第1177回('18) 季節外れの雪が降る餘部駅・余部鉄橋「空の駅」を訪問。京都丹後鉄道 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2018年4月8日、兵庫県北部の天気予報が曇時々晴との事だったので豊岡方面へドライブに出かけましたが、
天気予報とは裏腹に季節外れの雪やみぞれに見舞われてしまい、速攻で帰るにもロスが大きく結果として予定通りの行程をこなしました。

早朝に兵庫県加古川市の自宅を出発して山陰本線の餘部駅へ。エレベーターが設置されて間もない余部鉄橋「空の駅」を訪問しました。
その後は城崎まで日本海沿いを通り但馬地方の中心都市である豊岡へと向かいました。
豊岡からはWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)の宮豊線を久美浜駅まで少しだけ往復乗り鉄しました。
豊岡で昼食後は生野銀山へと向かい、生野銀山トロッコ軌道の廃線跡を推測して少しだけ探索してから帰宅しました。
今回の日程 2018年4月8日(日)

自宅500(自動車・播但連絡道路→北近畿豊岡自動車道→R482→県道4など)745餘部駅820(県道11→県道3)935豊岡駅951(京都丹後鉄道宮豊線・224D)1006久美浜1024(宮豊線・325D)1039豊岡1140(自動車・R312→北近畿豊岡自動車道→R312)1305生野銀山1350(播但道→姫路バイパス→加古川BP)1540自宅

【帰宅】
この日は4時に起きて、朝食を食べてから、餘部駅を目指すべく5時に自宅を出発しました。コンビニで飲料とスポーツ新聞を買い、加古川バイパスに乗りました。



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渋滞はなく、姫路バイパス→播但連絡道路のルートでスムーズに移動できました。天気予報は悪くありませんでしたが正直にわか雨が不安でした。但馬地方へと入り、雲行きが心配でしたが朝来市は晴れていました。「道の駅フレッシュあさご」で休憩後、さらに北上しましたが、正面に竹田城跡が見えました。



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その後は和田山JCTから北近畿豊岡自動車道へと入り、現状の終点である日高神鍋高原ICで下車しました。晴れていたものの路面が濡れていたのは気になりました。下車後は国道482号線を西へ走り、7時前にスキー場などで有名な神鍋高原にある「道の駅 神鍋高原」に着き休憩しました。標高が高い事もあり積雪が見られ、また季節外れの小雪もちらついていました。



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神鍋高原を出発し、さらに西へ進みます。蘇武トンネルを抜けて香美町村岡区へと入り、一時的に国道9号線を走りましたが、すぐに県道4号線へと入り旧:香住町を目指します。村岡区の時点では晴れていましたが、次第に雲が厚くなってきて、不安になってきました。そして香住区の中心部へ入るとみぞれ混じりの雪に見舞われました。すぐに止みそうもなく、しかもここまで来てしまったからには戻るわけにもいかず、予定通り餘部駅を目指しました。最後は山陰近畿自動車道を通り。7時45分頃に余部橋梁下にある「道の駅 あまるべ」に着きました。みぞれが降り続けており、時折雪に変わったりもしました。



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「道の駅 あまるべ」で駐車して、私は傘をさして車を出ました。今回は旧余部鉄橋の一部を利用した余部鉄橋「空の駅」で2017年11月に完成したエレベーター(愛称:余部クリスタルタワー)への訪問と撮影が目的でした。幸い?この天気で観光客はおらず、私は上り下りともエレベーターは1人で乗れました。旧鉄橋へ上がり、余部橋梁をはじめ眼下の集落や日本海を眺めましたが、やはり晴れている時に眺めたかったですね…。機会があればリベンジしたいと思います。



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その後は餘部駅も観察してから橋梁下へと戻り、8時20分頃に余部橋梁に別れを告げました。

次の目的地は豊岡駅ですが、当初は日本海側を経由する予定でした。しかしこの天候ではまともに日本海の風景(山陰海岸ジオパーク)を楽しめず、山陰近畿自動車道経由の内陸ルートに変更しようかと思いましたが、もしかしたら急速に晴れるかも…と期待してしまい、予定通り海沿いのルートを選択して東へと走り続けました。しかし、天候は全く変化せず、雨やみぞれが降り続けました…。ノーマルタイヤだったので慎重に走行しましたが、何とか無事でしたw 日本海沿岸のドライブもリベンジしたいですね。



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城崎マリンワールドの辺りからは円山川沿いに内陸へと南下します。雨は次第に小降りとなり、城崎温泉を過ぎて山陰本線と並走するようになるとほぼ止みました。また、少しだけでしたが晴れ間も見えてきました。その後は豊岡の市街地へと入り、9時35分に豊岡駅前の駐車場に着きました。

駐車後は豊岡駅へと向かい、京都丹後鉄道の駅舎へ。久美浜駅までの乗車券を購入して入場しました。今回は豊岡~久美浜を往復乗り鉄します。兵庫県内全駅訪問の一環で、兵庫県に隣接する駅も訪問対象に入れたため、乗車する事にしました。



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豊岡駅からは9時51分発西舞鶴行きの224Dに乗車しました。KTR700形の単行(KTR701)で、車内には転換クロスシートが並んでいました。車内はガラガラで乗客は10人ほどでした。私は窓側席に着席して車窓風景を眺めました。豊岡~久美浜は15分を要し、コウノトリの郷駅を過ぎて峠越え区間になると速度が下がりました。また、久美浜駅到着時は小雨に見舞われました。



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久美浜駅で下車後は駅舎と駅前を撮影しました。小雨は途中で止みました。撮影後は豊岡までの乗車券を購入して再入場し、今度は10時24分発・豊岡行きの325Dに乗車しました。トイレなしのKTR800形単行(KTR802号)で、15人ほどが乗車していましたが空いている転換クロスシート窓側席を見つけて着席しました。復路でも車窓風景を眺め、10時39分に豊岡駅に戻りました。



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豊岡駅下車後は少し休憩してから、駅前商店街にある11時開店の「たこ焼き お好み焼き 翁」へ。以前乗り鉄した際に「翁」でたこ焼きを食べ、その際に「塩たこ焼き」の存在を知り今回は「塩たこ焼き」も食べたくて再訪問しました。しかしたこ焼きだけでは満腹にならないので「ネギマヨ塩焼きそば」も注文しました。焼きそばも美味しかったですが、「塩たこ焼き」はあっさりしていながらも濃い味がして美味しかったです。また豊岡を訪問する機会があれば食べたいですね。



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昼食後は駐車場へと戻り、再びドライブを始めます。最初に向かったのは京都丹後鉄道のコウノトリの郷駅で、前年の訪問時に駅前の写真撮影を忘れていたので今回はリベンジ訪問でした。尚、前回訪問時には休業?していた駅舎内の「駅そば ぽっぽや」が営業していました。



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その後は国道312号線を南下して姫路方面へと向かい、朝に経由した日高神鍋高原ICから北近畿豊岡自動車道に乗り、和田山ICまで移動しました。和田山ICからは播但連絡道路(播但道)を通らずに下道の国道312号を通り、「道の駅 あさご」で休憩してから生野峠越えに挑みましたが、車ですとあっさり通過できました。そして生野町中心部からは国道429号を東へ進み、13時過ぎに生野銀山に到着しました。ここには明延鉱山の1円電車が保存されていました。



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坑道内を見たかったのですが時間がなく、子供の頃に家族で行った事があり初めてではなかったので断念し、2013年に生野銀山トロッコ軌道の廃線跡を探訪した際に時間の関係で辿れなかった生野銀山付近の廃線跡と思われる箇所を辿りましたが、痕跡がなく廃線跡の場所を特定できませんでした。その廃線跡と思われる箇所を歩いている際、野生のイノシシ?と目が合いました。一瞬驚きましたがイノシシも驚いていたようで、お互い目をそらすとイノシシが一目散に走っていきました。



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その後は銀山へと戻り、車を走らせて生野町中心部へ。駐車場に車をとめてマンホール蓋を撮影し、少しだけ街歩きをしました。



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これにて今回のミッションは全て終了し、あとは帰るのみです。最初に国道312号へ出て姫路方面へ南下しました。そして神崎北ランプから播但道に乗車し、市川SAでトイレ休憩してから姫路バイパス→加古川バイパスと走り、15時40分前に帰宅しました。兵庫県北部とは違い兵庫県南部は晴天でした。
余談ですが、帰宅直後に自宅で桜花賞を観戦し、自分の買った馬券が的中しました。配当は安かったですが…。



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今回は日本海側の悪天候が残念でした。機会があればリベンジしたいですね。


(つづく)


今回新たに徒歩で訪問した廃線跡

路線名区間備考
生野銀山トロッコ軌道生野銀山付近(約500m)1955年頃廃止
(参考:Wikipedia)