373系電車(JR東海)【特-1グランプリ・エントリーNo.27】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除くJR在来線特急形車両No.1を決める特-1グランプリのノミネート車両をUPしています。
エントリーNo.27は、JR東海に在籍する特急形電車・
373系を紹介します。

尚、285系につきましてはJR西日本編の際にJR東海との連名で紹介致します。ご了承下さい。


373系電車は、
急行『東海』『富士川』や『大垣夜行』で使用されていた急行形電車165系の置換を目的に製造された車両で、
普通列車から特急列車まで幅広く運用可能な汎用性の高い車両として1995年にデビューしました。
そして特急『東海』と快速『ムーンライトながら』(ともに廃止)、特急『ふじかわ』『伊那路』に投入されました。
全て3両編成で、最大9両編成まで組成した実績があります。


車体ですが、ステンレス無塗装で橙帯を巻いています(前頭部のみ鋼製で白色塗装)。
先頭車は貫通形のみで、キハ85系の貫通型先頭車のデザインを踏襲しています。
また、前頭部に幕式の愛称表示器が設置されています。
VVVF制御(GTO)が採用され、営業最高速度は120km/hです。


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普通車の車内です。

373系は普通車しかなく、両開き2扉です。またデッキがないのが特急形としては致命的です。
しかし、座席はやや豪華なリクライニングシートで、シートピッチ970mmのリクライニングシートです。

また、車端部にはセミコンパートメントと称する向かい合わせ座席(定員4人)があり、中央部にはテーブルがあります。


JR東海の373系電車に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン20点
車両性能22点
車内・居住性16点
乗りたい度15点
合計 73点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、73点となりました。やはりデッキの面がマイナスに働きました。


373系は現在、特急『ふじかわ』、特急『伊那路』、そして静岡地区のホームライナーで使用されていますが、
運用に余裕が出ているため臨時列車での使用機会が増えています。

また、車齢は約20年が経過していて、老朽化が進行しています。
当分の間は大丈夫かと思いますが、余剰車両は先行して廃止される恐れもあります。

念のため、乗車・撮影はお早目に。

(参考:Wikipedia)