第814回('11) 房総半島を一周乗り鉄(後編・いすみ鉄道線など) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

2011年8月13日~16日、この年のお盆休みは13日から17日までの5日間しかありませんでしたが、そのうち4日間を利用して、3泊4日の日程で主に関東地方の路線を乗り鉄しました。

今回は最終日後半の行程です。この日は今回の旅行で唯一『青春18きっぷ』を使用しました。
内房線を乗り鉄し終えて、安房鴨川からは外房線を乗り鉄して、房総半島を一周しました。
途中、前回のGWは不完全燃焼の乗り鉄になってしまった、当時にわかに注目され始めた「いすみ鉄道いすみ線」をリベンジ乗り鉄しました。
最後は新幹線で帰宅しました。
今回の日程 2011年8月16日(火) 【後半】 

安房鴨川1154(外房線・262M)1241大原1259(いすみ鉄道いすみ線・19D)1352上総中野1400(いすみ線・20D)1452大原1522(外房線・259M)1526浪花1537(外房線・274M)1646千葉1721(総武快速線・1688F快速)1800東京1823(東海道新幹線・のぞみ253号)2100新大阪2109(JR京都線→JR神戸線・3527M新快速)2207加古川

【帰宅】
内房線列車で安房鴨川までやって来ました。到着後、次に乗る外房線千葉行き262Mの発車まで3分しかなかったので改札を出ずに262Mへと乗り換えました。今回も車両は209系4連で、私は空いているボックス席に座りました。乗客は少なかったです。



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262Mは定刻の11時54分に安房鴨川を発車し、田園地帯を走ります。よくテレビで出てくる鴨川シーワールドはこの付近の海岸にあります。やがて山がちになり、所々で右手に太平洋を遠望しながら走るようになります。閉園後相当期間が経過している行川アイランドの近くも通りましたが、駅名は今も変更されていません。



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そして港町で有名な勝浦では乗客が増えました。勝浦~御宿は複線になり、リゾート地としても有名な御宿ではサーファーが乗ってきました。その後は海を離れて内陸部を走行し、12時41分に大原に到着。私はここで下車しました。



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大原駅では『青春18きっぷ』を駅員に提示して今回はスムーズに改札を出て、駅舎を撮影しました。そしてJR駅舎の左側(北側)にある、いすみ鉄道の駅舎へ。駅舎内には売店があり、その一角に自動券売機がありました。私はこの券売機で『いすみ鉄道1日フリー乗車券』(1,000円)を購入したと記憶しています。その後は、今回は時間に余裕があったので駅構内や車両を撮影してから上総中野行き列車に乗車しました。菜の花色のレールバス・いすみ200'型の単行(206号)で、オールロングシートの車内には十数人の乗客がいました。私は空いている席に座りました。



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列車は定刻の12時59分に大原を発車し、前回も眺めたローカル風景を眺めながら上総中野へ向けて進んでいきます。国吉では数人が下車しました。そして、いすみ鉄道の本社や車庫のある大多喜でも数人が下車し、車内は閑散としてきました。入れ替わりに2~3人が乗ってきて、10人弱になりました。大多喜を発車後は前回撮影できなかった大多喜城(再建)を何とか撮影しましたw



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その後はさらに「ムーミン谷」にも例えられるローカル色が濃い風景の中を走りますが、車内では大多喜から乗ってきた男性客が、まるでガイドのように一般客に沿線風景や いすみ鉄道の事について説明していました。この男性は正式なガイドではなく一般客のように見えましたが…。この男性の声は大きく、おかげで鉄橋にあるムーミン像を見る事ができましたがw 



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見づらいかと思いますが…。

大多喜から先は乗降がほぼゼロで、定刻の13時52分に終点の上総中野に着きました。



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上総中野駅では一旦車外へ出て写真撮影をしました。そして折り返し列車に乗車しました。今回の列車は小湊鉄道の列車とも接続しているのですが、双方とも数人ずつの乗換客がいました。復路も10人弱の乗客を乗せて列車は走り、大多喜から先は少しずつ乗客が増えて、14時52分に大原駅まで戻りました。

大原駅で下車後はJR駅へ。『青春18きっぷ』を提示して入場しました。15時41分発の千葉行き274Mに乗る予定だったのですが、まだ15時で約40分も待つ必要があったため、ここは普通列車乗り放題である『18きっぷ』を活用して、15時22分に発車する安房鴨川行き259Mに乗って1駅隣の浪花駅へ寄ってみる事にしました。少し待って259M(209系4連×2。ガラガラだったがすぐに下車する為ドア脇へ)に乗り、4分の乗車で浪花駅に着きました。



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浪花駅はローカルムード漂う無人駅で、簡素な駅舎がありました。私は車掌のアナウンスで『なみはなえき』と認識しましたが、漢字だけですと『なにわえき』と読み間違えてしまいそうですw 私は274Mが来るまでの11分間に浪花駅のホームや駅舎、駅前を撮影しました。駅舎に掲げられている駅名板は花をあしらった「なにわ」っぽい感じでした。



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そして15時37分発の274M(209系6連)に乗車しました。車内はガラガラで、ボックス席が丸々空いていたので私は進行方向窓側席に着席しました。私は車窓風景を眺めながら移動時間を楽しみました。途中駅ごとに乗客が増えて、大網で満席、鎌取辺りからは混雑してきました。そして浪花から1時間9分の乗車時間で16時46分に終点の千葉に到着しました。



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千葉駅では一旦駅の外へ出て、「松屋」で少し早めの夕食を済ませました。その後は改札内へと戻り、君津始発の17時21分発、総武快速線・逗子行きに乗車しました。E217系11連+4連で、私はボックスシートを備える後方車両へ。空いている区画があったので、進行方向窓側席に座りました。発車時点で1ボックスに1人程度の低い乗車率でした。千葉を発車後は駅ごとに乗客が増えましたが、それでも満席になる事なく18時に東京駅に到着しました。やはりお盆休みの影響か、比較的快適に移動できました。



イメージ 14千葉駅にて。

私は東京駅で快速を下車し、『18きっぷ』利用だったので一旦改札を出て、新幹線の自由席特急券を購入してから手持ちの『東京都区内→加古川(かえり)』の往復乗車券と一緒にJR東海の改札口から入場しました。そして18時23分発の東海道新幹線『のぞみ253号』に乗車しました。N700系16連で、私は自由席車両の窓側A席に座りました。東京駅発車時点では窓側席が埋まるほどの乗り具合でした。東京を発車後は品川・新横浜と停車していき、大半の席が埋まりました。その後は空が暗くなってきた事もあり、居眠りしながらの移動となりました。そして京都辺りで目が覚め、周りを見回すと車内はガラガラでした。『のぞみ253号』は定刻の21時ちょうどに終点の新大阪に到着しました。



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新大阪駅では乗換改札を通り、在来線ホームへ。下り新快速(223系8連+4連)に乗車して、はじめは立席でしたが大阪駅で窓側席をゲットして、あとは携帯電話(ガラケー)をいじりながら眠らずに移動時間を過ごしました。そして加古川駅で無事に下車できました。



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もう遅かったので、加古川駅で下車後は自宅へ直行しました。これをもちまして、3泊4日にわたる関東乗り鉄旅行が終了しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)