住吉駅【東京都】(都営新宿線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都江東区北部の住宅街に位置する都営新宿線の駅で東京メトロ半蔵門線との乗換駅、そして駅東側には猿江恩賜公園が広がり、北へ歩くと錦糸町エリア南部も徒歩圏内である、
住吉駅 (すみよしえき。Sumiyoshi Station) です。
 
尚、東京メトロ半蔵門線の駅につきましては以前UPしました⇒記事はこちら
 
 
駅名
住吉駅 (S 13)
 
所在地
東京都江東区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:新宿線【都営新宿線】
 
隣の駅
新宿方………菊川駅
本八幡方……西大島駅 
 
乗換可能駅
東京メトロ:半蔵門線……住吉駅まで徒歩4分
 
訪問・撮影時
2019年2月
 
 

住吉駅の真上にある住吉二丁目交差点より西を望む。
手前(東)~奥(西)の道路が新大橋通り(都道50号線)で、地下を都営新宿線が通っています。
右(北)~左(南)の道路が四ツ目通り(都道465号線)で、地下を東京メトロ半蔵門線が通っています。
交差点の先、左側にA1出入口が、右側にA2出入口があります。そして交差点の手前右側にA3出入口が、左側にA4出入口があります。
そして四ツ目通りの南方向(西側歩道沿い)の少し離れた位置にB1出入口が、北方向(西側歩道沿い)にB2出入口があります。
尚、A1~A4出入口にはエレベーターがなく、B1、B2出入口の設備を利用する形になります。
ちなみに住吉駅では「A」を冠する出入口が東京都交通局管理となっていて、「B」を冠する出入口は東京メトロ管理です。
駅から西側の新大橋通り沿いにはビルや集合住宅が立ち並んでいますが、一戸建て住宅も残っています。商店はあまり多くありません。
新大橋通りを離れると住宅街になります。町工場など中小企業も多く立地しています。
そして住宅街の道路網は碁盤の目状になっていて、比較的整然としていますが、広い道路は少なく一方通行規制も多いです。
 
 

住吉二丁目交差点より東を望む。
手前(西)~奥(東)の道路が新大橋通りで、右(南)~左(北)の道路が四ツ目通りです。
交差点の先、左側にA3出入口が、右側にA4出入口があります。そして交差点の手前右側にA1出入口が、左側にA2出入口があります。
そして四ツ目通りの南方向(右側)にB1出入口が、北方向(左側)にB2出入口があります。
駅から西側の新大橋通り沿いには背の高いビルが少なく、広々とした印象です。住宅、商店とも少ないです。
少し先に森が見えますが、交差点の約100m東、新大橋通りの両側に猿江恩賜公園の敷地が広がっています。新大橋通りの北側が北園、南側が南園です。園内には野球場やテニスコートもあり、南園の東側にはコンサートホールの江東区江東公会堂(通称:ティアラこうとう)があり、テレビ朝日の番組「題名のない音楽会」の収録はここで行われています。
尚、猿江恩賜公園の敷地は東西方向に300mほどあり、南北方向も550mほどあります。そして猿江恩賜公園の東側で新大橋通りは横十間川を渡り、川の東側はほぼ東隣の西大島駅の駅勢圏になってしまうため、住吉駅では駅東側地域の地元利用が少ないのが特徴です。
 
 

住吉駅の南東側出入口に相当し、猿江恩賜公園南園や「ティアラこうとう」の最寄りであるA4出入口です。南西を望む。
出入口は立派な建物ですが、年代を感じさせます。歩道と接続して段差が発生しないように工夫していますが、この出入口にはエレベーターの設備はありません。
尚、住吉駅には駅前広場はなく、バス停留所は住吉二丁目交差点の西側の新大橋通り沿いと北側の四ツ目通り沿いにあります。
また、出入口の前にはピザ屋があります。
 
 

住吉二丁目交差点より北を望む。
左(西)~右(東)の道路が新大橋通りで、手前(南)~奥(北)の道路が四ツ目通りです。
新大橋通り沿いの交差点左側にA1出入口(手前)、A2出入口(先)が、右側にA3出入口(先)、A4出入口(手前)があります。そして交差点の前方左側の四ツ目通り沿いにB2出入口が、後方(背後)左側の四ツ目通り沿いにB1出入口があります。
四ツ目通り沿いにはビルやマンションが立ち並んでいますが、商店は少ないです。そして猿江恩賜公園に近い通りの右側(東側)は低層の建物ばかりです。
遠方には東京スカイツリーが見えます。
この四ツ目通りを北へ800mほど進むと錦糸町駅前に着きます。
また、路地を入ると住宅街が広がっています。
 
 

住吉二丁目交差点より南を望む。背後に住吉二丁目交差点があります。
交差点を左(東)~右(西)に交差する道路が新大橋通りで、手前(北)~奥(南)の道路が四ツ目通りです。
新大橋通り沿いの交差点右側にA1出入口(南側)、A2出入口(北側)が、左側にA3出入口(北側)、A4出入口(南側)があります。そして少し離れた前方右側の四ツ目通り沿いにB1出入口が、交差点北側の四ツ目通り沿いにB2出入口があります。
駅南側も四ツ目通り沿いにはビルやマンションが立ち並んでいますが、商店は少ないです。猿江恩賜公園日かい通りの左側(東側)は、やはり低層の建物ばかりです。
この四ツ目通りを南へ進むと東京メトロ東西線の東陽町駅前に着きますが、距離は約2.2kmと徒歩移動には難があります。
また、こちらも路地を入ると住宅街になっています。
 
 

1番線新宿方面ホームに面した改札の様子です。地下2階にあります。
南口に相当しますが、改札内にホーム間の連絡通路はなく、新宿方面ホームにしか繋がっていないので要注意です。すなわち東行と西行で改札が分離された状態です。
正面左手の階段・エスカレーター(以下・ES)を上ると地下1階コンコース(A1~A4出入口あり)を経て2番線本八幡方面の改札や半蔵門線の住吉方面改札、B2出入口へと抜けられます。そして背後には半蔵門線の猿江方面改札とB1出入口(エレベーターあり)があります。ちなみに半蔵門線とは改札外連絡となります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端に窓口兼有人通路があります。
改札口の右手前には自動券売機があります。
通常のトイレは地下1階改札外コンコースに、だれでもトイレは改札内の1番線ホームにあります。
尚、住吉駅構内には売店、コンビニはありません。ご注意下さい。
改札の正面は1番線ホームで、段差はありません。地下1階コンコースがバリアフリー非対応なので、車いすで1番線ホームと駅外を移動する場合は南端のB1出入口のエレベーター(以下・EV)を利用する必要があります。
 
 

こちらは2番線本八幡方面ホームに面した改札の様子です。
1番線側と同じく地下2階にあります。北口に相当します。
正面右手の階段・ESを上ると地下1階コンコース(A1~A4出入口あり)を経て1番線新宿方面の改札や半蔵門線の猿江方面改札、B1出入口へと抜けられます。そして背後には半蔵門線の住吉方面改札とB2出入口(EVあり)があります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端に窓口兼有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機があります。
通常のトイレは地下1階改札外コンコースに、だれでもトイレは改札内の2番線ホームにあります。
ちなみに改札の正面は2番線ホームで、段差はありません。
 
 

そして、1番線と2番線の間、都営新宿線ホームの真上に相当する地下1階には改札外コンコースが広がっています。元々この地下1階に改札があり、改札内で1番線と2番線を行き来できたのですが、2003年の半蔵門線駅開業を機に、乗換の便宜を図るべく改札がホームと同じ地下2階へと移動し、番線ごとに分離された現在の形態へと変更されました。
地下空間ゆえに元改札のコンコース空間を撤去する事も容易ではなく、現在は広いスペースを持て余し気味です。
地下1階コンコースにはA1~A4出入口がありますが、いずれもバリアフリー非対応です。
そして南側に1番線改札や半蔵門線猿江方面改札への、北側に2番線改札や半蔵門線住吉方面改札への階段・ES(上下方向)があります。
また、コンコースの南東側(正面右手)にはトイレと多機能トイレ(オストメイト対応・車いす非対応)があります。
 
 

ホーム側壁に設置されている駅名標です。電照式(行灯式)と思われますが点灯していません。
横長のタイプで、都営新宿線のラインカラー(リーフ=黄緑)は駅ナンバリングを囲む「○」と背後の側壁の帯で使用されています。
また、駅ナンバリングも併記されています (S 13)。
 
 

都営新宿線の住吉駅は相対式ホーム2面2線の構造で、地下2階にあります。東西方向にホームが延びています。
ホームは若干カーブしています。10両対応で、ホームドアが設置されています。
左が1番線で新宿方面・京王線方面、右が2番線で本八幡方面です。ホーム中ほどの下層(B3F、B4F)に半蔵門線のホームがあります。
各ホームともベンチ・飲料自動販売機と本八幡寄りに「だれでもトイレ」が設置されています。
また、各番線とも中ほどに改札があり、半蔵門線との乗換は出場後に近くの改札を利用すればスムーズに移動可能です。尚、半蔵門線から都営新宿線に乗り換える場合は都営新宿線の行先により半蔵門線を出場する改札を選択する必要があります。出場改札を間違えてしまうと地下1階コンコースを経由する遠回りを強いられます。
写真は新宿方を望む。
 
新宿方はこの先、新大橋通りの地下を西へ走ります。そして大横川をくぐると墨田区に入り、菊川駅へと至ります。
 
一方、本八幡方はこの先、新大橋通りの地下を東へ走ります。猿江恩賜公園の北園と南園の間を通り、横十間川をくぐった後も東へ走ります。そして越中島支線(総武本線貨物支線)をくぐると程なくして商店街「砂町銀座」西側への最寄駅である西大島駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が都営新宿線の住吉駅で下車(乗車)したのは2019年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。半蔵門線駅の記事でも申し上げましたが、2線が乗り入れる駅で駅前が栄えているかと思いきや、意外と落ち着いた感じの下町の住宅街だった事に驚きました。
 
新宿駅からですと都営新宿線の本八幡方面電車(各駅停車のみ)に乗車して当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅へ。横須賀線~総武快速線の千葉方面行きに乗り換えて錦糸町駅で下車します。そして半蔵門線の渋谷方面電車に乗り換えて1駅目で下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニが複数あり、駅の南側にスーパー「ライフ」があるものの、駅前に気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店は「モスバーガー」「すき家」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。都営新宿線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は住吉駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、東京の橋、地理院地図、Google地図、Wikipedia)