第846回('12) 雪景色を走る葛城山ロープウェイ(奈良県)に乗車 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

2012年2月4日は『冬の関西1デイパス』(当時は2,900円)を使用して、久しぶりに近畿地方の路線を乗り鉄しました。
目的地は11年ぶりの訪問となる奈良県の葛城山ロープウェイでした。

今回は後半の行程です。11年ぶりに奈良県御所市にある葛城山ロープウェイに乗車しました。
その後は近畿圏内を乗り鉄して帰宅しました。
今回の日程 2012年2月4日(土) 【後半】

近鉄御所駅1228(奈良交通バス・88系統 小林経由)1250葛城ロープウェイ前/葛城登山口1305(葛城山ロープウェイ)1311葛城山上1330(葛城山ロープウェイ)1336葛城登山口1345(徒歩)1448御所1456(和歌山線・452T)1503高田1507(和歌山線→大和路線・1443T快速)1538久宝寺1539(おおさか東線・2477S)1553放出1554(学研都市線→JR東西線・4359B)1604大阪天満宮/南森町1613(大阪市営地下鉄谷町線)1615東梅田/梅田1622(御堂筋線)1628新大阪1658(JR京都線→JR神戸線・3275M新快速)1756加古川

【帰宅】
近鉄御所駅からは奈良交通のバスで葛城山ロープウェイの山麓駅に相当する葛城登山口駅へと向かいます。しばらく待っていると、ガチャガチャ音を鳴らしてバスがやって来ました。音がうるさいのでバスを見てみると、何とタイヤにチェーンを巻いていました(4輪とも)。前日は奈良県で雪が降っていたとニュースで言っていたのですが、そこまでの状況だったとは…。駅から葛城山を見る限りうっすらと雪化粧していました。ちなみに、駅前には雪はありませんでした。



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バスは5~6人の乗客を乗せて近鉄御所駅を発車し、上り坂の続く住宅地の中を西へ進みます。タイヤチェーンを装備しているので、速度を上げる事ができず、また乗り心地は最悪でしたw しばらく走って葛城登山口駅が近づいてくると沿道の畑などに残雪が見られるようになりましたが、道路に積雪は見られませんでした。但し、凍結の恐れがあり、また坂道が続くのでタイヤチェーンの使用は正解だったと思います。そして近鉄御所駅から22分かけて終点の葛城ロープウェイ前バス停に到着しました。所定より数分遅れていたと記憶しています。バス停付近は路面にも雪が積もっていました。



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バスを下車後は、バス停の少し上にある、近鉄が運営する葛城山ロープウェイの葛城登山口駅へ。



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この天気と寒さではいくら土曜日とはいえ利用客は少ないだろうと思い込んでいましたが、実際は人が多くて驚きました。しかし、親子連れの家族客がやたらと多く、どうしたことかと思いました。とりあえず私は往復チケットを買って、列に並んでロープウェイに乗りました。私が乗ったのは2号搬器「すずかぜ号」で、山麓側のポジションを狙いましたが先客に取られ、それならばと何とか山頂側ポジションを確保しました。搬器内は家族連れを中心に満員となりましたが、子供が多かったので搬器内の見通しは良かったです。



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ロープウェイが葛城登山口駅を発車後、私は山頂方を眺め、時折写真撮影をしました。斜面を上るにつれて、周囲が白くなってきました。山上駅が近づいてくると積雪量も増えてきました。そして6分の乗車で山頂駅に相当する葛城山上駅に到着しました。



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葛城山上駅では外へ出ました。駅前の舗装道路は雪で覆われていて、軽装で来た私には歩くのが少し辛かったです。しばらく歩くと、雪遊びのスペースがあり、子供たちが遊んでいました。だから家族連れが多かったのかと納得しました。奈良県の人にとって、雪国へ行くより手軽に雪を楽しめますね。

その後私は山上駅へ戻り、ガラガラ状態のロープウェイに乗りました。今度は山麓方のポジションを確保し、奈良盆地(大和盆地)の雄大な風景を見下ろしながら下山しました。



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下山後は、バスの便まで時間があった事もあり、徒歩で御所駅へ向かうことにしました。下り坂が続き、また道路に雪が積もっていなかったので容易に行けるだろうと思っていました。
下り坂が連続しましたが、足に来る事はなかったですw また、ロープウェイ駅近くでは、ロープウェイに乗っていないにかかわらず奈良盆地を見下ろせました。



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しかし、御所駅までは意外と距離が長く、乗車予定列車に間に合うかどうか不安になってきました。集落内を歩いていると、山麓方から向かってきた車が私の前で止まり、窓を開けて強面のオッチャンが現れました。私は何事かと驚きましたが、オッチャンは私に葛城登山口の場所を尋ねてきました。私はとりあえずホッとしてw、道案内をするとオッチャンは私に礼を言って去っていきました。私はよく旅行先で道を尋ねられることがありますが、成功率は50%くらいでしょうかwww

その後もひたすら歩き続け、1時間少々でようやくJR和歌山線の御所駅に到着しました。下り坂ばかりだったのでさほど疲れませんでしたが、電車に間に合うかどうか分からなかったのでハラハラしていました。結果、じゅうぶん間に合いました。 



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御所駅到着後は、桜井線経由奈良行き452Tに乗車しました。単色化された105系2連で、乗客がそこそこいたのでドア脇へ。先程登った葛城山を見ながらの道中となり、高田駅で下車しました。

高田駅では当駅始発JR難波行きの快速列車に乗り継ぎました。221系4連で、空いていたので私は転換クロスシート窓側席に座りました。大和高田市~大阪の間はJRの他に近鉄大阪線、近鉄南大阪線があり、JRは劣勢となっています。2011年3月のダイヤ改正で、王寺~高田間のデータイムの列車本数が毎時3本から2本に削減されてしまいました…。



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快速は高田を発車し、単線の線路を北上していきます。途中駅では少しずつ乗客が増えてきました。そして王寺からは大和路線へと入りますが、快速列車が頻発しているからか、さほど乗客は増えず、空席を残した状態で大阪府へと入りました。そして快速は久宝寺に停車し、私はここで下車しました。



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久宝寺駅では、おおさか東線の放出行き電車に乗り継ぎました。ウグイス色の103系6連で、車内は空いていたので私は着席して車窓風景を眺め、終点の放出駅まで移動しました。



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放出駅では学研都市線に乗り継ぎました。JR東西線経由の西明石行き普通列車に乗車しました。207系4連+3連で、私は最後部車両に乗車しました。偶然、4連側も1000番台で、私はGTOインバータの音が好きなので道中は動画を録ってインバータ音を楽しみました。そして10分後に到着した大阪天満宮駅で私は下車しました。



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大阪天満宮駅にて下車後は隣接する大阪市営地下鉄の南森町駅へ向かい、谷町線の都島行き列車に乗りました。新型の30000系6連で、車内はやや混雑していたので私はドア脇に陣取り、車内の様子を観察しながら隣の東梅田駅まで移動しました。今回の谷町線乗車は30000系の撮影が目的でしたが、あっさりと30000系に遭遇できましたw



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東梅田駅で下車後は改札を出て地下街を歩き、御堂筋線の梅田駅へ。千里中央行き電車(21系10連。混雑。ドア脇に立席)に乗り、新大阪駅で下車しました。尚、御堂筋線にも30000系が前年末に導入されていたのですが、既に複数編成が存在していた谷町線とは違い当時1編成だけだったので遭遇できる確率は低かったので今回はパスして、改札を出てJR駅へと向かいました。



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そしてJR駅舎を撮影してから在来線改札を通って下りホームへ。すると、上り線に検測用のキヤ141系気動車(ドクターWEST)が入線してきたので、慌てて撮影しましたw



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その後はJR神戸線の下り新快速(223系8連+4連)に乗りました。



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混雑していましたが、いつものように大半の乗客が入れ替わる大阪駅で空いた窓側席に座り、以後は車窓風景を眺めたり携帯電話をいじりながら加古川駅まで乗車しました。

加古川駅にて下車後はとっとと帰宅しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)