三木駅【兵庫県】(神戸電鉄粟生線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、兵庫県三木市の代表駅ながらも存廃の渦中にある神戸電鉄粟生線の駅、
そして2018年3月4日に下り線駅舎が火災により焼失してしまった
三木駅 (みきえき。MIKI Station) です。

 

 

駅名      所在地
三木駅 (KB 53)      兵庫県三木市

 

乗車可能路線
神戸電鉄:粟生線

 

隣の駅

←粟生方      鈴蘭台方→
大村駅

     三木上の丸駅 

 

訪問・撮影時   2017年11月

 

 

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2017年11月撮影。
三木駅の下り線ホーム側の駅舎は1938年の開業当時から使用され続けてきましたが、
2018年3月4日に近隣で発生した火災が駅舎にも延焼し焼失してしまいました。
現在、駅舎の再建が検討されていますが、存廃問題に揺れている路線の駅だけに先行きが気になりますね…。

 

 

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こちらは2001年に新設された上り線ホーム側の駅舎です。
ホーム延伸により粟生方にあった構内踏切を廃止しなければならなかったため上り線駅舎が新設されました。
駅舎前に5000系デザインの公衆トイレがあります。

 

 

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下り線ホーム側の駅周辺の様子です。
駅前は住宅街ですが、三木市の中心市街地は駅前を流れる美嚢川(みのうがわ)の対岸にあります。
隣駅である三木上の丸駅からも中心部は近いです。

 

 

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2017年撮影。
下り線ホーム側駅舎の改札口の様子です。無人駅で、自動改札機が並んでいます。
写真右手前側には自動券売機があります。

 

 

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駅名標です。神戸電鉄の旧タイプで、電照式です。駅ナンバリングが追加されています (KB 53)。

 

 

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三木駅は相対式ホーム2面2線の構造で、カーブしています。ホーム有効長は4両分です。
写真は鈴蘭台方を望む。

 

 

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鈴蘭台方を望む。この先は住宅街を通ってから右へカーブして美嚢川(美嚢川)を渡り、三木上の丸駅へと至ります。

 

 

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粟生方を望む。平坦な住宅地進みますが、大村駅を過ぎると上り勾配で峠を越えて樫山駅へと至ります。

 

 

あとがき

私が三木駅で下車したのは2000年、2001年、2017年の計3度です。2000年と2001年は当時営業していた三木鉄道を乗り鉄するために、2017年は兵庫県の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。私の訪問時は乗降客が少なく、レトロな駅舎が印象的でしたが、まさか火災に巻き込まれるとは予想だにしませんでした…。
 
東京からですと東海道・山陽新幹線で新神戸駅まで行き、神戸市営地下鉄西神・山手線に乗り換えて湊川公園駅へ。さらに隣接する湊川駅から神戸電鉄有馬線~粟生線直通の粟生方面列車に乗り換えて当駅下車です。全種別が停車します。また、新神戸駅から北神急行線で谷上まで行き、神鉄有馬線で鈴蘭台へ。さらに粟生線に乗り継いでも到達できます。若干タイトな日程になりますが、じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと阪神本線または阪急神戸線の特急で新開地駅まで行き、神戸電鉄神戸高速線~有馬線~粟生線方面行き電車に乗車して当駅下車です。全種別OKです。余裕で日帰り訪問可能です。

 

食料・飲料について、駅のすぐ西側にコンビニとファミリーレストランがありますが、美嚢川対岸の中心市街地には気軽に入れる商店・飲食店が意外とありません。心配な場合は事前に用意しておきましょう。

 

東京からの到達難易度はやや高く、駅舎がいつ再建されるか不明ですが、神戸電鉄粟生線を乗り鉄される際は、ぜひ三木駅でも途中下車されてみて下さい!

 

(参考:Google地図、Wikipedia)