第1293回('19) 山陽電鉄の全駅降りつぶしを達成! | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。


 
2019年6月1日、この日は『三宮・姫路1dayチケット』(1,400円)を利用して山陽電鉄の未訪問駅7駅を全て訪問しました。そして全駅降りつぶし(下車)を達成しました! 
その後は姫路へ行き、JR神戸線の未訪問駅を何駅か訪ねて明石へと移動し、最後は山陽電鉄で帰宅しました。ゴールデンウィーク明けに仕事復帰して体力も戻ってきたため、早朝から自動車で淡路島を一周ドライブしました。目的はマンホール蓋の撮影でしたが、淡路島南部では1960年代に廃止となった淡路交通鉄道線の廃線跡を少しだけ辿りました。
 
今回は前半の内容です。兵庫県加古川市の別府駅から山陽電車に乗り、明石市、加古郡播磨町、そして我が地元の加古川市にある未訪問駅7駅を全て訪問し、加古川市の尾上の松駅への訪問を以って山陽電気鉄道の全駅訪問を達成しました。その後は山陽姫路駅へと移動しました。
 
今回の日程 2019年6月1日 (土) 【前半】
 
別府530(山陽電気鉄道本線)536東二見610(普通車)615江井ヶ島632(下り普通車)634西江井ヶ島648(普通車)649山陽魚住704(普通車)716播磨町731(普通車)735浜の宮750(普通車)752尾上の松807(普通車)810高砂818(直通特急【赤】)838山陽姫路855(徒歩)900姫路
 
【後半へ続く】
 
この日は朝4時に起きて、朝食を食べてから自宅を出発して山陽電気鉄道の別府駅(べふえき)へ。自動券売機で『三宮・姫路1dayチケット』を購入してから5時30分発の普通車・阪神神戸三宮行きに乗車しました。3000系3連で、最後部車両に乗車しましたが、満席かつ立客も結構いる状況でした。夜勤帰りの人や部活へ行く高校生が多かった印象です。私は何とかドア脇を確保し、既に明るい中で車窓風景を眺めて、3駅目の東二見駅で下車しました。いつもなら当駅始発の直通特急に乗り換えるのですが、今回は東二見駅が降り鉄の目的地で、車両や駅舎、駅前を撮影しました。特急停車駅ながら駅前はやや寂しい印象です。
 
 

 

 
東二見駅では6時10分発の普通車・阪神神戸三宮行きに乗車しました。最新の6000系3連で、私は最後部車両に腰掛けました。直通特急のすぐ後に発車する事もあり、車内はガラガラでした。道中は明石市西部の車窓風景を眺めて過ごし、3駅目の江井ヶ島駅で下車しました。酒造や海水浴場で有名な江井ヶ島ですが、今回は駅訪問にとどめました。山電の普通車のみ停車駅でよく見られる幅広の4両対応相対式ホーム2面2線に平屋駅舎、駅舎と反対側のホームとは地下道で連絡、というスタイルです。近年、バリアフリー対応でエレベーター用の跨線橋が設置されました。
 
 

 
江井ヶ島駅からは早くも戻ります。6時32分発の普通車・山陽姫路行きに乗車。5000系4連で、最後部車両の後ろ向き固定クロスシート窓側席に座りました。車内は空いていました。水分補給をしながら車窓風景を眺めて、次駅の西江井ヶ島駅で下車しました。駅前は住宅地で、南側を並走している県道718号線(旧国道250号線。通称「浜国」)沿いには「西江井ヶ島プラザ」なる昭和の雰囲気満載のショッピングセンターがあります。
 
 

 

 
西江井ヶ島駅では後続の普通車・山陽姫路行きに乗りました。3000系3連で、最後部車両で着席しました。半分近くの座席が埋まっていました。道中は車窓風景を眺めましたが、すぐに山陽魚住駅に到着し、下車しました。駅は普通車停車駅標準スタイルでした。駅前は住宅地です。尚、JR神戸線の魚住駅とは1kmほど離れています。
 
 

 
山陽魚住駅からは後続の普通車・山陽姫路行きに乗車しました。3050系4連で、ガラガラの最後部車両で座りました。道中は車窓風景を眺めていました。途中の東二見駅では後続の直通特急に道を譲りますが、私はそのまま乗り続け、さらに2駅先の播磨町駅で下車しました。播磨町役場が近くにあり、駅前は整備されていましたが、乗降客は町北部にあるJR神戸線の土山駅に流れているようです…。
 
 

 
播磨町駅では後続の普通車・山陽姫路行き(3050系4連)に乗車。半分近くの座席が埋まっている最後部車両で着席し、車窓風景を眺めました。スタート地点の別府駅はスルーして、その次の浜の宮駅で下車しました。加古川市南部にある駅で、駅近くに浜の宮神社、浜の宮公園、加古川市民プールがあります。駅前は住宅地で、駅の規模に対して広い駅前広場が当駅の特徴です。
 
 

 

 
浜の宮駅からは7時50分発の普通車・山陽姫路行きに乗りました。3050系アルミ車4連で、車内はセミクロスシートでした。最後部車両はクロスシートの窓側席が全て埋まっていて、ロングシートも中途半端に埋まっていたので私はドア脇に陣取り、高砂線の廃線跡などの車窓風景を眺めました。そして1駅先にある尾上の松駅で下車しました。南側を高砂線の廃線跡が並行していますが、廃線跡は道路に転用されました。
駅は最近、バリアフリー対応工事が行われ、エレベーターが設置されました。また、駅の規模に対して駅前にはスナックやカラオケ喫茶、居酒屋が多く見られます。駅から遠くない場所に工場は多くあるのですが、駅の乗降人員が4,000人弱なので、これらの店の客のうち、鉄道利用者の割合はそう高くないかもしれません。
 
 

 

 
尾上の松駅では後続の普通車・山陽姫路行き(3050系4連)に乗車しました。最後部車両は半数ほどの座席が埋まっていて、私は着席して水分補給をしつつ、かつて尾上の松~高砂でほぼ完全並走していた高砂線の廃線跡を眺めて道中を過ごし、加古川(河川の名称)を渡って到着した高砂駅で下車しました。
 
高砂駅では改札を出ずに、後続の直通特急【赤幕…神戸高速線内も通過運転】・山陽姫路行きに乗り継ぎました。5000系6連で、乗車した最後部車両は大半の座席が埋まっていましたが、いちばん後ろの席(ロングシート)が空いていたので着席し、ひたすら車窓風景を眺めていました。この列車は荒井駅と白浜の宮駅にも停車し、高砂駅から20分かけて、8時38分に終点の山陽姫路駅に到着しました。この時間帯の山陽姫路駅は乗降客が少なく閑散としていました。
 
 

 
山陽姫路駅を後にして、JRの姫路駅へと移動しました。こちらの姫路駅は人が多く、山陽姫路駅と対照的でした。神戸の三宮や大阪へは運賃こそ山電・阪神の方が若干割安ですが、スピードではJRが山電に圧倒的大差をつけています。
私は改札口前をスルーして南口側に回りました。駅前広場の改良工事が竣工し、綺麗に整備されていました。写真撮影後はJR姫路駅の改札を通り、この後はJR神戸線の駅訪問をしていきます。
 
 

 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)