今回の【駅】コーナーは、愛知県西尾市の旧・幡豆町の三河湾(渥美湾)の近くにある駅で、
「かぼちゃ寺」として有名なハズ観音(妙善寺)への最寄駅でもある東幡豆駅(ひがしはずえき)です。
名鉄蒲郡線は現在、存続問題に揺れています。ご訪問はお早目に。
「かぼちゃ寺」として有名なハズ観音(妙善寺)への最寄駅でもある東幡豆駅(ひがしはずえき)です。
名鉄蒲郡線は現在、存続問題に揺れています。ご訪問はお早目に。
駅名 | 所在地 |
東幡豆駅 | 愛知県西尾市(旧:幡豆郡幡豆町) |
乗車可能路線 |
名古屋鉄道:蒲郡線 |
隣の駅
訪問・撮影時 | 2017年12月 |
東幡豆駅は無人駅ですが、昔からの味のある駅舎が現存しています。
老朽化していますが、蒲郡線の存廃問題を考えると、駅舎の将来が心配です。
老朽化していますが、蒲郡線の存廃問題を考えると、駅舎の将来が心配です。
駅前の様子です。周辺は港町で、住宅が密集しています。
また、駅の南側には三河湾が迫っており、一帯は東幡豆港となっていますが、
一部に砂浜が残っています。防波堤の向こう側にはかつて「うさぎ島」と呼ばれていた前島が見えます。
また、この砂浜のすぐ近くに「かぼちゃ寺」ことハズ観音があります。
一部に砂浜が残っています。防波堤の向こう側にはかつて「うさぎ島」と呼ばれていた前島が見えます。
また、この砂浜のすぐ近くに「かぼちゃ寺」ことハズ観音があります。
駅舎内の様子です。
1998年まで有人駅だった名残が見られますが、窓口は閉鎖されています。右側には待合室があります。
また、自動券売機も設置されています。ちなみに蒲郡線ではICカード『manaca』は利用できません(エリア外)。
1998年まで有人駅だった名残が見られますが、窓口は閉鎖されています。右側には待合室があります。
また、自動券売機も設置されています。ちなみに蒲郡線ではICカード『manaca』は利用できません(エリア外)。
駅名標です。名鉄標準タイプで、駅ナンバリングも表示されています(GN16)。
尚、駅ナンバリングの「GN」ですが、「G」は蒲郡線、「N」は西尾線で、西尾線・蒲郡線系統を意味しています。
西尾線が先でしたら「NG」になりますが、「NG」だとマイナスイメージになるからか、
「N」と「G」が逆になっています。
そして、番号は北安城駅から順に振られていて、万が一蒲郡線が廃止になっても西尾線の番号を変更する必要はありません。
但しアルファベットは変更の必要がありますが…。
尚、駅ナンバリングの「GN」ですが、「G」は蒲郡線、「N」は西尾線で、西尾線・蒲郡線系統を意味しています。
西尾線が先でしたら「NG」になりますが、「NG」だとマイナスイメージになるからか、
「N」と「G」が逆になっています。
そして、番号は北安城駅から順に振られていて、万が一蒲郡線が廃止になっても西尾線の番号を変更する必要はありません。
但しアルファベットは変更の必要がありますが…。
東幡豆駅は4両対応の島式ホーム1面2線の構造で、写真奥の吉良吉田方右側(北側)に駅舎があります。
駅舎とホームは吉良吉田方にある構内踏切で結ばれています。
尚、当駅は右側通行なので乗車の際はご注意下さい。
写真は吉良吉田方を望む。
駅舎とホームは吉良吉田方にある構内踏切で結ばれています。
尚、当駅は右側通行なので乗車の際はご注意下さい。
写真は吉良吉田方を望む。
吉良吉田方を望む。この先、住宅地の中を西へ走り、西幡豆駅を目指します。
蒲郡方を望む。この先、丘陵地を抜けて「愛知こどもの国」の最寄駅であるこどもの国駅へと至ります。
あとがき
私が東幡豆駅で下車したのは2017年の1度きりです。実現できるかどうかは不透明ですが、名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました。駅集中管理システムが導入されなかった事から昔ながらの古い駅舎が残っていてローカルムードに溢れていました。またハズ観音や三河湾が近くにあり、浜では潮干狩りや海水浴ができるようです。しかし、駅近くに観光地がありながら乗降客は少ないようで、今後が心配になりました。
東京からですと東海道新幹線で豊橋駅まで行き、東海道本線下りの快速系・普通に乗り換えて蒲郡駅へ。蒲郡駅で名鉄蒲郡線に乗り換えて6駅目です。尚、名鉄蒲郡線は交通系ICカードのエリア外なので注意が必要です(名鉄名古屋方から来駅の場合は吉良吉田駅の中間改札で精算可能)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄特急で近鉄名古屋駅まで行き、名鉄名古屋駅からは西尾線直通・吉良吉田行きの急行で終点まで行き、吉良吉田駅で蒲郡線の蒲郡行き電車に乗り換えて当駅下車です。または東海道本線で蒲郡駅(快速)または三河塩津駅(普通)まで行き、併設されている蒲郡駅または蒲郡競艇場前駅(三河塩津駅)より名鉄蒲郡線の吉良吉田方面電車に乗り当駅下車です。こちらもじゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄特急で近鉄名古屋駅まで行き、名鉄名古屋駅からは西尾線直通・吉良吉田行きの急行で終点まで行き、吉良吉田駅で蒲郡線の蒲郡行き電車に乗り換えて当駅下車です。または東海道本線で蒲郡駅(快速)または三河塩津駅(普通)まで行き、併設されている蒲郡駅または蒲郡競艇場前駅(三河塩津駅)より名鉄蒲郡線の吉良吉田方面電車に乗り当駅下車です。こちらもじゅうぶん日帰り訪問可能です。
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニはなく、気軽に入れる商店、飲食店もありません。必ず事前に用意しておきましょう。
東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄蒲郡線の動向が不透明なので、早目に東幡豆駅にも立寄ってみて下さい!
(参考:Google地図、Wikipedia)