(37・平成筑豊鉄道糸田線)当面は廃止されないと思われるが安心できない路線【2016年~2017 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当面は廃止の可能性が低いものの、安心できない路線を簡単に取り上げていきます。
尚、さらに廃止危惧度の高い路線につきましては、路線ごとに以前UPしました。


第37回目は、福岡県筑豊地方を走る、
転換第三セクター鉄道・平成筑豊鉄道の路線のひとつである平成筑豊鉄道糸田線です。

地図を見ると金田駅から南の田川市へ伊田線と糸田線が延びており、
田川市の2大中心地である伊田地区と後藤寺地区へ通じていますが、
両地区へ配慮した結果か、ほぼ並行して2路線が存在するという、
利用者にとってはありがたいですが、運営側からすれば非効率な路線形態です。

JRは後藤寺の方が拠点性が高いと思われますが、
平筑の場合は伊田で田川線と接続している事もあり、伊田の方が拠点性が高いと思われます。

現在経営が苦しい平筑ですが、さらに深刻な状況になれば、
並行している2路線のうちの一方を廃止にする、という施策を実施する可能性もゼロではありません。

となると、田川後藤寺駅で平筑の他路線と接続しない糸田線の方が危険度が高いのでは…と思ってしまいます。
まぁ、次回紹介する田川線が先に手を付けられた場合は伊田線がアウトで糸田線がセーフの可能性もありますが…。


いずれにしても、転換3セクの2路線がほぼ並行している状況は他地区から見るとある種、
面白いですが異様な光景でもあります。


未乗の方は念のために、早目のご乗車をお勧めいたします。

(参考:Wikipedia)