観光特急仕様キハ40系気動車(JR九州)【特-1グランプリ・エントリーNo.43】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除くJR在来線特急形車両No.1を決める特-1グランプリのノミネート車両をUPしています。
今回よりJR九州編です。
エントリーNo.43は、JR九州に在籍する気動車・
キハ40系のうち、観光特急用に改造された車両を紹介します。
尚、特急以外の用途での使用を目的に改造された車両については対象外と致します。ご了承下さい。

まずは2004年の九州新幹線新八代~鹿児島中央の開業時に設定された観光特急『はやとの風』用に
キハ40形とキハ47形が計3両改造されました。
次に2011年の九州新幹線博多~新八代開業時に設定された観光特急『指宿のたまて箱』用に
キハ47形が計2両改造されました。


性能面ではキハ40系と変わりませんが、高出力エンジンに換装された車両が改造種車に選ばれています。
主な変化は車体や内装です。

尚、JR九州の「D&S列車」には、同じキハ40系を種車とした非特急用の車両も複数存在していまして、
それらの車両のレベルも今回紹介の特急用車両とさほど変わりありません。


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『はやとの風』改造車の車内です。

リクライニングシートの一般席をはじめ展望席、サービスコーナーなどの設備があります。

『指宿のたまて箱』改造車は車内の様子が異なります。


JR九州のキハ40系観光特急改造車に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン22点
車両性能10点
車内・居住性20点
乗りたい度24点
合計 76点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、76点となりました。性能点の低さをデザイン、内装、魅力でカバーして低得点は免れました。


キハ40系観光特急改造車は特急『はやとの風』『指宿のたまて箱』でそれぞれ専用編成が充当されています。

しばらくは安泰かと思われますが、種車であるキハ40系の車齢はアラフォーレベルですw
また、前述のように他の「D&S列車」には同じキハ40系を種車として豪華仕様に改造された車両を用いて
快速や普通として運用されている列車・車両もあり(指定席料金は別途必要ですが)、
料金に対する設備の格差を考えるとこれらの列車を特急として運行し続けられるかどうかが個人的に気になります。

いずれにしても車両の老朽化は今後深刻になるでしょうから、
壊れるまで使い続けるか、後継車両(新車またはキハ200系改造車か?)を投入するか、
列車の存続にもかかわる問題なので気になります。


乗車・撮影は急いだ方が良いかもしれません。

(参考:Wikipedia)