第806回('11) 高山本線を普通列車乗り継ぎで乗り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

2011年8月6日~7日、1泊2日の日程で主に『青春18きっぷ』を使用して東海北陸地方へ。1日目は西濃鉄道市橋線を探訪してから高山本線を乗り鉄して富山へ向かい、2日目は能登半島方面を乗り鉄して帰宅しました。

今回は初日後半の行程です。
岐阜から富山まで高山本線を乗り鉄しました。今回は特急『ひだ』は使わず、普通列車の乗り継ぎとなりました。
また、富山では富山地方鉄道富山市内軌道線の環状線系統を一周乗車しました。
今回の日程 2011年8月6日(土) 【後半】 

岐阜1145(高山本線・723C)1219美濃太田1240(1717C)1522高山1551(1829D)1658猪谷1718(869D)1818富山/富山駅前1832(富山地方鉄道富山市内軌道線・環状線系統)1852富山駅前

【宿泊】
岐阜駅で昼食を食べた後は『青春18きっぷ』で再入場し、高山本線ホームへ。乗車位置の先頭で並んで、入線してきた岐阜行き列車が折り返し美濃太田行きとなるので、下車が済んだ後に乗車し、先頭車両の進行方向右側にあるボックスシートの窓側席に座りました。車両は私の好きではないキハ11形2両編成で、発車直前には座席が埋まるほどの乗車率になりました。



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列車は定刻の11時45分に岐阜を発車し、並走する名鉄各務原線を見ながら車窓風景を楽しみました。鵜沼から先は木曽川の峡谷・日本ラインを眺め、坂祝(さかほぎ)から盆地に入ると岐阜から34分で終点の美濃太田に到着しました。大半の乗客は岐阜から乗り通していました。

美濃太田駅では改札を出ずにホームを移動し、12時40分発の高山行き1717Cに乗車しました。今度はキハ48形2連で、やはりキハ40系の方が旅情をかきたてます。乗車率はそこそこで、1ボックスに1~2人といった乗り具合でした。私は窓側席に座りました。尚、JR東海のキハ40系は全車両冷房装置が取付けられています。冬は寒い高山本線ですが、夏も結構暑いですからね…。



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1717Cは定刻に美濃太田を発車し、はじめは盆地内を走りますが、中川辺を過ぎると木曽川の支流である飛騨川に沿って山間部を走ります。私は車窓に見入りました。



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しかし、飛水峡は存分に見れましたが、中山七里は反対側の車窓だったため満足に見られず、不完全燃焼でした…。ドア部分へ行ってでも眺めておくべきでした…。そして下呂温泉で有名な下呂からは車窓両側の風景を見るためにドア脇へと移動し、引き続き車窓風景を眺めました。その後、久々野駅で長時間停車したため、車外へ出て車両や駅舎の撮影もしました。



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久々野で飛騨川と別れ、宮峠をトンネルで抜けると中央分水嶺を越えて今度は宮川(富山県では神通川)に沿って走っていきます。そして市街地へ入ると15時22分に終点・高山に到着しました。美濃太田から2時間42分の乗車時間でした。高山駅は暑かったです。高山へ向かうにつれて乗客が増えていきましたが、やはり美濃太田から乗り通した乗客が多かったです。



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高山駅では一旦改札を出て、駅舎と駅前を撮影しました。高山の町並みを歩きたかったのですが、今回は時間の関係でパスしました。その後は再入場し、15時51分に高山始発の猪谷行き1829Dに乗車しました。今度もキハ48形2連でした。車内は比較的空いていました。私は窓側席に座りました。



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1829Dは定刻に高山を発車し、盆地内を走ります。飛騨国府や飛騨古川で乗客が半減し、残った乗客は大半がファンのようでした。飛騨細江を過ぎると宮川の渓谷に沿って走り、私はしばしその風景に見入りました。途中には高山本線の一部区間を約3年運休に追い込んだ2004年の台風23号による爪痕も見られました。



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そして列車は岐阜県から富山県へと入り、16時58分に終点の猪谷に到着しました。1829Dは1人乗務列車で、しかも猪谷駅は無人駅だったので下車時は運転士に『18きっぷ』を提示しました。



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猪谷駅からはJR西日本区間へと入ります。20分の接続で17時18分発の富山行き869Dに乗車しました。私の好きではないキハ120形2両編成で、私は先頭車両の数少ないボックスシート窓側席に座りました。乗車率はさほどではありませんでしたが、1829Dの乗客はほぼ全て869Dに乗り換えていました。



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869Dは定刻に猪谷を発車し、笹津までは神通川の流れやダムを見て走りました。そして毎年9月上旬に「おわら風の盆」が開催される越中八尾からは多数の地元客が乗車して、車内は混雑してきました。私は混雑をよそに車窓風景を眺め続けましたが、速星などでも乗客が増え、キハ120形からキハ40系へ変えてほしいくらいの乗車率になりました。列車は富山市の中心部へと接近し、建設中の北陸新幹線の高架橋を見て北陸本線と合流すると神通川を渡り、ほどなくして終点の富山に到着しました。18時18分着で、岐阜から約6時間半を要しました。また、北陸新幹線建設工事や在来線高架化工事の関係で、富山駅は仮駅状態になっています。



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富山駅では改札の外へ出ました。まだ明るかったので、駅前を通る道路の中央にある富山駅前電停(現在の電鉄富山駅・エスタ前電停)から路面電車である富山地方鉄道富山市内軌道線の2009年に開業した富山都心線を通る環状線系統に一周乗車しました。車両は連接車の9000形2連で、私は後方ドア脇で車窓風景を眺めました。乗車率は終始席が埋まるほどで、私と同様に一周乗車した人もいました。



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20分で一周して富山駅前電停で下車した後は、富山地方鉄道鉄道線の電鉄富山駅ビル内にある「ロッテリア」で夕食を済ませ。コンビニへ寄ってから予約していた「ホテルリラックスイン富山」にチェックインしました。その後は入浴して、テレビを観ながらくつろいでいましたが、22時頃には眠ってしまいました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)