前回の続き…
2019年のゴールデンウィーク10連休の前半にあたる4月27日~30日、平成最後の乗り鉄は、3泊4日の日程で東京へ降り鉄の旅に出かけました。
療養中のため、中止しようか短縮しようか迷っていましたが、2週間前の名鉄乗り鉄を無事に終えれた事、そして今度は東京在住の弟が入院してしまった事から、お見舞いを兼ねて当初予定通り3泊4日で決行しました。
全体的に天気は良くありませんでしたが、雨天かつ疲れていた最終日を除き予定通り行程をこなせました。
今回は最終日・4日目後半の内容です。
引き続き『都営地下鉄・東京メトロ 共通一日乗車券』(900円)を利用して、10両対応化された東京メトロ千代田線の北綾瀬駅をはじめ、地下鉄の駅を数駅訪問しました。そして最後は新幹線で兵庫県加古川市の自宅へと帰り、平成時代最後の乗り鉄を終えて自宅で令和初日を迎えました。
今回の日程 2019年4月30日(火・休) 【後半】
北千住1231(東京メトロ千代田線)1235綾瀬1247(千代田線北綾瀬支線)1251北綾瀬1326(北綾瀬支線)1330綾瀬1337(千代田線)1340北千住1355(東京メトロ日比谷線)1358南千住1428(日比谷線)1430三ノ輪1501(日比谷線)1502入谷1533(日比谷線)1534上野1635(山手線外回り・1521G)1642東京1703(東海道山陽新幹線・ひかり481号)2023西明石2029(JR神戸線・3323M)2039加古川
【帰宅】
北千住駅からも引き続き千代田線へ。12時31分発の綾瀬行きに乗車しました。16000系10連で、最後部車両は比較的空いていて、着席しました。次の綾瀬止まりなので乗車率は低かったです。道中は地上区間の車窓風景を眺めて、4分の乗車で終点の綾瀬駅に到着しました。綾瀬駅は駅前のホテルによく宿泊するので何度も利用していますが、宿泊目的なので夜間や早朝の利用が多くあまり写真撮影できず、今回は昼間の訪問だったので車両や駅、駅前を撮影しました。
綾瀬駅からは、いよいよ2019年3月から10両編成が乗り入れ可能になった北綾瀬支線、北綾瀬駅の訪問です。昼間は代々木上原方から直通の10両編成の列車と、従来からの綾瀬~北綾瀬の05系3両編成の区間列車を交互に運行していますが、折角なので10両編成の列車で北綾瀬駅入りしようと思います。乗車したのは12時47分発の北綾瀬行きで、16000系かと思いきや、なぜか(?)JR東日本のE233系10連でした…。走行距離調整のため他社線内運用に就いていると思われますが、北綾瀬行きにも使用されているとは知りませんでした…。車内は予想通りガラガラでしたが、2009年以来10年ぶりの北綾瀬支線乗車で、車窓風景を確実に眺めたかったので最後部ドア脇に陣取りました。道中は車窓風景を眺め続けました。2009年当時はまだ畑が多く残っていましたが、その後開発が進み、畑が随分と減っていました。そして4分の乗車で電車は終点の北綾瀬駅に到着しました。かつて3両分しかなかったホームは10両分に延伸されていましたが、まだ工事が終わっていないようでした。また、南側に出入口が新設されていました。
下車後は車両や駅を撮影し、駅前を散策してから再入場しました。そして13時26分発の綾瀬行き電車に乗りました。今度は従来からの05系3連で、私は最後部車両に乗りましたがガラガラでした。半数以上の乗客が綾瀬駅で千代田線本線電車との乗換が便利な先頭車両に集中していました。今度は着席して往路とは反対側の車窓風景を眺めて、時には後方展望もして綾瀬駅に戻りました。
綾瀬駅では常磐緩行線から直通の代々木上原行きに乗り継ぎました。16000系10連で、やや混雑していました。最後部車両に乗りましたがドア部分のポジションを確保できず、ドア近くで吊革につかまってスマホを操作していました。そして次駅の北千住駅で下車しました。
北千住駅では東武線ホーム3階から発車する日比谷線の中目黒行きに乗り換えました。東武70000系7連で、乗車した最後部車両は軽く混雑していましたが、ドア部分のポジションを確保して車窓風景を眺められました。そして私は1駅目の南千住駅で下車しました。駅東側にはJR貨物の隅田川駅(貨物駅)の広い構内を眺められました。
南千住駅からは後続の中目黒行きに乗車。東武70000系7連で、この列車も最後部車両は軽く混雑していました。ドア部分に陣取り、地上区間では車窓風景を眺めていました。そして地下区間になるとすぐに三ノ輪駅に到着し、下車しました。都電荒川線に乗るために何度か利用した駅ですが、今回は都電には乗らずに駅周辺を軽く散策して再入場しました。
三ノ輪駅では15時01分発の中目黒行きに乗りました。そろそ13000系に…と思っていましたが、またも東武70000系7連でしたw 私は他社局の車両によく遭遇しますww この電車も車内はやや混雑していて、最後部車両ドア脇で立席になりました。道中はスマホを操作して過ごし、次駅である入谷駅で下車しました。入谷駅もホテル宿泊の際に何度か利用していましたが、昼間の下車は初めてかもしれません。夜間とは違い、駅前の様子がよく把握できました。
入谷駅からは15時33分発の中目黒行きに乗車しました。ようやく13000系7連に乗れました。最後部車両は軽く混雑していて、道中はドア部分でスマホを操作していました。そして私は次の停車駅である上野駅で下車し、今回の地下鉄駅巡りを終了しました。
上野駅下車後は駅周辺を軽く散策してから、「松屋」で早過ぎる(?)夕食を済ませました。
食事後はJR上野駅のパンダ橋口へ。加古川~東京都区内の往復乗車券(かえり券)を自動改札機に通して入場し、駅ナカ店舗で東京土産を買いました。東京駅の店舗はいつも混雑していて10分以上会計待ちする事も多いですが、上野駅では会計待ち時間が5分ほどで済みました。それでも待ち時間が長いですが…。
お土産購入後は山手線外回り電車に乗りました。勢力を縮小しているE231系11連で、2両目に乗り込みました。空席を見つけて着席しました。車内は満席でした。道中はスマホを操作しつつ車窓風景を眺めて、東京駅で下車しました(16:42着)。
東京駅では乗換改札を通り東海道新幹線ホームへ。17時03分発の『ひかり781号』広島行きに乗車しました。JR東海所属のN700系X編成16連で、指定席の窓側席が満席だったので1号車自由席の窓側E席を確保しました。この日の乗車率は普段より高く、東京駅発車時点で窓側A席、E席が全て埋まりました。
『ひかり781号』は定刻に東京駅を発車しました。品川駅と新横浜駅でも多くの人が自由席に乗ってきました。品川駅で私の隣のD席に男性客が座りました。そして新横浜駅では3人掛けの中央B席も埋まり、満席になりました。デッキにも着席できなかった多くの乗客がいたようで、「車内販売は指定席の6号車~16号車での営業となります」との車内放送が流れました。道中は車窓風景を眺めていましたが、天候がイマイチで晴れていなかったので暗くなるのが早く、途中からはスマホを操作し続けていました。また、静岡と浜松で大量下車があり、浜松で私の隣席の乗客も下車しました。そして名古屋からは半数強の席が埋まるほどの乗車率に下がり、車内販売も回ってきました。そして新大阪からは山陽新幹線へと入り、20時23分に下車駅である西明石駅に到着しました。
西明石駅ではこの日の、今回の東京遠征での、そして平成最後の乗車列車となるJR神戸線の新快速・播州赤穂行きに乗り継ぎました。223系1000番台8連+225系100番台4連という、新快速使用車両の最古参と最新型を併結した12両編成でした。私は先頭1号車(223系側)に乗り込み、満席だったのでドア横の補助席に座りました。道中は眠らないようにスマホを操作して過ごし、定刻の20時39分に到着した加古川駅で下車しました。加古川はつい先刻まで雨が降っていたようですが、到着時は止んでいました。
加古川駅下車後は寄り道をせずにそのまま自宅へ直行しました。
これにて3泊4日の東京遠征が終了しました。ストーマを装着しているオストメイトの身でしたが、さほど不自由なく行程をこなせました。東京ではオストメイト対応の多機能トイレ設置駅が多いので助かりましたが、駅全体で1箇所のみという駅も多く、特に地下鉄では入る出入口を間違えると多機能トイレにたどり着くまで迂回を余儀なくされる事もあり、不便な面もありますが…。
また、これにて平成時代最後の乗り鉄も終了となりました。帰宅後は入浴して、平成31年から令和元年への改元の瞬間は改元特番のテレビを観ていました。
(つづく)
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
(参考:Wikipedia)