第761回('10) 419系に最後となる乗車 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

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前回の続き…

2010年11月21日、『秋の関西1デイパス』を利用して福井県・敦賀へ出かけました。雪は降っていませんでした。
休止中の敦賀線を探訪することと、引退間近となった419系電車の乗車が目的でした。

今回は後半の行程です。521系で敦賀から今庄へと移動し、引退間近の419系に最後の乗車をして敦賀に戻りました。
そして敦賀からは普通列車と新快速を乗り継いで兵庫県加古川市の自宅へと帰りました。
今回の日程 2010年11月21日(日) 【後半】  

敦賀1045(北陸本線・241M)1100今庄1226(230M)1243敦賀1328(8134M)1345近江塩津1405(北陸本線→東海道本線→山陽本線・3479M新快速)1706加古川

【帰宅】
敦賀港線を探訪して敦賀駅に戻ってきました。売店で駅弁を買ってから自動券売機で今庄までの乗車券を購入しました。敦賀から今庄・福井方面は『秋の関西1デイパス』のエリア外です。そして改札を通って入場し、10時42分発の北陸本線下り・敦賀行き241Mに乗車しました。車両は419系に引導を渡す形となった521系の2連で、比較的座席が埋まっていたので私はドア脇へ。発車を待ちましたが定刻になっても発車しません。人身事故か車両故障か忘れましたが、北陸線系統でトラブルがあったと記憶しています。ゆえに、241Mは3分遅れの発車となりました。



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発車後は、敦賀港線との分岐部分を車窓から観察しました。その後は北陸トンネルへと入り、トンネルを出ると内陸の山間部を走り、南今庄を経て15分の乗車で今庄に着きました。北陸トンネルができる前は杉津経由の狭隘な旧線を走っていて、敦賀~今庄を15分で走破するのは難しかっただろうと思います。私は今庄で下車しました。他にも数人の下車客がいました。



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今庄駅では改札を出ましたが、駅舎内には観光案内所兼売店がありました。私は駅舎を出て、駅前広場の縁石に座って敦賀駅で買った駅弁『華ちらし寿し』を食べました。この駅弁だけでは少なかったので追加でおにぎりを買っていて、それも食べました。11月下旬でしたが、外は暖かかったです。



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食後は駅前を少し散策してから駅舎へと戻り、自動券売機で敦賀までの乗車券を購入してから入場しました。そしてホームで古びた給水塔を撮影しながら419系で運行される11時44分発の北陸本線上り・敦賀行き230Mを待ちましたが、運行トラブルの影響か、なかなか列車が来ません。



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しばらく待っていると、遅れていた特急『サンダーバード』や『しらさぎ』、そして2015年3月に廃止された『トワイライトエクスプレス』が通過していきました。



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そして40分ほど待ってようやく230Mが到着しました。車両は運用変更なく419系3連で、先頭は食パン顔の先頭車化改造車でした。



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私は先頭車両から乗り込み、空いているボックス席に座りました。さすがに元583系だけあり、ベッドにできるだけの広さがあってゆったりとしていました。中段・上段寝台は撤去されずに折りたたまれた状態で残っていて、圧迫感は否めませんでしたが…。私は419系、そして583系昼行車の雰囲気を味わいながら移動時間を楽しみました。



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そして17分後に終点の敦賀に到着しました。この230Mは42分遅れでした。私は名残を惜しみつつ下車しました。これまで北陸へ行った際は419系によく遭遇していて、あまり好きではない車両でしたが、やはり引退するとなると寂しいものがあります…。普段から車両や車内を撮影していれば良かったです…。



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下車後はホームから車両を撮影しました。反対側の前面も食パン顔でした。結局、私は583系オリジナルタイプの419系先頭車両の写真を一度も撮影することができませんでした…orz 

敦賀駅では改札を出ずに、北陸本線上り・長浜行き8134Mに乗り継ぎました。昼間帯は新快速ばかりなのですが、珍しく普通列車でした。車両は小浜線用の単行車両・125系の2両編成で、空いていたので私は転換クロスシートに着席しました。



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敦賀を9分遅れで発車後は鳩原ループ線を通り山間部へと入っていきます。新疋田を過ぎるとトンネルを潜り、福井県から滋賀県へと入って湖西線へ向かう線路が分岐すると近江塩津駅に着きました。私は一旦ここで下車しました。



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近江塩津駅では改札を出て、駅舎を撮影しました。意外と観光客風の人が多いことに驚きました。駅舎撮影後はホームへと戻り、近江塩津始発の新快速・米原経由姫路行きに乗車しました。223系の短い4連でしたが、当駅始発だったので余裕で先頭車両の窓側席に座れました。車内はガラガラでした。



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新快速は定刻に近江塩津を発車し、余呉、木ノ本と北陸本線を南下していきます。木ノ本では『SL北びわこ号』と遭遇しました。



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その木ノ本からは乗客が増えてきて、【琵琶湖線】区間が始まる長浜ではほぼ全ての座席が一旦埋まりました。そして米原では前方に8両を増結して12両編成になりましたが、こちらの4両編成では立客や通路側に座っていた人が8両編成の方へ移動していき、乗車率が下がりました。

米原からは琵琶湖線内をこまめに停車しながら走り、草津辺りで再び座席が埋まりました。現在、新快速停車駅となっている南草津は通過して、石山、大津、山科でも乗客が増えて車内は混雑してきました。そして京都では半数ほどの乗客が入れ替わりましたが、なおも混雑した状態でした。昨今、JR京都線では茨木駅に新快速を停車する検討をしているとのことですが、もし停車すれば混雑に拍車がかかるでしょうね…。最低でも平日も新快速の終日12両化は必要でしょう。新快速は高槻、新大阪でも乗車率が上がり、大阪に着きました。ここで大半の乗客が入れ替わりましたが、大阪からの乗車客も多く、混雑状態は変わりませんでした。さらに三ノ宮や神戸も乗客の入れ替わりがあり、混雑状態を維持したまま明石に着きました。明石では多くの人が下車し、ようやく乗車率が目に見えて下がりました。続いて西明石でも快速(普通)に乗り換える人などが大量に下車し、立客はほどんどいなくなりました。そして私は加古川駅で下車しました。ここでも多くの人が下車し、空席が幾らか発生した状態で新快速は姫路へ向けて去っていきました。

加古川駅で下車後は、買い物をしてから帰宅しました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません



(参考:Wikipedia)