出雲坂根駅【島根県】(木次線。2011年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、島根県東部と広島県北東部の間を南北に走るローカル線・木次線(きすきせん)の駅で、
三段式スイッチバック構造と延命水で有名な
出雲坂根駅(いずもさかねえき)です。
駅愛称は『天真名井(あめのまない)』です。


駅名所在地
出雲坂根駅島根県奥出雲町


乗車可能路線
JR西日本:木次線


訪問・撮影時2011年7月


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出雲坂根駅は島根県奥出雲町南部の山間部にあります。
駅舎は2010年に建て替えられました。
駅舎内に自動券売機はなく、運賃は車内精算になります。


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駅舎の北側には延命水の水汲み場があり、駅前に駐車場があるので車で延命水を汲みに来る人が多いです。
以前は駅の改札内にありましたが、現在は車からの来客にも対応した構造です。


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駅前の様子です。駅周辺は過疎地で、民家もほとんどありません。
標高は565mです。
駅前の国道314号線は写真手前側で奥出雲おろちループへ通じています。


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駅名標です。JR西日本の標準タイプです。
便宜上、終端方に「みいのはら」と書かれています。


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出雲坂根駅は相対式ホーム2面2線の構造で、駅舎側終端部とスイッチバック側駅舎と反対側には側線があります。


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宍道方・備後落合方を望む。
左側の線路が1段目スイッチバックで木次・宍道へ向かい、右側の線路が2段目スイッチバックで備後落合へ向けて勾配を登ります。
2段目の先には折り返し地点があり、3段目スイッチバックでさらに登り、奥出雲おろちループを見て三井野原駅へ至ります。


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終端方を望む。機回し対応の構造です。
両線が合流した先に車止めがあるはずですが、藪に覆われて分かりません…。


あとがき

私が出雲坂根駅を訪問したのは1999年、2006年、2011年の計3度です。1999年は乗りつぶしで、2006年はドライブで、2011年は『奥出雲おろち号』乗車で訪問し、列車での訪問時はいずれも駅の外へ出ています。かつては国鉄時代の面影を残していましたが、2010年に駅舎が改築されていた事を知らず、2011年の訪問時は驚きました。

東京からですと定期列車では日帰りで不可能です。最低でも『サンライズ出雲』を利用して車内泊をする必要がありますが、それでも出雲坂根駅での滞在時間は乗車列車の停車時のミニ限られます。現地で一泊される事をお勧め致します。尚、『奥出雲おろち号』の運転日は東京(始発のみ)~広島~三次~備後落合~木次~宍道~岡山~東京のルートで日帰りが可能ですが、『奥出雲おろち号』は全車指定席なので指定席券が必要です。
一方、大阪からもタイトな日程になりますが、宍道側からも広島側からも何とか日帰り訪問が可能です。

食料・飲料について、駅前にコンビニや飲食店はおろか、地元商店すらありません。事前に用意して下さい。

東京からは特に遠いですが、木次線乗り鉄の際は出雲坂根駅でも途中下車されてみて下さい!!

(参考:Wikipedia)