第932回('13) 大阪市営地下鉄中央線や桜島線(JRゆめ咲線)などを乗り鉄して帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

2013年11月28日、奈良・大阪方面へ乗り鉄に出かけました。

今回は後半の内容です。
近鉄生駒ケーブルの宝山寺2号線を乗りつぶした後は、近鉄けいはんな線→大阪市営地下鉄中央線経由で大阪港へ。
天保山から大阪市営天保山渡船で桜島へ渡り、桜島線【JRゆめ咲線】を乗り鉄して梅田へ戻りました。
最後はJR神戸線の新快速で加古川へと帰りました。
今回の日程 2013年11月28日(木) 【後半】

生駒1338(近鉄けいはんな線→大阪市営地下鉄中央線)1415大阪港(徒歩)天保山渡船場1500(大阪市営天保山渡船)1503桜島渡船場(徒歩・一部貨物線跡を探訪)1521桜島1531(桜島線・686レ)1539西九条1541(大阪環状線外回り・1476レ)1547大阪/梅田1555(大阪市営地下鉄御堂筋線)1600新大阪1639(JR京都線→JR神戸線・3483M新快速)1737加古川

【帰宅】
生駒ケーブル宝山寺2号線の踏破を終え、鳥居前駅から生駒駅へと戻りました。そして近鉄も推している感のある『 ICOCA 』で『けいはんな線』専用改札を通って入場し、近鉄けいはんな線の地下鉄中央線直通コスモスクエア行き電車に乗車しました。車両は緑帯を巻いた大阪市交通局の20系6連で、車内は空いていましたが私は最後部ドア脇に陣取りました。ちなみに、けいはんな線は近鉄の路線ですが、電化方式は先に開業していた中央線に合わせて第三軌条集電となっています。知識がなければ空間がスッキリしているので非電化路線と間違えてしまうかもしれませんが…。



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電車が生駒駅を発車するとすぐに生駒トンネルへと入ります。この生駒トンネル、東側部分は近鉄奈良線の旧線跡でもあります。奈良線の旧トンネルを転用しています。奈良県から大阪府へ入ると左へカーブして旧トンネルから外れ、新設トンネル区間を進みます。そしてトンネルを出ると私は乗務員室の小窓から後方を眺めました。すると生駒山地が壁のように立はだかるのが分かりました。また、トンネル区間の上を奈良線が通っているのですが、けいはんな線側からはよく見えないですね。奈良線からですと、けいはんな線は見えるのですが…。



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新石切駅手前からは第二阪奈有料道路、阪神高速道路13号東大阪線と並走しますが、すぐに阪神高速の高架下を走るようになり支柱の影響で視界が悪くなります。そして吉田~荒本で地下へと入り、近鉄と大阪市交の境界駅である長田に着きました。近鉄区間では乗客の増加はジリジリといった感じでしたが、運賃を合算しなくても良くなる当駅で一気に増えました。電車はそのまま中央線へと入り、地下区間で大阪の都心中央部を東から西へ一直線に駆け抜けます。因みに、中央線が全線地上を走っていたとしますと沿線には大阪城や旧・日生球場(現・もりのみやキューズモールBASE)、谷町四丁目の官庁街、船場地区などが見えていました。また、堺筋本町駅や本町駅は西行きと東行きのホームが離れています。これは中央線の通る中央大通の中央分離帯部分には船場センタービルが建っており、それを避けるためです。このビルは交差道路によって複数あるのですが、堺筋本町~本町の約1区間分、いやそれ以上の長さになります。
阿波座を過ぎると地上へ出て、やはり阪神高速と並走していて支柱が影響しますが高架を走るので車窓風景を眺められるようになります。私は必死に車窓風景を眺めていましたw そして私は終点の1駅前にある大阪港駅で下車しました。



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大阪港駅は天保山地区にあり、水族館「海遊館」の最寄駅です。ですが私は「海遊館」へは行かず、日本一標高の低い山である天保山(標高4.53m)へ行きましたw 周囲は天保山公園になっており、私は山頂にある三角点を探しましたがなかなか見つかりませんでした。そして安治川沿いの一角に山頂を示す表示が見つかり、その手前の地面に三角点がありました!



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その後は、天保山公園の北東端にある大阪市営天保山渡船(天保山~桜島)の天保山渡船場へ。風が強すぎて寒かったので乗船時間まで渡船場の待合室で待機してスマホをいじっていました。そして安治川の対岸の桜島から渡船がやって来たので乗船しました。乗客は3人で、私以外の人は自転車で乗船していました。船室は座席がなかったと記憶しています。尚、天保山渡船は乗船運賃不要です。



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渡船は15時に天保山渡船場を出航し、阪神高速5号湾岸線の天保山大橋の下を通ってから船は左へ舵を切り、海のような安治川を横断していきます。船室は窓がない構造なので風がそのまま入ってきて寒かったですが、窓がない分写真撮影はスムーズにいきました。そして右手に桜島渡船場が見えてくると船は右に舵を切り、3分の乗船時間で桜島渡船場に着岸しました。



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桜島渡船場に着いた後は桜島線【JRゆめ咲線】の桜島駅へ徒歩移動するのですが、折角なので桜島地区に多数存在していた貨物線や専用線のうち、渡船場付近へ向かっていた線路の廃線跡を辿ってみました(ある程度事前調査済)。用地境界にかつて鉄路があった面影が見られましたが、遺構は見当たりませんでした。



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そして20分近く歩き、桜島駅に着きました。



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桜島駅は終端駅ですが橋上駅舎になっています。入場後ホームへ下りると、南側の1番のりばに異変があり、気付きました。異変とは、ロープ昇降式ホーム柵が設置されていたのです。これは試験の為に設置されたとの事で、12月5日に試験運用開始との事でした(翌2014年、試験終了後に撤去。現在は六甲道駅に同様のタイプが設置され、高槻駅にも設置)。また、相当数の警備員がホーム柵に沿って等間隔で配置されており、写真撮影に苦労しました…。当時、このホーム柵が本格採用に至らないのでは…と心配していましたが、本線系で少しずつ設置されていくかもしれませんね。個人的には大阪環状線にも設置して4扉車を継続してほしかったのですが…。



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乗車列車である西九条行きはホーム柵とは反対側の2番のりばに停車していて、発車時間が近づいていたので乗車しました。ラッピングなしの201系8連で、平日昼間帯だからかガラガラでした。私はロングシートに腰掛けて車窓風景を眺める事にしました。

西九条行きは定刻に桜島を発車し、すぐにUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)脇の人工地盤の下を走ります。車窓からUSJは見えないようになっていますw そしてUSJ最寄りのユニバーサルシティ駅ではUSJ帰りの客がそこそこ乗ってきました。平日なのに子供もいました。ですが車内は空いたままでした。ユニバーサルシティ駅を発車後も工業地帯の車窓風景を眺め、左手にラ・ムーを見てから大阪環状線と合流すると、8分の乗車時間で終点の西九条駅、中線に到着しました。



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西九条駅では大阪環状線外回り電車に乗り継ぎました。201系8連で、座席が埋まっていたので私はドア脇へ。道中は環状線の外側の車窓風景を眺め、大阪駅で下車しました。



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大阪駅で下車後は買物等をしないで大阪市営地下鉄御堂筋線の梅田駅へと直行し、千里中央行き(10系10連。やや混雑。ドア脇へ)に乗って新大阪駅で下車しました。今回の御堂筋線乗車は、もちろん30000系目当てですww 運用を記しているサイトが全く見つからなかったので、自力で30000系を探すしかなかったですwww ホームの江坂方で千里中央直通列車や新大阪折り返し列車を20分以上観察しましたが、来るのは他形式ばかり…orz また、季節柄、日没が早いので16時半を前に暗くなってきたので今回は日没コールドという事で観察を断念し、JR在来線の新大阪駅へと向かいました。



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新大阪駅からはJR神戸線の下り新快速に乗車しました。223系8連+4連で、私は前方8連側に乗車しました。混雑していましたが私は扉間の通路へ。大阪到着時に大半の乗客が下車したので入れ替わるように私は窓側席に座りました。大阪からも車内が混雑する中、私は居眠りしながら移動時間を過ごし、西明石で目が覚めてからは暗さで車窓風景が望めないのでスマホをいじり、予定通りに加古川駅で下車できました。時刻は17時半過ぎでしたが、既に真っ暗になっていました。



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加古川駅到着後はそのまま家路につきました。


(つづく)


今回新たに徒歩で訪問した廃線跡

路線名備考
桜島駅付近の側線or貨物線or専用線跡(一部)廃止時期不明
(参考:Wikipedia)