【ゆふいんの森】キハ71系気動車(JR九州)【特-1グランプリ・エントリーNo.44】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除くJR在来線特急形車両No.1を決める特-1グランプリのノミネート車両をUPしています。
エントリーNo.44は、JR九州に在籍する特急形気動車・
キハ71系を紹介します。
尚、『ゆふいんの森Ⅰ世』とも呼ばれています。

キハ71系気動車は、久大本線の観光特急『ゆふいんの森』の専用車両として
キハ58形、キハ65形からの改造で(車体は新製)、1989年にデビューしました。
3両編成でデビューしましたが、後に中間車両が1両増備されました。
4両編成1本だけの在籍です。


足回りは急行形気動車のキハ58形、キハ65形のものを流用しました。
後にエンジンが換装され、性能は向上したと思われます。
車体は鋼製です。ハイデッカー構造で、先頭車両は前面展望に対応しています。


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(Wikipediaの写真を使用)車内の様子です。

普通車のみです。リクライニングシートで、シートピッチは960mmです。
インアームテーブルを備えています。
ハイデッカー構造で荷棚のスペースが狭く、デッキにコインロッカーの設備があります。

また、中間車両にはカフェテリア(後にビュッフェへ変更)やサロンスペースがあります。


JR九州のキハ71系気動車に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン24点
車両性能14点
車内・居住性22点
乗りたい度23点
合計 83点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、83点となりました。性能点の低さをデザイン、内装、魅力でカバーして高得点になりました。


キハ71系は1989年のデビュー後、一貫して特急『ゆふいんの森』の別府系統に起用され続けています。
尚、予備車がないため(キハ72系は別運用)、検査などで運用を離脱した場合はキハ185系が代走し、
列車名も『ゆふ』となります。

デビューして既に25年以上を迎え、幾度のリニューアルを経ても老朽化は進行しています。
人気が高いので継続して使用し続ける可能性が高いですが、
更新車としての車齢を考えるとそろそろ危険水域に達しつつあります。

念のため、乗車・撮影はお早目に。

(参考:Wikipedia)