紀伊勝浦駅【和歌山県】(紀勢本線。2009年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
紀伊半島の外周を走る紀勢本線(JR西日本の新宮~和歌山間の愛称は【きのくに線】)の、
半島先端寄りにある主要駅、
紀伊勝浦駅 (きいかつうらえき。 Kii-Katsuura Station)です。  
  
  
駅名  
紀伊勝浦駅 (駅番号なし)  
  
所在地  
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町  
  
乗車可能路線  

  

隣の駅  

新宮方・亀山方……………紀伊天満駅  
和歌山方・和歌山市方……湯川駅  

  
訪問・撮影時  
2009年9月、2021年3月  

  

  

 

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紀伊勝浦駅は1977年に完成した鉄筋コンクリート造2階建ての駅舎を有しています。東側にあります。
2階に改札口があります。
こちらの東口のみバリアフリー対応です。
駅前広場があり、バス停留所とがクシー乗り場が設けられています。駅前広場には足湯があります。
上写真は2021年撮影、下写真は2009年撮影。


 

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駅前の様子です。上写真は2009年撮影、下写真は2021年撮影。
観光地の玄関口として商店街が形成されていますが、閑散としています。
すぐ先に勝浦港があります。

 

 

こちらは西口です。2021年撮影。出入口があるのみです。

歩道橋タイプの屋根なし跨線橋を渡って駅舎へとアクセスします。

この跨線橋は東西自由通路を兼ねていますが、エレベーターはなくバリアフリー非対応です。

駅前広場は整備されておらず、出入口前の歩道が広くなっているのみです。

 

 

西口駅前です。西を望む。2021年撮影。

いわゆる「駅裏」ですが、駅西側も住宅街が広がっています。但し商店は少ないです。

 
 

 

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駅舎内の様子です。有人駅です。2009年当時は『みどりの窓口』がありましたが、現在は廃止されています。代わりに『みどりの券売機プラス』と『e5489』のチケット受取機が設置されています。
改札口は2階にあります。自動改札機はなく、『ICOCA』も利用できませんでしたが、現在は利用可能です。簡易改札機が設置されています。
但し、新宮駅より先のJR東海エリアでは利用できませんのでご注意下さい。
2枚目は2009年撮影、それ以外は2021年撮影。


 

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駅名標です。
JR西日本の標準タイプですが、やや小ぶりです。

 

 

こちらは2番のりばに設置されている建植式駅名標です。非電照式ですが、反射板が使用されています。

横長の標準タイプです。

紀伊勝浦駅に駅ナンバリングは導入されていません。

 
 

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紀伊勝浦駅は単式ホーム・島式ホームとも各1面の計2面3線の構造になっています。
下り本線は2番のりば、上り本線は3番のりばです。
東側の1番のりばは新宮方面へ折り返す列車のみが使用可能で、
名古屋からの特急『(ワイドビュー)南紀』や新宮~紀伊勝浦を運行する普通列車の一部が使用しています。

 

 

こちらは1番のりばより和歌山市方を望む。

1番のりばから見て2・3番のりばは亀山方(手前側)にずれています。

 

 

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新宮方を望む。紀勢本線は山々が海に迫る地形の中を走り、カーブやトンネルが多いです。
 
 
 
和歌山市方を望む。この先、熊野灘の近くを走り、本州最南端の駅である串本駅を目指します。

  

  
あとがき(2016年現在)  

私が紀伊勝浦駅で下車したのは2009年の1度きりです。乗車した特急『(ワイドビュー)南紀』の終着駅だったので下車しました。
大型連休時に行ったので、観光客で賑わっていました。

 

東京からですと東海道新幹線で名古屋駅または新大阪駅まで行き、紀勢本線の特急に乗り換えです。
何とか日帰り可能ですが、最低でも片道は名古屋経由にした方が滞在時間を長く取れます。

 

大阪からは紀勢本線の特急『くろしお』利用となります。少々時間を要しますが、余裕で日帰りできます。
普通列車の乗り継ぎでも日帰り可能ですが、タイトな行程になります。

 

食料・飲料について、コンビニは駅の西側約300mの場所にあります。
飲食店は駅周辺に観光客目当ての店舗が点在していますが、短時間で済ませられそうな店はありません。
また、駅弁も販売していますが、心配な場合は事前に用意しておくと良いでしょう。

 

東京からの到達難易度は高いですが、南紀・熊野へご旅行の際はぜひ訪問されてみて下さい!

  

(参考:Wikipedia)