第1265回('19) 山陽電鉄網干線を中心に乗り鉄、降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2018年3月3日、久しぶりに日曜日に休暇が取れたので、この日は兵庫県内の降り鉄(途中下車の旅)に出かけました。
目的地は姫路市で、姫路市内にある山陽電気鉄道本線と網干線の全ての駅を回りました(前年に訪問した山陽姫路駅を除く)。

今回は前半の内容です。夜明け前に出発し、本線の一部の駅に途中下車しながら飾磨駅まで行き、その後は網干線の駅を順番に下車していきました。
今回の日程 2019年3月3日(日) 【前半】

別府554(山陽電鉄本線)602荒井618(普通車)630的形647(普通車)651白浜の宮717(普通車)722飾磨724(網干線)727西飾磨740(普通車)742夢前川754(普通車)756広畑810(普通車)812山陽天満827(普通車)829平松846(普通車)848山陽網干

【後半へ続く】
この日は4時30分に起床し、朝食を済ませてから自宅を出発して山電(山陽電鉄の略称)の別府駅へ行きました。自動券売機で山電全線が1日乗り放題となる『三宮・姫路1dayチケット』(1,400円)を購入してから入場し、5時54分発の普通・山陽姫路行きに乗車しました。3050系4連で、最後部車両に乗車。車内はガラガラで、着席して道中はスマホを操作していました。まだ夜明け前で車窓風景を望めませんでした。そして今回は荒井駅で下車しました(6:02着)。荒井駅は前年に訪問したのですが、地下改札の写真を満足に撮影できていなかったので地下通路に行ったのですが、地下改札の営業時間は7時からでした…orz その事を知らずに来てしまいましたが、仕方ありません…。1時間待つのも時間が勿体ないので、荒井駅へは帰宅時に再訪問する事にして、今回は諦めました。



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荒井駅では後続の普通・山陽姫路行きに乗車。3050系4連で、ガラガラの最後部車両で着席しました。夜が明けつつあったので道中は車窓風景を眺めながらとなりました。途中の大塩駅では直通特急を待避するため数分間停車し、大塩駅からも普通車(山電における普通列車の意味)に乗り続けて、的形駅で下車しました。無人駅で、駅周辺は新旧の住宅地が広がっていました。また、地元民にとって姫路市的形と言えば潮干狩り、海水浴が真っ先に思い浮かぶのですが、海岸(的形海水浴場)は駅から1km以上離れていて、時間の関係で行けませんでした。



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的形駅からは後続の普通・山陽姫路行きに乗りました。3000系3連で、最後部車両は誰も乗っておらず私のみの貸切状態でした。着席して、水分補給しながら車窓風景を眺めて2駅目、白浜の宮駅で下車しました。一部の直通特急が停車する駅だけあり、橋上駅舎を有しており駅前も周辺各駅より賑やかな感じでした。私は駅前散策をしましたが、その際に駅の南側にある松原八幡神社を参拝しました。松原八幡神社といえば、毎年10月14日と15日に行われる「灘のけんか祭り」が有名で、大勢の見物客が訪れます。この日に限り直通特急が白浜の宮駅に臨時停車し、駅員も配置されます。



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白浜の宮駅では数本後の普通・山陽姫路行きに乗車しました。3050系アルミ車4連で、空いている最後部車両で着席して、再び水分補給をして車窓風景を眺めました。そして2駅先の飾磨駅で下車しました。



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飾磨駅では2分の連絡で網干線の普通・山陽網干行きに乗り換えました。新型の6000系3連が使用されていたのには驚きました。実は最近になって6000系が増備され、それまで網干線の主力車両だった3200系を置き換えていました。3200系はつい3日前の2019年2月末をもって引退しました。
山陽網干行きの車内はガラガラで、私は最後部車両で着席しました。また、自動車内放送だったのにも驚きました。女性の声で、JR東日本の首都圏各線の自動車内放送の女性の声と同じ人のように聞こえましたが、実際は分かりません…。ちなみに、こちら側には英語放送はありませんでした。
道中は車窓風景を眺めて過ごし、1駅目の西飾磨駅で下車しました。西飾磨駅は網干線内唯一の順然たる高架駅です。駅前は住宅街でした。JR山陽本線の英賀保駅へは北へ約1.3km、徒歩25分ほどです。



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西飾磨駅では後続の山陽網干行きに乗車。6000系3連で、ガラガラだったので最後部車両で着席しました。道中は車窓風景を眺めて、次の夢前川駅で下車しました。昔ながらの古びた駅舎を有し、外観は昭和の雰囲気を色濃く残していました。駅の南側は製鉄記念広畑病院をはじめ、MEGAドン・キホーテなどの大型郊外店舗が国道250号線沿いに軒を連ねています。



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夢前川駅からは後続の山陽網干行きに乗りました。旧型の3000系3連で、最後部車両は私だけの貸切状態でした。道中は水分補給をして、すぐ到着した隣駅の広畑駅で下車しました。広畑といえば、臨港部に日本製鉄(旧:新日鉄住金)の製鉄所がある事で有名です。現・日本製鉄の広畑製鐵所への多くの通勤客を捌くためか構内は広いですが、近年は製鉄業の不振などによりこの広い構内を持て余しているかもしれません。また、私の訪問日が日曜日だった事もあり、とても閑散としていました。尚、駅前は市街地で、小さなビルが建ち並んでいました。



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広畑駅では後続の山陽網干行きに乗りました。6000系3連で、乗車した最後部車両はガラガラでした。着席して車窓風景を眺め、1駅目の山陽天満駅で下車しました。駅構内に保線用の設備がありました。駅前は住宅街ですが、天満地区の古くからの集落は駅の少し北側となります。



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山陽天満駅からも山陽網干行きに乗車しました。6000系3連で、空いている最後部車両で着席して、しばし車窓風景を眺めて次駅の平松駅で下車しました。ホームと駅舎が若干離れていました。駅前は普通の住宅地でした。



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平松駅では後続の山陽網干行きに乗車。6000系3連で、この電車も空いていたので最後部車両で着席して車窓風景を眺めました。次駅は終点の山陽網干駅で、到着後すぐに下車しました。ホームで車両を撮影していると、高齢の男性に声をかけられました。地元の人のようですが、山電の事が好きで山電愛を語っていました。その男性は私の下車した列車の折り返し列車に乗り、飾磨方面へ去っていきました。その後はホームを撮影してから改札を出て、駅舎と駅前を撮影しました。駅前は市街地ですが、レトロな建物も残る網干の古くからの市街地は700mほど南方です。尚、JRの網干駅は当駅から北へ約3.2kmと、相当離れています。山電網干線を乗り鉄後にJR網干駅に抜けられる場合は路線バスの方が無難ですが、バスは本数が少ないので事前に時刻の確認が必要です。



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山陽網干駅からは飾磨行き電車に乗り、その後も乗り鉄、降り鉄を続けました。


(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)