第1058回('16) キハ11形入線後はじめて、ひたちなか海浜鉄道を乗り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

2016年の年末休みは12月30日開始で、さらに休み期間が短いので長距離乗り鉄を回避し、その代わりに2016年12月23日~25日の3連休を利用して、東日本方面へ2泊3日の日程で乗り鉄旅行に出かけました。
天気は概ね改正で、雨にはほとんど遭わず、また東北南部や甲信などにも行きましたが、雪景色はほとんど見られませんでした。

今回は2日目・12月24日(クリスマスイブ)序盤の内容です。
『週末パス』(8,730円)を利用し、常磐線で茨城県へ。JR東海や東海交通事業のキハ11形を導入後はじめて、ひたちなか海浜鉄道湊線を乗り鉄しました。
今回の日程 2016年12月24日(土) 【その1】 

南千住521(常磐線・321M快速)704勝田727(ひたちなか海浜鉄道湊線)743那珂湊825(湊線)836阿字ヶ浦

【その2へ続く】
この日も4時に起床し、朝食を済ませてからホテルをチェックアウトし南千住駅へ。本日と翌日有効の『週末パス』を自動改札機に投入して入場しました。5時19分発の勝田行き321Mに乗車予定なのですが、先発の取手行き快速が日暮里駅で安全確認を行っているとの放送が入り、予定通り行くのだろうかと不安になりました。幸い、すぐに電車は動き出したようで、まず取手行きが到着・発車し、そのすぐ後に勝田行きが到着しました。2分遅れでとどまったのでホッとしました。車両はE531系10連で、私はグリーン車に乗り2階の窓側席に座りました。



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Suicaグリーン券は予めホームの券売機で購入していましたが、間違えて水戸までのグリーン券を買ってしまい、最後の水戸~勝田をどうしようかと考えてしまいましたが、水戸で普通車に移る事にしました。尚、グリーン車の車内はガラガラでした。また、客室乗務員は早朝という時間帯だからか男性で、警備員は同乗していませんでした。



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道中まだ暗かったので車窓風景は望めず、私はスマホをいじっていました。茨城県へと入り取手を過ぎると次第に夜が明けてきて、停車駅ごとに普通車は乗客が増えていたようですが、グリーン車の乗客は少ないままでした。土浦、石岡、友部などに停車し、偕楽園が見えてくると茨城県の県庁所在地である水戸に到着しました。



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水戸駅では一旦車外へ出て、最後部の1号車に移動しました。空いていたクロスシートに着席しましたが、先程までリクライニングシートに座っていたために普通車のシートの背もたれ角度が直角のように感じました。水戸を発車後は数分間車窓風景を眺め、7時04分に321Mは終点の勝田駅に到着しました。2分の遅れはいつの間にか取り戻していました。また、最後部車両に移動していたので勝田駅では容易に車両の写真を撮影する事ができました。



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勝田駅では一旦駅の外へ出て駅舎と駅前を撮影しました。その後は駅へと戻り、ひたちなか海浜鉄道湊線の1番線へと移動しました。中間改札を通ってホームで少し待つと、列車がやって来て折り返し阿字ヶ浦行きとなります。車両は元三木鉄道の気動車・ミキ300-103で、2010年訪問時にも乗車した車両でした。塗色は三木鉄道時代のままでしたが、内外ともに少々くたびれた様子でした。私はクロスシートの進行方向窓側席に着席しました。そして発車までに10人ほどが乗ってきました。



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列車は7時27分に勝田駅を発車し、日工前、金上と停車していくと住宅地は途切れ、一転してローカル風景の中を走るようになります。その中に中根駅があります。そして新駅である高田の鉄橋からは住宅地へと入り、左手に車両基地が見えてくると湊線の拠点駅である那珂湊駅に到着しました。私は一度この駅で降りたくて今回は途中下車しました。乗り鉄時やテレビ番組などで見てきましたが、実際に降りてみてレトロな雰囲気に感動しました。



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また、車両基地にはキハ11形が数両いて、中には城北線カラーのまま、しかも城北線のヘッドマークを掲げた車両も留置されていました(部品取り用との事)。



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尚、駅猫「おさむ」と「ミニさむ」についての知識はこの時はなかったので…。



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那珂湊駅では駅の外へ出て駅舎と駅前を撮影しました。次の列車まで40分ほど時間があるので那珂湊漁港の魚市場へ行く事もできたかもしれませんが、次の列車に乗り遅れてしまうと予定が狂うので今回は断念し、少しだけ駅前を散策してから駅舎内へと戻り、待合室で休憩しました。そして発車5分前に改札が開始されると私は阿字ヶ浦方面ホームへ行きましたが、当駅から乗車するのは私だけのようでした。他の乗客は全て勝田方面へ向かうようでした。そして私は8時25分発の阿字ヶ浦行き列車に乗車しました。車両はキハ11-7でしたが、オリジナルの塗色ではなく全面広告のラッピングトレインだったのは残念でした…。車内はJR東海時代そのままで、私はクロスシートの進行方向窓側席に着席しました。乗客は4~5人でした。また、内外を見る限りは10年ほど後輩のミキ300-103より新しく感じました。ミキ300よりキハ11形の方が製造費が高かったかもしれませんが、JR時代から大事に使われていたのでしょうね…。



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道中は住宅地と畑が混在した車窓風景でした。右側遠方に一瞬、太平洋も見えました。乗客は少しずつ減少し、終点の阿字ヶ浦到着時には乗客は私ともう一人だけでした。



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阿字ヶ浦駅ではホームや駅の外で撮影し、折り返し列車に戻りました。往路でもう一人いた乗客も「乗り鉄」のようで、折り返し列車に乗車していました。また、構内には旧型気動車が2両留置されていました。



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また、湊線には国営ひたち海浜公園への延伸構想もあるようですが、実現を期待したいですね。



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この後は折り返し列車に乗車し、乗り鉄を続けました。


(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)