このシリーズでは、いずれ全廃されると思われる絶滅危惧車両について紹介していきます。
第35回は、国鉄時代に製造されたローカル線用の両運転台車で、JR九州で活躍し続けているキハ31形気動車です。
キハ31形気動車は、国鉄末期に経営難が予想される新生JR九州への置き土産として、
1986年~1987年にかけて20両が製造され、さらにJR九州になってからも1988年に3両が製造されました。
両運転台の単行気動車で、車内は転換クロスシートですが、トイレは設置されませんでした。
1986年~1987年にかけて20両が製造され、さらにJR九州になってからも1988年に3両が製造されました。
両運転台の単行気動車で、車内は転換クロスシートですが、トイレは設置されませんでした。
当初は九州各地で活躍していましたが、現在は筑豊と熊本に集約されています。
1両がくま川鉄道へ譲渡されましたが、既に廃車となっています。
残りの22両は現在も活躍を続けています。
(2017年度に廃車が発生した模様です)
1両がくま川鉄道へ譲渡されましたが、既に廃車となっています。
残りの22両は現在も活躍を続けています。
(2017年度に廃車が発生した模様です)
しかし、製造後30年以上が経過し、老朽化が進行しています。
トイレの設備が無い事で使い勝手が悪くなっていて、
そのうち新車や他地区からの転属車両に置き換えられてさらに廃車が進行する可能性もあります。
トイレの設備が無い事で使い勝手が悪くなっていて、
そのうち新車や他地区からの転属車両に置き換えられてさらに廃車が進行する可能性もあります。
一方で単行なので短距離運用であれば使い勝手が良い面もあり、まだまだ頑張り続けるかもしれませんが、
未乗の方は念のために、早目のご乗車をお勧めいたします。
未乗の方は念のために、早目のご乗車をお勧めいたします。
(参考:Wikipedia)