第1351回('20) 新幹線で東京へ。羽田空港で改称された各駅を訪問 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
2020年3月20日~22日の3連休は、
新型コロナウイルス感染拡大による混乱のさなか、2泊3日の日程で東京遠征を敢行しました。
年初めから仕事など多忙な日々が続いたこともあり、これが2020年初めての乗り鉄となりました(乗り鉄以外の所用では既に鉄道を利用しています)。
 
新型コロナウイルス感染拡大による自粛ムードが広がっていて、今回の乗り鉄をすべきか否か最後まで迷いましたが、
列車内での感染例が見られなかった事、今回の私の乗り鉄での主な活動内容が「降り鉄」で、気密性の高い列車内より気密性の低い駅での滞在時間の方が長くなる事、そしてマスクやアルコール消毒液を用意した上で手洗いなどの対策を行う事により、実行に至りました。
しかし、東京都ではその後感染者数が急増した事から、今回遠征を強行したのは失敗だったかな…と思ったりもしています…。
 
三連休の東京は、天気も良く思ったより外出している人が多くて驚いた一方、観光客は少なく外国人はほとんど見られませんでした。
宿泊したホテルも半分以上は空室でした。
 
今回は初日(3月20日。春分の日)序盤の内容です。
いつものように早朝から新幹線で東京(品川)入りして、今回は京急で羽田空港方面へ。現地では3月14日に改称された京急と東京モノレールの各駅を訪問していきました。
ちなみに羽田空港は国内線中心の空港ですが、利用客は少ない印象でした。
 
今回の日程 2020年3月20日  (金・祝)    【その1】
 
加古川520(JR神戸線・704M)536西明石601(東海道山陽新幹線・のぞみ80号)843品川859(京急本線)916大森海岸924(本線)930京急蒲田935(空港線・エアポート急行)941天空橋952(エアポート急行)954羽田空港第3ターミナル1029(東京モノレール)1031天空橋1042(東京モノレール下り)1046新整備場1058(東京モノレール)1100羽田空港第1ターミナル1221(東京モノレール・空港快速)1222羽田空港第2ターミナル/羽田空港第1・第2ターミナル
 
【その2へ続く】
 
この日は4時に起床し、朝食を済ませてから自宅を出発しました。前日は悪天候でしたが、この日は天気が回復していました。
加古川駅では予め用意していた『加古川→東京都区内』の往復乗車券(ゆき券)で入場し、5時20分発のJR神戸線上り1番列車(704M普通米原行き)に乗車しました。この列車は3月改正以前は704Kでした。223系4連+8連の12両編成で、私は前から10両目の(8連側)の扉横補助席に座りました。三連休の初日早朝は旅行客が多く乗っているはずなのですが、新型コロナウイルスの影響でその姿はあまり見られませんでした。そしてコロナウイルスに関して前日に吉村大阪府知事が3連休の間は大阪府と兵庫県の間の往来を控えるように要請した影響もあり、地元客も少ない印象でした。
道中はスマホを操作して過ごしつつ、途中駅での乗降の様子を観察していましたが、やはりどの駅も乗降が普段より少なかったです。そして16分の乗車で電車は西明石駅に到着し、下車しました。
 
 

 
西明石駅では新幹線乗換改札を通って新幹線ホームへと向かいましたが、この日の乗車列車はいつもの上り12番のりばと違い、下り11番のりばからの発車でした。乗車したのは6時01分発『のぞみ80号』東京行きで、JR東海所属のN700a系16連でした。以前は6時00分発の『のぞみ100号』でしたが、ダイヤ改正により号数が変更となり、さらにスピードアップも関係して時刻も変更になりました(以前・西明石600発~東京853着、現在・西明石601発~東京851着)。
私は1号車自由席に乗り込み、窓側E席に座りましたが乗客は少なく、発車時点で5人ほどしかいませんでした。三連休初日は西明石の時点でE席が埋まる事も珍しくなかっただけに驚きでした。ちなみに新型コロナウイルスの影響により新幹線の乗客も激減していて、JR東海・西日本は前日の19日より東海道・山陽新幹線の一部臨時列車の運転を取りやめています。
 
 

 
『のぞみ80号』は定刻通りに西明石駅を発車しました。既に明るくなっていたので私は久しぶりに車窓風景を眺め続けました。途中の新神戸駅、新大阪駅、京都駅では少しずつ乗客が増えましたが、それでもE席に空きが残っていました。また、自由席では車掌による検札が実施されるのですが、乗客との接触を避けるためか、行われませんでした。この検札はリスクを冒してでも実施すべきと思うのですが、ウイルスのせいで中止する程度であれば今後も検札はする必要はないと思ったりもしました…。
 
その後、名古屋駅では乗車より下車の方が多く、ガラガラのまま東京へと駆け抜けました。途中、富士山が綺麗に望めたので久しぶりに写真撮影しました。
 
 

 
新横浜駅では一定数の下車があり、さらにガラガラになって多摩川を渡り東京都へと入りました。そして私は東京駅まで乗り通さずに、8時43分に到着した品川駅で下車しました。
 
 

 
品川駅下車後はのりかえ改札を通り、在来線の山手線ホームと京浜東北線ホームへと向かい、それぞれ駅名標を撮影しました。3月14日に高輪ゲートウェイ駅が開業し、駅名標の隣駅表示が「田町」から「高輪ゲートウェイ」に変更されていたので改めて撮影しました。
 
 

 
その後は京急との乗換改札を通過して、京急本線は8時59分発の普通・浦賀行きに乗車しました。1000形6連で、私は最後部車両に乗り込みましたが、空席はあったものの中途半端に席が埋まっていて私はドア脇での立席を選択しました。ちなみに私の東京遠征時、この列車を含めて東京・首都圏を走るほぼ全ての列車において、換気のために窓が少しずつ開いていました。気温もそこそこ高かった事もあり、閉める人は見られませんでした。

道中は車窓風景を眺めていましたが、2駅目の新馬場駅で多くの人が下車したため、私は空席に座って改めて車窓風景を眺めました。途中の鮫洲駅では優等列車を待避するため数分間停車しましたが、その時間を利用して14日の改正で副駅名「鮫洲運転免許試験場」が追加された駅名標を撮影しました。その後もガラガラの車内から車窓風景を眺め続け、今回は大森海岸駅で下車しました。この駅も14日の改正で副駅名「しながわ水族館」が追加されたため、駅名標を撮影しました。また、大森海岸駅は2019年に一度訪問したのですが、その時は駅に中国からと思われる外国人観光客が殺到して駅前などの写真をまともに撮影できなかったため、今回はそのリベンジ訪問でした。新型コロナウイルスの影響でさすがに外国人観光客の姿は見られず、撮影はスムーズに終わりリベンジ成功となりました。
 
 

 
大森海岸駅では後続の普通・浦賀行きに乗車(9:24発)。1500形6連で、乗車した最後部車両はガラガラでした。私は着席して、水分補給をしながら車窓風景を眺めました。そして私は京急蒲田駅で下車しました(9:30着)。
 
 

 
京急蒲田駅では3階ホームから2階ホームへと下り、9時35分発のエアポート急行・羽田空港第1・第2ターミナル行きに乗り換えて空港線を乗り鉄・降り鉄します。エアポート急行は1000形6連で、私は最後部車両へ。大半の座席が埋まっており、私はドア脇に陣取り車窓風景を眺めていました。そして私は9時41分に到着した天空橋駅で下車しました。当駅は以前に訪問済みですが、隣駅の羽田空港国際線ターミナル駅が14日に「羽田空港第3ターミナル駅」へと改称されたため、駅名標を撮影するために途中下車した次第です。
 
天空橋駅では改札を出ずに後続のエアポート急行に乗りました。1000形6連で、乗車した最後部車両は満席でした。私はドア脇でスマホを操作して道中を過ごし、今度は羽田空港第3ターミナル駅で下車しました。当駅も羽田空港国際線ターミナル駅時代に訪問していたのですが、駅名が改称されたので改めて訪問しました。駅名標を撮影してから改札を出ましたが、新型コロナウイルスの影響で国際線は搭乗率が激減しており、その影響で第3ターミナルビル(旧・国際線ターミナルビル)もガラガラで、閑古鳥が鳴いていました…。
 
 

 

 
その後は駅前を撮影してから東京モノレールの羽田空港第3ターミナル駅へ。モノレール駅も以前は「羽田空港国際線ビル」駅でしたが14日に改称され、モノレールと京急で駅名が揃いました。
 
 

 
私は駅名ばかりかデザインまで一新された駅名標を撮影の上、10時29分発の普通・モノレール浜松町行きに乗車しました。2000形6連で、乗り込んだ最後部車両は空いていましたが、中途半端に席が埋まっていたので私はドア脇に陣取り、地上区間では車窓風景を眺めました。そして電車が地下に入ると天空橋駅に到着しました。下車後は京急駅訪問時と同様に駅名標を撮影しました。その後は羽田空港方面へ折り返すため一旦改札を出て駅前風景を眺めました。再開発で駅前に複合施設ができるとの事ですが、現在は工事たけなわでした。
 
 

 
天空橋駅からは10時42分発の下り普通・羽田空港第2ターミナル行きに乗車。最新の10000形6連で、最後部車両はガラガラで着席しました。快速と違い普通は比較的空いている事が多いのですが、それにしても異常な乗車率の低さに驚きました。道中は水分補給をしつつ、地下区間ではスマホを操作し、地上区間では車窓風景を眺めて過ごし、今度は2駅目の新整備場駅で下車しました。当駅も以前に訪問済みで、駅名標だけを撮影して改札を出ずに後続電車を待ちました。
 
新整備場駅では10時58分発の普通・羽田空港第2ターミナル行きに乗りました。古参の1000形6連で、乗車した最後部車両はやはりガラガラでした。道中は着席してスマホで第1ターミナルの飲食店を検索しました。そして2分の乗車で羽田空港第1ターミナル駅に到着し、下車しました。当駅も「羽田空港第1ビル駅」から改称されたので、いの一番に駅名標を撮影しました。
 
 

 

 
その後は改札を出て、国内線も搭乗率が低いためいつもより人が少ない第1ターミナルビルを南端まで歩き、3階にある「吉野家」で昼食を済ませました。店員が少ないのか、先にレジで注文してから商品を受け取るセルフサービスのシステムが合わないのか、レジには行列ができていました。「うまい、安い」は従来と同じですが、この店舗において「早い」は偽りでした…。
 
 

 

 
昼食後は第1ターミナルビルを出て、地上を歩いて第2ターミナルビルまで移動しました。その際、第1、第2の両ターミナルビルを撮影しました。第2ターミナルビルに到着後は京急の羽田空港第1・第2ターミナル駅に並行して設置されている地下通路を歩き、第1ターミナルビルに戻りましたが、この通路にある動く歩道はメンテナンスのためか利用者が少ないためか理由を確認し忘れましたが、停止していて通行できませんでした。
 
 

 
その後は東京モノレールの羽田空港第1ターミナル駅から12時21分発の空港快速・羽田空港第2ターミナル行きに乗車しました。1000形6連で、ガラガラの最後部車両に乗り込みましたが、私の他にも当駅から乗車した人がいました。まぁ、趣味でもない限りこの1区間を利用する人はそうそういないかもしれませんが…。道中は水分補給に専念し、すぐに到着した終点の羽田空港第2ターミナル駅(旧・羽田空港第2ビル駅)で下車しました。駅名標を撮影してから改札を出ました。
 
 

 

 
東京モノレールの改称駅を制覇した後は、京急の羽田空港第1・第2ターミナル駅へ。こちらは結構な数の乗降客がいましたが、それでも3連休初日にしては少ないかもしれません。入場してホームへと移動し、駅名標を撮影してから当駅始発の電車に乗って羽田空港を後にしました。
 
 

 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)