第815回('11) 九州へ。久大本線などを乗り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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2011年10月7日~10日、3連休を中心に3泊4日の日程で、当時まだ発売していた『周遊きっぷ(九州ゾーン)』を使用して、特急メインで九州地方の路線を広域的に乗り鉄しました。

今回は初日~2日目前半の行程です。
まずは金曜日夜間に山陽新幹線で博多入りしました。
そして翌日、久大本線の特急『ゆふ』に乗り、日田や由布院を通って大分まで移動しました。
今回の日程① 2011年10月7日(金)  

加古川1929(JR神戸線・3501M新快速)1940姫路1958(山陽新幹線・のぞみ53号)2159博多

【宿泊】
この日は仕事を定時で終え、大急ぎで帰宅しました。18時半頃には真っ暗になりました。自宅ではシャワーを浴びて夕食を食べてから出発して加古川駅へ。自動改札機に事前に購入した『周遊きっぷ』の『ゆき券』を投入して入場しました。そして19時29分発の新快速・姫路行き(223系8連)に乗車しました。平日のこの時間帯の新快速は7~8分間隔で頻発している事もあり、12連の設定はなく8連ばかりでした。乗客が多かったので私は西明石以西で使用可能な補助席に座り、姫路駅まで移動しました。



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姫路駅では山陽新幹線との乗換改札で『ゆき券』と博多までの新幹線自由席特急券を投入し、新幹線ホームへ。19時58分発の下り『のぞみ53号』(N700系N1編成16連)に乗りました。



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ほとんどの窓側席が埋まっていましたが、運良く自由席の窓側A席が空いていて、私は着席するやいなや眠ってしまいました。そして目が覚めたのは博多駅到着直前の車内放送が始まったタイミングで、車掌に起こされずに何とか下車できました。眠っていたので乗車率は分かりませんでしたが、姫路発車時点の方が乗車率が高かったように思いました。



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博多駅で下車後は、金曜夜で人の多い駅構内や駅前を通り、コンビニに寄ってから筑紫口側にあるホテルへチェックイン。再びシャワーを浴びて、すぐに寝てしまいました。


今回の日程② 2011年10月8日(土) 【前半】 

博多745(鹿児島本線→久大本線・81D特急ゆふ1号)1047大分

【後半へ続く】
この日は6時に起床し、朝食を食べてからホテルをチェックアウトしました。博多駅へと向かい、今度は『周遊きっぷ(ゾーン券)』で入場しました。



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そして高架ホームへと上がり、久大本線【ゆふ高原線】経由の特急『ゆふ1号』大分行きの到着を待ちました。待っている間は他の番線に入ってくる列車を眺めていました。しばらく待っていると『ゆふ1号』が入線してきました。元JR四国のキハ185系3連で、私は2号車自由席に座りましたが、窓割を見ると元グリーン車のようでした。自由席の乗客は比較的多く、発車直前に窓側席はほぼ全て埋まりました。



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『ゆふ1号』は定刻に博多を発車し、まずは鹿児島本線を九州新幹線2駅分に相当する久留米まで南下します。久留米からは非電化の久大本線へと入り、筑紫平野の長閑な農村風景を眺めながら東へ進みます。筑後大石を通過すると筑後川を渡って福岡県から大分県へと入り、右側を流れる筑後川に沿って走ります。私は左側に座っていたため見れませんでしたが…。そして夜明で日田彦山線と合流し、小京都として有名な日田では多くの人が下車しました。
日田からは筑後川の支流である玖珠川に沿って山間部を東へ走り、天ケ瀬温泉最寄りの天ヶ瀬、扇形車庫跡が残っている豊後森と停車していきます。乗客は少しずつ減っていきました。



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その後は盆地を走りますが、豊後中村からは山深くなり、野矢を過ぎるとトンネルを潜り分水嶺を越えます。そしてスローペースで山間部を走って盆地へ出ると由布岳が見えてきて、沿線最大の観光地である由布院(「湯布院」ではない)に到着しました。由布院駅でも多くの人が下車して車内は閑散としました。やはり博多から『ゆふ』で大分まで行こうとする人は物好きしかいませんね…。私も一度は由布院で下車したいのですが、まだ達成できていませんw



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由布院を発車後は由布岳を眺めながら走りましたが、南由布からは大分川の谷を下りながら山間部を走るようになります。湯平温泉のある湯平、そして向之原と停車し、次第に大分市街へと接近します。市街地へと入ると左へ約180度カーブして真新しい高架区間になり、同じく高架区間になって間もない豊肥本線と合流すると、博多から3時間02分の乗車で終点の大分に到着しました。博多から乗り通した乗客は私だけだったかもしれません。



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大分駅では高架ホームを撮影してから一旦改札を出ました。そして駅弁の『じゃこめし』(650円)を買ってから再入場し、まだ地平のままだった日豊本線ホームへ。この後も乗り鉄を続けました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)