路の両側にホームがあり、右(西)が降車ホーム、左(東)が乗車ホームです。
ホーム有効長は約90mで、6両編成(全長84m)に対応しています。
ホームドアが設置されていて、多客対応のためホーム幅が非常に広いです。乗車ホームの方が広くなっています。
ちなみに、東京ディズニーシー・ステーション駅はディズニーリゾートラインの駅の中で最も乗車人員が多いです。
上屋(屋根)はホームと線路を完全に覆う形で設置されています。
ベンチは確認し忘れました。乗車ホームの端にあるかもしれませんが…。降車ホームには設置されていないと思われます。
乗車ホームと降車ホームは改札内で行き来できません。そして降車ホームのみに「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」専用出口があります。
写真は降車ホームより前駅のベイサイド・ステーション方を望む。
降車ホームからは東京ディズニーシーのエントランス内にあるディズニーシー・プラザを望めます。
私は東京ディズニーシーに行った事がないので、いつか行ってみたいですね…。
こちらは乗車ホームよりリゾートゲートウェイ・ステーション方を望む。
乗車ホームは幅が非常に広いです。
上の発車標には現在の運転間隔が表示されています。
乗車ホームよりベイサイド・ステーション方を望む。
1駅手前のベイサイド・ステーション駅とは結構距離があり、ベイサイド・ステーション駅は見えません。
右側一帯が東京ディズニーシーの敷地内です。
そして遠方(奥)には東京湾を望めます。
降車ホームにてリゾートゲートウェイ・ステーション方を望む。
左側が東京ディズニーシー、右側が立体駐車場です。
この先、バスターミナル・ノースの直上で右へカーブしますが、正面(写真奥)から左前方にかけて車両基地が見えます。カーブ後に車両基地の出入庫線が合流し、左手にTDRを運営するオリエンタルランドの本社を、右手に浦安市運動公園を見て北東へ走りますが、すぐに左へカーブして北西に進路を変えます。左手に舞浜アンフィシアターやディズニーアンバサダーホテルを観ながら走ると右手から京葉線が接近し、左へカーブして京葉線と並行するようになります。そして左手にイクスピアリを見て西北西へ走るとリゾートゲートウェイ・ステーション駅へと至ります。
あとがき
私が東京ディズニーシー・ステーション駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。東京都の全駅を訪問する目的の一環とは別に、都内に近い駅なので下車しました。この日は東京ディズニーランドや東京ディズニーシーへは行かずに、ただディズニーリゾートラインの降り鉄をしただけでしたｗ 駅前には東京ディズニーシーのメインエントランスがあり、早朝にもかかわらず多くの人が開園を待っていました。また、反対側(東側)は立体駐車場になっています。ちなみに、TDSは舞浜駅から徒歩でのアクセスに難があり、ディズニーリゾートラインでアクセスする人が多かったです。そのため、当駅は舞浜駅前のリゾートゲートウェイ・ステーション駅とともにホームが乗降分離されています。
新宿駅からですと中央線快速で東京駅まで行き、八重洲連絡通路を通って京葉地下ホームへ。京葉線列車(快速・各停)に乗車して舞浜駅で下車します。そして隣接するリゾートゲートウェイ・ステーション駅からディズニーリゾートラインの電車(全て左回り一方通行です)に乗車して3駅目で下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。八重洲連絡通路経由で京葉地下ホームへ行き、以降は上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅前にコンビニ、気軽に入れる飲食店はありません。最寄りのコンビニは約1.3km北西、舞浜駅の「ニューデイズ」になります。また、TDSへ行かれる場合は園内の店舗で飲食が可能です。TDSに入らない場合は必ず事前に用意して下さい。
大阪からの到達難易度もそう高くありません。
ディズニーリゾートラインを乗り鉄の際は、ぜひ一度は東京ディズニーシー・ステーション駅でも途中下車されてみて下さい！
そして東京ディズニーシーをご利用の際はぜひディズニーリゾートラインをご利用になり、東京ディズニーシー・ステーション駅も観察されてみて下さい！
(参考：ディズニーリゾートラインのHP、東京ディズニーリゾートのHP、Google地図、Wikipedia)