第1291回('19) 自動車で淡路島を一周ドライブしてマンホール蓋を撮影。淡路交通鉄道線の廃線 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2019年5月25日、ゴールデンウィーク明けに仕事復帰して体力も戻ってきたため、早朝から自動車で淡路島を一周ドライブしました。目的はマンホール蓋の撮影でしたが、淡路島南部では1960年代に廃止となった淡路交通鉄道線の廃線跡を少しだけ辿りました。
 
今回は前半です。昼前までの行程を書いていきます。
 
今回の日程  2019年5月25日 (土)  【前半】
 
自宅425(自動車・第二神明道路→神戸淡路鳴門自動車道)500淡路SA・IC515(県道31号線)555旧北淡町605(県道31号)720旧西淡町735(県道25号他)805道の駅うずしお815(県道25号他)830福良駅跡845(県道76号他→洲本からR28→県道125号他)1040旧三原町中心部
 
【後半へ続く】
 
この日は3時30分に起床して、朝食を済ませてから4時25分頃に兵庫県加古川市の自宅を出発しました。既に明るくなり始めていました。加古川バイパス→第二神明道路→第二神明道路北線の順に進み、垂水ジャンクションから神戸淡路鳴門自動車道に入りました。舞子トンネルを抜けるとすぐに明石海峡大橋を渡りました。霞んでいたので遠くまでは見えませんでした。
 
 

 
橋を渡り終えるとほどなくして大きな観覧車のある淡路サービスエリアに到着しました。ここでトイレ休憩をして、展望台から明石海峡を望みましたが、やはり霞がかっていて、対岸の神戸市垂水区はうっすらとしか見えませんでした…。
 
 

 
淡路SAを出て、淡路インターチェンジも出て一般道へ。すぐ北の明石海峡大橋直下にある「道の駅あわじ」に車を止めて、ここでも明石海峡を眺めました。まだ霞んでいましたが、ここからは西方にある明石駅付近も望めました。そして岸壁では釣りをしている人が多かったです。ここでは旧淡路町(現・淡路市)のマンホール蓋を撮影しました。
 
 

 
当初は「道の駅あわじ」から右回り(東海岸を南下)ルートで一周する予定でしたが、日差しが強くて海側の写真が常に逆光になる恐れがあったため、順光の写真を撮影するために急きょ逆の左回り(西海岸を南下)ルートに変更しました。「道の駅あわじ」を出て、西海岸を通る県道31号線を南下します。途中で車を止めて播磨灘を眺めましたが、霞みの影響で明石市西部や加古川市を望む事は叶いませんでした…。
 
 

 
その後も南下を続け、1995年に発生した阪神淡路大震災により姿をあらわにした野島断層の近くを通り、6時前に旧北淡町(現・淡路市)の中心部である富島地区に着きました。ここでは旧北淡町のマンホール蓋を撮影しました。余談ですが、富島には宿泊施設「かんぽの宿淡路島」があり、私が小学生の頃に家族旅行で宿泊した事があります。部屋から明石と富島を結んでいた高速船(と記憶しています。フェリーではありませんでした)を見る事ができました。2008年を最後に明石~富島の航路(西淡路ライン)は休止が続いており、復活の可能性は低いでしょうね…。
 
 

 
旧北淡町を出発後も県道31号を南下します。右側に播磨灘を望む絶景ルートで、日没時の風景は美しいでしょうね…。ゆえに、この県道31号の別名は「淡路サンセットライン」の愛称が付けられています。ちなみにこの付近では神戸淡路鳴門自動車道が高台を並走していて、室津パーキングエリアから夕日を眺められます。
そして県道31号を20分弱走り続けると、旧一宮町(現・淡路市)の中心部に着きました。ここでも旧一宮町のマンホール蓋を撮影しました。
 
 

 
旧一宮町を出発後も県道31号を南下しました。断崖絶壁の区間もありましたが、一部区間で前年の西日本豪雨の影響か、復旧工事と思われる工事が行われていました。しかし、断崖のように地形が険しいと、その分風景が素晴らしかったです。そして断崖区間を抜けると住宅地に入り、旧五色町(現・洲本市)の中心部に着きました。ここでは旧五色町のマンホール蓋を撮影しました。
 
 

 
旧五色町を出発後も県道31号を南下しました。しばらく海とは離れていましたが、海水浴場のある五色浜で再び右手に播磨灘を望めました。播磨灘は瀬戸内海でも島が少なく、また霞が残っていた関係で向こう側に島は見えませんでした。その後は慶野松原を通り、旧西淡町(現・南あわじ市)の中心部に着きました。ここでもマンホール蓋を撮影しようとしましたが、NTT(旧電電公社のものも含む)と関西電力の蓋しかなく、中心部にもかかわらず旧西淡町(および南あわじ市)のマンホール蓋は見られませんでした。中心部は下水道が未整備なのか…と思いましたが、実際はどうなのでしょうか。
 
 

 
旧西淡町のマンホール蓋を諦めて、7時35分頃に旧西淡町中心部の湊地区を出発しました。ここから西岸を通る道路は県道25号線になります。しかし、県道番号は若くなったのですが、今まで2車線だったのが所々で1.5車線になったり、場所によっては1車線になったり、道幅が狭くなりました。そして、幅1.5車線の津井地区で道路にマンホール蓋を発見し、車を止めて確認したら、鬼瓦のデザインをした旧西淡町のマンホール蓋でした! 中心部ではなく周辺部で下水道が整備されている自治体は珍しく、確認して良かったです。
 
 

 
その後も播磨灘沿いを走りますが、右前方に四国が見えてきました! さらに進むと大鳴門橋も見えてきました。そして淡路島南ICを過ぎて交差点を右折し、神戸淡路鳴門道に並行して岬へ向かう道を進むと、鳴門岬(門崎)にある「道の駅うずしお」に着きました。展望台からは大鳴門橋を綺麗に眺められました。もう少しいたかったのですが、時間の関係でトイレを済ませてすぐに後にしました。
 
 

 
その後は来た道を戻り、交差点からは再び県道25号を進みます。やがて右側に福良の市街地が見えてきて、港近くにある「道の駅福良」に車を止めました。ここでは旧南淡町(現・南あわじ市)のマンホール蓋を撮影しました。そして道の駅のすぐ北側に淡路交通のバスターミナルと車庫がありますが、ここに1966年まで淡路交通鉄道線(旧・淡路鉄道)の終着駅だった福良駅がありました。
 
 

 

 
「道の駅福良」を後にして、今度は紀伊水道沿いに淡路島の南岸を県道25号~県道76号と進みます。途中の灘地区では右手の紀伊水道上に沼島(ぬしま)が見えました。その後は諭鶴羽山地の山並みが海岸までせり出した断崖絶壁を走る区間が続きましたが、風景は素晴らしかったです。また、淡路島一周サイクリングをしている人も多く、皆左回りなので頻繁にすれ違いました。
 
 

 

 
その後は1車線~1.5車線の山越え区間を抜けて和歌山の友ヶ島に近い由良地区を通過して、ホテルニューアワジなどがある洲本温泉を抜けると洲本市街へと入りました。洲本でもマンホール蓋を撮影しなければならないのですが、島南部の未訪問地が残っていたのでそちらを優先して、一旦洲本市街を通り抜けて国道28号線へと入り、福良方面へと向かいました。神戸淡路鳴門道の洲本IC付近にはロードサイド店がひしめいており、本土と変わらないラインナップでした。これも明石海峡大橋効果でしょうね。そして旧緑町(現・南あわじ市)の中心部で車を止めて、マンホール蓋を撮影しました。
 
 

 
旧緑町を出発後は、淡路交通鉄道線の廃線跡を一部転用している県道125号線を西へ進みました。そして南あわじ市の中心である旧三原町へと入りましたが、左手に大きな鳥居が見えたので行ってみると、そこは「おのころ島神社」でした。
 
 

 

 
「おのころ島神社」を参拝後は旧三原町の中心部へと移動し、マンホール蓋を撮影しました。
 
 

 
この後も淡路島をドライブして各自治体のマンホール蓋を撮影しました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)