牛込柳町駅【東京都】(都営大江戸線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都新宿区東部に広がる起伏に富んだ住宅街に位置する都営大江戸線の駅で、成城中学校・高等学校への最寄駅、そして駅近くには幸國寺、経王寺など、寺院が多く立地している
牛込柳町駅 (うしごめやなぎちょうえき。Ushigome-yanagicho Station) です。
 
 
駅名
牛込柳町駅 (E 04)
 
所在地
東京都新宿区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:大江戸線【都営大江戸線】 
 
隣の駅
都庁前方・光が丘方 (都庁前乗換)……若松河田駅 
飯田橋方・両国方………………………牛込神楽坂駅
 
訪問・撮影時
2019年12月
 
 

東口近くの大久保通り北側より西口方向を望む。右後方に東口があります。
手前(東)~奥(西)の道路は大久保通り(都道433号線)で、地下を都営大江戸線が走っていて直下に牛込柳町駅があります。この辺りの大久保通りは前方にかけて上り坂になっています。
すぐ先で左へ分かれる路地の左側に西口があります。大久保通りに面していないので分かりにくいです。
大久保通りの沿道にはビルやマンションが立ち並んでいますが、低層の建物も多く見られます。路地を入ると一戸建て住宅も見られます。
約400m西へ進むと若松町交差点に到達し、左折して新宿区道を250mほど西南西へ進むと、若松河田駅の東口に相当する若松口に到達します。
尚、牛込柳町駅には駅前広場が整備されておらず、バス停留所は後述の市谷柳町交差点付近の大久保通り沿いや外苑東通り沿いに設けられています。
 
 

暗くて分かりづらいですが、左側の三角屋根の建物が西口です。南を望む。
駅名のある柳町(市谷柳町)ではなく原町に所在します。地下の駅長事務室も原町にあります。
階段と上りエスカレーターの設備がありますが、エレベーターはありませんので要注意です(東口と南東口にあり)。
右隣には瑞光寺があります。
後方には大久保通りが東西方向に延びており、左側で西口前の路地が大久保通りに合流します。
 
 

西口前より西を望む。左手に西口があります。
奥へ延びる路地沿いは住宅街になっており、とても駅前とは思えない風景です。
すぐ先の左側には「原町みゆき保育園」があり、その先には案内放送でもアナウンスされる陸軍予備校を前身とする成城中学校・高等学校(男子校)があります。
また、この路地を西へ歩き、突き当たりを左折すると駅から400mほどで東京女子医科大学病院(東京女子医大病院)に到達します。最寄駅は西隣の若松河田駅ですが、当駅からも徒歩圏内です。
 
 

西口前より北を望む。後方に西口があります。
正面にコインパーキングが、その左側に歩行者用通路があり、その先には左右方向に大久保通りが延びています。
大久保通り以北も住宅街が広がっており、一戸建て住宅も多く見られます。商店は少ないです。
幸國寺や法身寺といった寺院も所在します。
 
 

西口前より東を望む。
右手に西口があります。左手には前述のコインパーキングと歩行者用通路があります。
路地を進むとすぐ下り坂になり、左からの大久保通りに合流します。
大久保通り沿いにはビルやマンションが立ち並んでいます。
 
 

西口前の路地と大久保通りの合流地点にて東を望む。
右後方へ路地が延びており、西口があります。
手前(西)~奥(東)の道路は大久保通りで、地下を都営大江戸線が通っており前方にかけての地下に牛込柳町駅があります。
大久保通りは下り坂になっていて、写真奥の市谷柳町交差点を谷底に再び上り坂になっています。
下り坂の途中、コンビニの先で左への路地を入ると東口があります。
大久保通り沿道にはビルやマンションが立ち並んでいますが商店は多くありません。
 
 

牛込柳町駅の東側に位置する市谷柳町交差点より西を望む。
交差点の東側および南西側の一部が駅名の由来となった市谷柳町で、西側は原町となっています。
手前(東)~奥(西)の道路は大久保通りで、地下を都営大江戸線が走っていて前方にかけての地下に牛込柳町駅があります。
左(南)~右(北)の道路は外苑東通り(都道319号)です。
交差点から西に向けての大久保通りは上り坂になっています。沿道にはビルやマンションが立ち並んでいますが、商店は多くありません。
すぐ先にあるコンビニの手前で右への路地を入ると東口があります。また、交差点南東角(左後方)から外苑東通りを少し南下すると南東口があります。
そして、約100m進むと左へ路地が分かれており、その路地を少し進むと西口に到達します。
 
 

市谷柳町交差点から大久保通りを少し西へ進むとコンビニの手前で北へ分かれる路地があり、路地右側の2つ目のビル1階に東口があります。
こちらも大久保通りから外れており、分かりにくいです。東口は階段のみの設置です。
また、突き当たりを右折すると同じビル1階にあるエレベーター出入口に到達します。
写真は北を望む。
 
 

こちら(写真右)は東口のエレベーター出入口です。東を望む。
右後方に東口と大久保通りがあります。右側の地下鉄マークの先に東口エレベーター出入口があります(写真では見えませんが…)。
さらに進むと外苑東通りとの交差点に差し掛かります。
 
 

市谷柳町交差点より東を望む。
手前(西)~奥(東)は大久保通りで、地下を都営大江戸線が走っていて後方にかけての地下に牛込柳町駅があります。左後方には東口が、右後方の離れた場所には西口があります。
左(北)~右(南)の道路は外苑東通りです。交差点の先の外苑東通り東側歩道沿い(写真右外)に南東口があります。
交差点から東に向けての大久保通りも上り坂になっています。こちらも沿道にはビルやマンションが立ち並んでいますが、商店は交差点西側以上に少ないです。
一帯は住宅街で、路地を入ると一戸建て住宅も見られます。
また、交差点のすぐ先の左側に柳町交番が、約250m先の左側に新宿区立市谷小学校が、そして約350m先の信号交差点を左折して100mほど北へ進むと新宿区立牛込第一中学校があります。
 
 

市谷柳町交差点より南を望む。
左(東)~右(西)の道路は大久保通りで、右側にかけての地下に牛込柳町駅があります。
手前(北)~奥(南)の道路は外苑東通りで、少し先の左側に南東口があります。
外苑東通りは拡幅事業中で、用地買収が進行しています。近い将来に本格的な工事が開始されるのでしょうか?
そして外苑東通り沿いは平坦で、沿道にはマンションやビルが立ち並んでいますが商店は少ないです。
路地を入ると住宅街で、多くの一戸建て住宅が見られます。
正面遠方に見える高層ビルはタワーマンション「ザ・センター東京」です。「ザ・センター東京」のすぐ南東側には防衛省市ヶ谷地区があります。
 
 

写真正面、市谷柳町交差点南東角の外苑東通り沿いに南東口があります。東を望む。
出入口は平屋建てで、中央に階段が、右側にエレベーターがあります。左側には「みずほ銀行」のATMがあります。
両隣のビルはどちらも幅が狭いのが印象的です。
手前を左右方向(南北方向)に延びる道路は外苑東通りで、左側に市谷柳町交差点があります。
 
 

市谷柳町交差点より北を望む。
手前(南)~奥(北)の道路は外苑東通りで、右後方に南東口があります。
左(東)~右(西)の道路は大久保通りで、左側にかけての地下に牛込柳町駅があり、すぐ近くに東口もあります。
こちら側も外苑東通りは拡幅事業中となっています。すぐ先で左への路地を入ると東口エレベーター出入口に到達します。
北側も外苑東通り沿いは平坦で、沿道にはマンションやビルが立ち並んでいますが南側と比較すると密集度が低いです。商店は少ないです。
路地を入ると一戸建て住宅が多く見られます。
約300m先に晴和病院、約500m先に牛込保健センターがあり、保健センター前から西への路地を100mほど進むと新宿区立漱石山房記念館があります。
 
 

 

地下1階にある改札の様子です。上写真は西を、下写真は北を望む。牛込柳町駅の改札口はこの1ヶ所のみです。
上写真の前方に西口(階段・上りES)が、後方に東口と南東口(ともに階段・EV)があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が4通路あり、左端の優先通路(幅広通路)沿いに窓口があります(AEDあり)。改札正面(下写真奥)には壁画アートが展示されています。
改札口の左手前には自動券売機があります。トイレ・だれでもトイレと駅長事務室は改札内に設置されています。
そして地下3階ホームとの間は階段2ヶ所、上りエスカレーター、エレベーターで結ばれています。それぞれの階段には独立した地下2階踊り場があります。東側(右側)の階段は地下2階踊り場~地下1階改札階のみ上りESが併設されています。これは以前紹介しました若松河田駅と同じ構造です。
尚、牛込柳町駅に売店・コンビニは一切ありません。ご注意下さい。これはミニコンビニのある若松河田駅との違いとなっています。
 
 

外回り2番線側(飯田橋・両国方面)の側壁に設置されている駅名標です。電照式です。
都営地下鉄の標準デザインで、上下に都営大江戸線のラインカラー(マゼンタ)が表示されています。
駅ナンバリングも表示されています (E 04)。
そして駅名標の下部には列車接近表示灯があります(写真は点灯状態)。
 
 

牛込柳町駅は島式ホーム1面2線の構造で、地下3階にあります。概ね東西方向にホームが延びています。
左(南)が1番線で内回り都庁前行き(光が丘方面、六本木方面は都庁前駅で乗換)、右(北)が2番線で外回り飯田橋・両国方面です。
ホームは8両対応で、ホームドアが設置されています。駅の規模に比例してホーム幅はやや狭く、階段部分は特に狭いです。
また、大江戸線の車両規格が小さい関係もあり、ホームの天井が低くなっています。
ホームにはベンチ、飲料自動販売機、「東京水」が飲める冷水器が設置されています。
写真は1番線より都庁前方(西)を望む。
 
都庁前方はこの先、都電13系統が走っていた大久保通り地下を西へ走り、緩やかに右へカーブしたのち若松町交差点で左へカーブして、こちらも都電13系統が走っていた新宿区道地下を西南西へ走ると若松河田駅へと至ります。
 
一方、飯田橋方はこの先、都電13系統が走っていた大久保通り地下を左へ右へカーブしながら東へ走り、やがて進路を東北東へ定めるとカーブは減少します。そのまま東北東へしばらく進むと牛込神楽坂駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が牛込柳町駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は大江戸線の多くの駅と同じくコンパクトな構造でした。駅前は閑静な住宅街ですが起伏に富んでおり、坂道が多い印象でした。また、駅前で大久保通りと外苑東通りが交差しており、車の交通量は多かったです。
 
新宿からですと新宿西口駅から都営大江戸線の外回り電車(飯田橋・両国方面)に乗り当駅下車です。大江戸線には新宿駅からは乗らないで下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車、山手線内回りor京浜東北線北行に乗り換えて御徒町駅で下車します。そして隣接の上野御徒町駅から都営大江戸線の内回り電車(都庁前行き)に乗り当駅下車です。もしくは新幹線を品川駅で降り、山手線外回りで新宿駅まで行き、隣接する新宿西口駅から都営大江戸線飯田橋方面電車に乗車しても到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅近くに複数のコンビニがあり、駅前にスーパー「よしや」もあります。一方、気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店は「サイゼリヤ」くらいで、カフェも少ないです。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。都営大江戸線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は牛込柳町駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)