![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/1b/f2/j/o0320024014425731924.jpg?caw=800)
複線区間と勘違いされそうな単線区間を紹介していくミニコーナーです。
第53回目は、今も昔も本州と四国を連絡する重要路線、宇野線【愛称:宇野みなと線】です。
第53回目は、今も昔も本州と四国を連絡する重要路線、宇野線【愛称:宇野みなと線】です。
本州と四国を結ぶ列車が多数走り、しかもローカル列車や貨物列車も走っているので
少なくとも岡山~茶屋町は全区間複線かと思いがちですが、
意外にも(?)、早島~久々原以外の全区間が単線です。
他にも複線のような区間が複数見られますが、いずれも駅構内の交換設備を延伸したという扱いです。
少なくとも岡山~茶屋町は全区間複線かと思いがちですが、
意外にも(?)、早島~久々原以外の全区間が単線です。
他にも複線のような区間が複数見られますが、いずれも駅構内の交換設備を延伸したという扱いです。
岡山~茶屋町は四国方面への列車が多数設定されていて、茶屋町以南の本四備讃線は全線複線なのですが、
宇野線の単線区間が障壁となり、これ以上の増発が困難で、本四備讃線の設備を持て余している印象です。
さらにはJR四国の収益にも悪影響を及ぼしているかもしれません。
宇野線の単線区間が障壁となり、これ以上の増発が困難で、本四備讃線の設備を持て余している印象です。
さらにはJR四国の収益にも悪影響を及ぼしているかもしれません。
単線区間の複線化は必須で、順次複線化や交換設備の延伸が行われていますが、
もし全区間を複線化する場合、恩恵を享受するのは四国側やJR四国で、
宇野線を管理している岡山県やJR西日本にとって費用対効果が少なく、
この事が複線化事業が鈍る一因かと思われます。
もし全区間を複線化する場合、恩恵を享受するのは四国側やJR四国で、
宇野線を管理している岡山県やJR西日本にとって費用対効果が少なく、
この事が複線化事業が鈍る一因かと思われます。
岡山~茶屋町は費用のメドがつけば複線化がさらに進行するでしょう。
但し、末端部の茶屋町~宇野はローカル輸送主体で、まぁ複線化される可能性はゼロに近いでしょう。
但し、末端部の茶屋町~宇野はローカル輸送主体で、まぁ複線化される可能性はゼロに近いでしょう。
(参考:Wikipedia)