第1399回('20) 小田急小田原線を乗り鉄して神奈川県内の未訪問駅を降り鉄(1) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2020年11月21日~23日、2泊3日の日程で主に神奈川県の駅を降り鉄する旅に出かけました。宿泊は「GoToトラベル」を利用して割安に済ませられました。
また、新型コロナウイルス感染拡大の第3波が襲来しつつありましたが、いつもと同様にマスクの着用、アルコール消毒液の携帯といった新型コロナウイルス対策を講じた上で今回の旅行を決行しました。
 
今回は2日目前半の内容です。
この日は東京・御徒町のホテルを出発し、新宿駅から小田急小田原線に乗車しました。そして神奈川県内に相当数残っている未訪問駅を丸1日かけて順番に降り鉄していきました。未訪問駅は小田急相模原駅から小田原駅の全駅です。駅数はさほど多くありませんでしたが、思ったより時間がかかりました。
小田急線の乗り鉄・降り鉄には『1日全線フリー乗車券』(2,000円)を利用しました。
 
今回の日程 2020年11月22日  (日)   【前半】
 
御徒町449(京浜東北線)453神田501(中央線快速)515新宿527(小田急小田原線・急行)545登戸549(各停)615小田急相模原635(各停)638相武台前702(各停)704座間728(各停)732海老名808(各停)810厚木830(各停)831本厚木924(急行)927愛甲石田952(上り快速急行)954本厚木1043(下り急行)1050伊勢原1121(急行)1124鶴巻温泉
 
【後半へ続く】
 
この日も4時に起床して、朝食を済ませてからホテルをチェックアウトして御徒町駅へ。季節的にまだ真っ暗でした。また、前日にベルトがちぎれていたため、この日は店がオープンする朝10時までベルトなしでしのぐ必要があり、上着のインナーをズボンに入れて何とかずれないようにしましたw まぁ、一昔前まではインがダサいと言われていましたが、今は若者の間で流行っているようですね…。
御徒町駅では『Suica』で入場して4時49分発の京浜東北線南行、各停・大船行きに乗車しました。E233系10連で、前から3両目に乗り込みました。車内は比較的空いていたので着席してスマホを操作しました。そして私は2駅目の神田駅で下車しました。
 
 

御徒町駅にて撮影。
 
神田駅では中央線快速ホームへと移動して、5時01分発の快速・高尾行きに乗り換えました。2020年3月改正まで中央線快速系統の早朝・深夜の列車は各駅停車として運転されていましたが、今後実施される快速電車へのグリーン車導入(12両編成化)に関連して、現在は全時間帯において快速運転を行っています。車両はE233系10連で、私は最後部車両へ。ガラガラでした。着席してこの電車でもスマホを操作していました。次の御茶ノ水駅では多くの人が各駅停車からこちらへ乗り換えてきましたが、それでも半分の座席も埋まりませんでした。次の四ツ谷駅ではほとんど乗降がなく、私は新宿駅で下車しました。下車客よりも乗車する客の方が多かったです。
 
 

 
新宿駅では改札を出て小田急線のりばへと向かいました。自動券売機で『1日全線フリー乗車券』(2,000円)を購入してから入場し、5時27分発の急行・新松田行きに乗車しました。1000形10連で、私は最後部車両に乗り込みましたが既に満席でした。観光客はほとんどおらず、勤め帰りや遊びでの朝帰り風の人が大半を占めていました。私はドア脇に陣取り、道中は車窓風景を眺めていましたが、まだ夜が明けず暗かったです。途中駅での乗降はわずかで、乗車率が高い状態を維持したまま急行は多摩川を渡り神奈川県へ入ってすぐの登戸駅に到着。私はここで下車しました。
 
 

新宿駅にて撮影。
 
登戸駅では同じホーム反対側に停車していた各駅停車・本厚木行きに乗り継ぎました。車両は8000形6連+4連で、小田急では最古参の車両であり、また白と水色の完全な小田急色をまとった最後の通勤形車両でもあります。私が乗り込んだ最後部車両はガラガラで、私は着席しました。道中は明るくなりつつある外の景色を眺めながらスマホを操作していました。途中では下車せずにひたすらこの各停に乗り続け、この日の降り鉄1駅目に選んだのは相模大野駅の次の駅である小田急相模原駅でした(6:15着)。市名を称しているものの準急系以下しか停車せず、また市の外れにある駅前もそれなりに市街地化されていたものの、隣の相模大野駅と比較すると見劣りする印象でした。
 
 

 

 
小田急相模原駅では6時35分発の各停・本厚木行きに乗車。1000形10連で、最後部車両はガラガラでした。着席して水分補給をしながら車窓風景を眺めていると電車は相武台前駅に到着し、下車しました。以前工場があった名残で構内は広く、留置線が複数敷かれています。駅前はそこそこ発展していて、後に訪問した座間駅より賑やかな感じでした。また、南口駅前にはコンビニの「ファミリーマート」と「ローソン・スリーエフ」が並んでいますが、かつては「セブンイレブン」もあり、三大コンビニが横並びという異様な光景が見られましたが、現在はセブンが移転したため2軒となっています。
 
 

 

 
相武台前駅からは7時02分発の各停・本厚木行きに乗りました。3000形8連で、乗り込んだ最後部車両は半分程度の席が埋まっていました。道中は着席して車窓風景を眺めて過ごし、次駅の座間駅で下車しました。市名を名乗る駅ですが駅構内や駅前は小規模で、また乗降人員も同じ座間市内にある相武台前駅の半分以下となる2万人程度です。そして、駅前散策をしていると、朝食後に少し出ていたお腹がへこんできて、ベルトをしていないズボンが下へずれてくるようになりました。その度にズボンを上げてインナーを入れていました。
 
 

 
座間駅では7時28分発の各停・本厚木行き(1000形8連)に乗車しました。最後部車両は半分ほど空席があり、着席して水分補給をしつつ道中は車窓風景を眺めました。そして貨物線である相鉄厚木線をくぐり、左から相鉄本線が寄り添うと海老名駅に到着し、私は下車しました。大きな駅で、海老名検車区が併設されています。また相鉄本線の駅が併設されていて、JR相模線の駅とも自由通路で結ばれているため、乗換客も多かったです。そして駅前は再開発が進行しており、「ビナウォーク」や「ららぽーと海老名」などの商業施設があるため休日の昼間は多くの買物客で賑わいます。
また、海老名駅前には翌2021年、企業博物館である「ロマンスカーミュージアム」が開設される予定で、海老名はますます人気スポットになりそうです。
 
 

 

 
海老名駅を後にして、さらに西を目指します。8時08分発の各停・伊勢原行き(3000形8連)に乗車。最後部車両は満席で、私はドア脇で立席になりました。道中は車窓風景を眺めましたが、発車してすぐ沿線に田園が広がっていたのには驚きました。駅前だけが栄えている感じに見えましたが、郊外も徐々に開発が進んでいるようです。そしてJR相模線をオーバークロスすると電車は厚木駅に到着し、私は下車しました。出入口に最も近い最後部車両から相当数の人が下車したのは圧巻でした。厚木駅は海老名市にありながら「厚木」を名乗っており、これは品川駅など東京でよく見られるパターンです。また駅舎はJR線と共有しており、小田急が管理していました。駅前は相模川沿いに広がる郊外の住宅地といった感じでした。
 
 

 

 
厚木駅からは8時30分発の各停・本厚木行きに乗りました。3000形6連+1000形4連の10両編成で、関東の大手民鉄では少ない異形式同士が併結された編成でした。他社では京王で少数見られるほか、名鉄や近鉄では日常的に見られます。私は最後部車両(1000形側)に乗り込み、空いていたので着席しました。発車後すぐに相模川を渡り、厚木市に入るとすぐに終点の本厚木駅に到着しました。必然的に下車して、改札を出て駅前を散策しました。北口駅前は結構栄えていましたが、南口側は今一つ活気に欠ける印象でした。また、駅直結の商業施設「本厚木ミロード」内に「ユニクロ」がある事を確認して、10時の開店に合わせてベルトを購入する事にしました。歩き続けていると、ズボンのずれ幅がだんだん大きくなってきて、このままでは昼になると完全にずれ落ちてしまうのでは…と思ってしまいました…。
 
 

 

 
しかし時刻はまだ9時15分で、「ユニクロ」の開店まで時間があります。なのでもう一駅訪問する事にしました。乗車したのは9時24分発の急行・小田原行きで、1000形10連でした。構外区間で全駅において乗降者数が多い本厚木~新松田間は急行・快速急行とも各駅に停車します(新松田~小田原はの小駅が多く、急行が開成に停車するのみ)。最後部車両はほぼ満席で、行楽客が多い印象でした。大山(伊勢原)や箱根へ行く人が多いのでしょうか? 私はズボンが下がるのが嫌で空席を見つけて着席し、道中は水分を補給しながら車窓風景を眺めました。そして私は1駅目の愛甲石田駅で下車しました。郊外の駅ですが、結構賑やかで利用客が多かったです。また、遠方(北西)には丹沢の山並みが連なっているのが見え、神奈川県の西部へ来た事を実感しました。
 
 

 
愛甲石田駅を訪問後は、一旦本厚木駅へと戻ります。9時52分発の上り快速急行・新宿行きに乗車しました。車両は最新型の5000形10連で、ここでようやく5000形に乗車する事ができました。乗り込んだ最後部車両は半分ほどの席しか埋まっておらず、編成全体で見ても乗車率は低かったです。まぁこの先の停車駅で乗車率は上がるはずですが、新型コロナウイルスの影響で東京方面へ行く人が減っているかもしれません。逆に東京方面から郊外へ向かう観光客は多かったようですが…。私は着席して車内を見回しつつ車窓風景を眺めました。新型車両の車内は綺麗でした。そして約2分の乗車で快速急行は本厚木駅に到着し、私は下車しました。
 
 

 
下車時、ホームの直上にまたがる駅ビル「本厚木ミロード1」に直結するミロード改札から出ましたが、この改札は10時にならないと利用できませんでしたので、改札を出る際は少々待ちました。そして出場後は「本厚木ミロード1」内を歩き、渡り廊下(連絡通路)を通って「本厚木ミロード2」へ。開店直後だったため、途中、通路沿いの各店舗の店員さんが丁寧にお辞儀をしてくれました。私は「ユニクロ」へ直行しましたが、例年11月は感謝祭を行っているため、入店時に粗品(菓子)を頂きました。そしてすぐにベルトを購入して、その際に店員さんにタグを切ってもらいました。店外へ出てから私は人目もはばからずベルトを装着し、これでローライズ地獄から開放され、インナーもズボンの中に入れなくても大丈夫な状態になりましたw 
その後は駅前にある「ケンタッキーフライドチキン」へと向かい、早目の昼食を済ませました。乗り鉄の初期は判断を誤って昼食にありつけなかった事が何度かあったため、朝食が早い事もありますが昼食も早目に済ませるようにしています。まぁその方が待ち時間も少なくて済みますし、少しですが時間を有効に使えます。
 
 

 
昼食後は小田急線の乗り鉄・降り鉄を再開します。乗車したのは10時43分発の急行・新松田行きで、1000形10連でした。車内は観光客が多いかも…と思いきや、乗り込んだ最後部車両は意外と乗客が少なく、半分ほどの座席しか埋まっていませんでした。もう昼にかかるので行楽客の移動は一段落したのでしょうか? 私は着席して道中は車窓風景を眺めて過ごしました。先程下車した愛甲石田駅はパスしました。沿線風景が少しずつローカルな雰囲気になってきた所で市街地へ入ると電車は伊勢原駅に到着し、ここで下車しました。行楽客の下車が目立ちました。伊勢原駅はかつて大山ケーブルカーに乗るために下車した事があり、今回は改めて降り鉄しました。北口にはバスターミナルがあり、大山ケーブル行きのバス乗り場には紅葉が見ごろになっている大山への観光客が長蛇の列を作っていました。私ももう一度大山へ行きたいですが、もっと空いている時期に行きたいですねw また、南口側も市街地化されていて、イトーヨーカドーなどがあります。
 
 

 
 

伊勢原駅からは11時24分発の急行・新松田行きに乗車。3000形10連で、最後部車両は空いていて、私は着席して郊外風景を眺めて道中を過ごし、右側から山並みが近づいてくると鶴巻温泉駅に着きました。私はここで下車しました。南口が橋上構造で北口が地平構造と、変則的でした。北口の駅前が鶴巻温泉街だそうですが、住宅街に紛れていて分かりづらかったです。ちなみに鶴巻温泉といえば「元湯・陣屋(陣屋旅館)」で将棋のタイトル戦がよく行われている事で有名です。
 
 

 

 
私は鶴巻温泉には目もくれず、この後も小田急線を中心に乗り鉄・降り鉄を続けましたw
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)