第1115回('17) 田沢湖線~奥羽本線~羽越本線のルートで山形県庄内地方の鶴岡へ | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1

前回の続き…

2017年8月11日~14日、この年のお盆休みは主に『青春18きっぷ』を使用して、
3泊4日の日程で東日本と北陸を中心に乗り鉄旅行しました。
最近マイブームになっている途中下車やマンホール蓋写真集めの他、新線乗りつぶしや廃線跡探訪も楽しみました。

今回は3日目前半の内容です。
盛岡から田沢湖線(普通列車)~奥羽本線のルートで秋田まで行き、さらに羽越本線の普通列車と特急列車を乗り継いで山形県庄内地方の鶴岡まで移動しました。
今回の日程 2017年8月13日(日) 【前半】

盛岡520(田沢湖線・821M)651大曲711(奥羽本線・3427M快速)754秋田903(羽越本線・536M)944羽後本荘951(2008M特急いなほ8号)1106鶴岡

【後半へ続く】
この日も4時に起きて、朝食を食べてからホテルをチェックアウトして盛岡駅へ。前日に降っていた雨は止んでいましたが、どんよりとした曇り空でした。



イメージ 2

盛岡駅では有人改札口で『青春18きっぷ』の4回目のスタンプが押されて入場し、標準軌の線路が敷かれた8番線へ行きました。そして少し待って、客扱いを開始した5時20分発の田沢湖線の普通列車大曲行き821Mに乗車しました。701系2連で、後ろには701系2連×2が回送列車として併結されていました。私はボックス席の進行方向窓側席に着席しましたが、発車時点で各ボックスに1~2人ほどの乗り具合でした。



イメージ 3

821Mは定刻に盛岡を発車し、すぐに高架区間になると秋田新幹線『こまち』が通る連絡線と合流しました。その後は地平へと戻り、農村風景の中を西へ走りました。但し、曇り空と朝霧の影響で遠方を望めず、岩手山は見えませんでした。農場のある小岩井、そして秋田新幹線の一部列車が停車する雫石と進み、地元客が次々と下車していきました。その後は一層ローカルムードが濃くなってきて、赤渕に長時間停車しました。私は車外へ出て、駅の内外を撮影しました。また、赤渕駅では回送扱いの後方4両が切り離され、この4両は折り返し盛岡行き820Mとして運用されます。



イメージ 4

赤渕駅を発車後は奥羽山脈の山越え区間へと入り、仙岩トンネル内で岩手県から秋田県へと変わりました。そしてトンネルを出ると依然として曇り空だったものの、岩手県側とは違い、わずかに青空も見えました。そして列車は田沢湖駅に到着し、観光客が数名下車しました。田沢湖駅を過ぎても山間部を走りましたが、神代駅からは横手盆地の田園風景の中を走るようになりました。また、次第に晴れ間が増えてきました。



イメージ 5羽後四ツ屋駅付近にて。

観光客が数名下車した角館からは高校生が増えてきました。そして羽後四ツ屋駅では3分間停車したので大急ぎで駅の撮影をして車内へと戻りました。その後も田園風景の中を走り、右側から来た奥羽本線と合流すると、821Mは定刻の6時51分に終点の大曲駅に到着しました。



イメージ 6
イメージ 7

大曲駅では改札を出て駅舎と駅前を撮影しました。毎年8月最終土曜日に開催される全国花火競技大会のPRが多く見られましたが、一度見てみたいですね…。その後は改札内へと戻り、奥羽本線下り・7時11分発3427M快速秋田行きに乗車しました。701系3連で、私は先頭車両に乗りました。空いていたので私はロングシートに着席し、時折前面展望をして、すれ違う秋田新幹線『こまち』を撮影しました。



イメージ 8

快速は快調に飛ばし、7時54分に終点の秋田に到着しました。



イメージ 9隣に719系が停車しています。

秋田駅ホームで少し滞在していると、隣の番線からピンク帯の719系が南へ向けて発車していきました。「回送」表示ですが、人が乗っていたので、秋田車両センターの従業員を乗せていたと思われます。一部の719系が仙台から秋田へ転属していると知らなかったので驚きました。



イメージ 10

その後は一旦改札外へ出て、駅舎と駅前を撮影しました。晴れていて暑かったです。そして土産と駅弁を買ってから再入場し、9時03分発の羽越本線上り・酒田行き536Mに乗車しました。536Mは普通列車ですが、桂根・折渡・女鹿を通過します。車両は701系2連で、座席が埋まっていたので私は最後部ドア脇に陣取りました。

536Mは定刻に秋田を発車し、羽越本線を南下します。桂根~羽後亀田では日本海側を走りましたが、晴れていたので右後方には男鹿半島が見えました。



イメージ 11

羽後亀田からは内陸を走るようになり、定刻の9時44分に羽後本荘駅に到着しました。羽後本荘駅から7分の接続で特急『いなほ8号』新潟行きに乗り換えて鶴岡までワープするので、私はここで下車しました。



イメージ 12

羽後本荘駅でも改札を出て駅舎と駅前を撮影しようとしましたが、改札を出た所で接近放送が流れてしまい、私は仕方なく駅舎の撮影を諦めて、予め購入していた羽後本荘→鶴岡の乗車券と特急券を自動改札機に通して再入場しました。そして跨線橋を走り、何とか『いなほ8号』に間に合いました。



イメージ 1

『いなほ8号』はE653系7連で、いつの間にか前面に愛称表示が付いていました。今回私は最後部車両のグリーン車に乗りました。E653系のグリーン車は普通車からの改造車で、窓割の関係もあり普通車2列分がグリーン車1列分になりシートピッチが倍増しました。また前後座席とはパーテーションで仕切られていて、個室感覚も味わえます。私はこのグリーン車が気に入り、2度目の乗車となりました。グリーン車の乗車率は50%ほどでした。私は進行方向右側(海側)の窓側席を確保していました。



イメージ 13

道中は車窓風景を眺め続けていました。天気は晴れたり曇ったりでしたが、山側車窓に見えるはずの鳥海山には厚い雲が覆われていて、またも見る事ができませんでした…orz 仕方ないので私は海側を中心に眺めていました。日本海に浮かぶ飛島も見えました。やがて山形県へと入り、吹浦駅の手前で日本海と離れて今度は庄内平野の田園風景の中を走るようになります。JR東日本の秋田支社と新潟支社の境界駅である酒田駅では数人がグリーン車に乗ってきました。その後も庄内平野を見て走りますが、月山にも雲が覆われていて見えませんでした。そして列車は定刻の11時06分に鶴岡駅に到着し、私はグリーン車に名残を惜しみつつここで下車しました。



イメージ 14
イメージ 15

鶴岡駅は主要駅なのですが、分岐駅でも運転系統の分かれ目でもないので下車機会に恵まれませんでした。今回は初めての下車となりました。改札を出て駅舎と駅前を撮影しましたが、晴れていてかなり暑かったです。本当は鶴ヶ岡城跡にも行きたかったのですが、時間の都合で今回はお預けとなりました。私は駅前を軽く散策後、駅へと戻り待合室へ。秋田駅で買った駅弁「秋田比内地鶏 こだわり鶏めし」(1,000円)を食べました。量が少なかったですが、比内地鶏の様々な料理を味わえて美味しかったです。



イメージ 16

昼食後も乗り鉄を続けました。


(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)