意外な単線区間(31・中央西線) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1

複線区間と勘違いされそうな単線区間を紹介していくミニコーナーです。
第31回目は、名古屋と長野県中信地区(塩尻)を結ぶ中央西線です。

特急『しなの』が頻繁に走る幹線で、全線複線かと思いがちですが、
意外にも(?)、単線区間が残っています
木曽地区の十二兼~倉本、原野~宮ノ越、奈良井~贄川が単線です。

単線ゆえに列車の遅延が頻発しているので、やはり早期の複線化が望まれます。
しかしながら山間部を通っており、用地買収はさほど難しくないかもしれませんが、
複線化にはルート変更やトンネル掘削など相当大掛かりな工事が必要となるでしょう。
JR東海はリニア中央新幹線に集中的に投資しており、中央西線にまで手が回らないと思われ、
今後も単線のまま推移するでしょうね…。

リニア中央新幹線が南アルプスルートで確定したのでリニア開業後も中央西線に特急が走り続けるでしょう。
途中の美乃坂本駅の場所(?)にリニアの岐阜県駅ができますが、
リニア開業後も『しなの』は名古屋発着で推移して特急の種別を維持する可能性が高いでしょうから、
利便性向上のためにも複線化を期待したいですが…。


(参考:Wikipedia)