意外な単線区間(55・可部線) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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複線区間と勘違いされそうな単線区間を紹介していくミニコーナーです。
第55回目は、広島駅に近い横川駅から北へ進み、郊外のあき亀山駅へ至る都市近郊路線、可部線です。

全線が広島市内を走り、沿線もほぼ全線にわたり住宅地で利用客が多く全線複線かと思いがちですが、
意外にも(?)、全線単線です。一切複線化されていません。

全線にわたり住宅地で沿線人口が多く、列車もラッシュ時は線路容量ぎりぎりまで増発されています。
早期の複線化が望まれますが、前身が私鉄だからか用地に余裕がなく、複線化するには用地買収が必須です。
しかし都市部ゆえに買収費用の増大が見込まれ、費用対効果に見合わなくなる可能性が大です。

また、可部線は立体化率が低いので、高架化や地下化となれば複線化される可能性も出てくるかもしれませんが、
複線化される可能性は相当低いと言えそうです。


(参考:Wikipedia)