第742回('10) 梅小路蒸気機関車館を見学 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

2010年8月28日、主に『青春18きっぷ』を使用して京都へ。梅小路蒸気機関車館を訪問しましたが、意外にも初訪問でした。
今回は後半の行程です。京都にある梅小路蒸気機関車館を見学しました。JR西日本が梅小路に新しい鉄道博物館を建設する方針であることを報道で知り、という事は大阪・弁天町の交通科学博物館は閉館となり、梅小路蒸気機関車館にも変化が起きると予想したので、6月の交通科学博物館に続き、梅小路蒸気機関車館も今のうちに訪問しておこうと思いました。
今回の日程 2010年8月28日(土) 【後半】  

京都938(嵯峨野線・239M)941丹波口947(徒歩)1000梅小路蒸気機関車館【1040~1050の間、SLスチーム号に乗車】/【1125~1128の間、チンチン電車に乗車】1130(徒歩)1136梅小路公園前1139(京都市バス・33系統)1146京都駅前/京都1204(琵琶湖線・3234M新快速)1209山科1238(琵琶湖線→JR京都線→JR神戸線・3245M新快速)1406加古川

【帰宅】
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京都駅からは嵯峨野線(山陰本線)の園部行き普通列車に乗りました。221系4連の前方に223系5500番台2連をつないだ6連で、乗車率が高かったので今回も私は先頭の223系に乗り、かぶりつきの前面展望を楽しみました。左手に梅小路蒸気機関車館を見て走り、3分の乗車で丹波口駅に着きました。私はここで下車しました。



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丹波口駅にて下車後は、嵯峨野線の高架橋沿いに南へ歩きました。沿道には京都市中央卸売市場があり、トラックが頻繁に出入りして歩くには少々危険でした。梅小路に早く新駅ができるといいですね。そして10分ほど歩くと、目的地の梅小路蒸気機関車館に着きました。旧二条駅舎が出迎えてくれました。



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まずは入館料を支払って、旧二条駅舎内にある資料展示館を見学しました。その後は扇形車庫へと移動し、保存されているSL(蒸気機関車)を見学しました。どの機関車も保存状態は素晴らしかったです。



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SLの見学後は扇形機関庫の外へ出て転車台を見ました。そして、施設内に敷設された線路を往復運行する『SLスチーム号』のチケットを買って、乗り場へと移動し先頭で待ち続けました。少し待って改札(?)が始まると、私は客車の最前部へ陣取りました。車内は一瞬にして満席となりました。2両連結されている客車はオープンタイプで車番不明でした。当然ながら非冷房で暑かったです。8620形蒸気機関車の8630号が牽引担当でした。



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『SLスチーム号』は汽笛を鳴らし煙を上げて梅小路蒸気機関車館内にある「駅」を発車して、推進運転の形で東へ進みます。



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嵯峨野線をアンダークロスした後は、その嵯峨野線の北側に沿って、左手に梅小路公園を見てスローで走ります。ちなみに、梅小路公園の北側には2012年に京都水族館がオープンしています。そして側線の終端部が近づいてくると列車は停止して、少ししてから今度は牽引運転で引き返していきました。来た道を戻ると、約10分の乗車で梅小路蒸気機関車館へと帰ってきました。約400mの側線を往復するだけでしたが、楽しかったです。



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到着後は『SLスチーム号』が汽笛と煙のサービスをしてくれたので撮影しました。



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その後は梅小路蒸気機関車館を退館して、蒸気機関車館の外側にある電化された線路のことが気になって、線路を南西側へ辿っていくと、駅と車庫のようなものがありました。



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そこには古い路面電車の車両が停車していて、手前には「チンチン電車 乗車料300円 券売機をご利用下さい」との看板がありました。私は乗りたくなって、券売機でチケットを買いホームへ行きましたが、客も係員も誰もいません…。しばらく車両を撮影していると、車庫から係員の爺さんが現れ、「乗るのか?」と声を掛けてきたので、私はチケットを差し出すと「乗って下さい」と言われ、乗車しました。車両は新車か保存車両がわかりませんが、内外とも状態は良かったです。当然ながら非冷房で暑かったです。



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そして先程の係員は運転士だったようで、私が乗車した後すぐに電車を発車させました。電車はスローペースで梅小路蒸気機関車館の外側を走り、1分後に反対側の終端部に着きました。ここで一旦下車して、来た道を戻るために運転士が集電用のトロリーポールを、紐を使って方向転換させました。



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その後は再乗車し、車庫のある「駅」まで戻りました。

チンチン電車を乗り終えた後は梅小路蒸気機関車館を離れ、丹波口駅ではなく京都駅を目指して北側を東西に通る七条通を歩きました。しかし、あまりの暑さに早くも歩く気が失せてしまいました…。暑い暑い…と思っていると、歩道沿いに梅小路公園前という京都市営バスのバス停を見つけ、時刻表を見ると「京都駅前」へ行く系統があるではありませんか! しかも3分後に来る予定なので、迷うことなく私はバス停で待ちました。そして予定時刻通りに京都市バスがやって来ました。冷房中の車内へ入ると、生き返った気分になりましたw また、乗客は5~6人と少なく、私は着席して体調回復に努め、終点の京都駅前バス停で下車しました。



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京都駅に着いた後は、JR駅へ。『青春18きっぷ』を提示して入場し、琵琶湖線の近江塩津行き上り新快速(223系8連+4連)に乗り、隣の山科駅で下車しました。4分遅れの運転で、私はドア脇で車窓風景を眺めていました。



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山科駅では改札を出て、駅前の「松屋」で昼食を済ませました。
食後は山科駅から姫路行きの下り新快速(223系4連×2)に乗車しました。車内は混雑していましたが、次の京都駅で窓側席をゲットし、その後は車窓風景を眺めて、高槻辺りからは居眠りもしての移動となりました。そして西明石辺りで目が覚め、無事に加古川駅で下車しました。

加古川駅にて下車後は、帰宅の途につきました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名備考
梅小路蒸気機関車館内:SLスチーム号(園内遊具)(参考記録)
梅小路蒸気機関車館外:チンチン電車(遊具)(参考記録)
(参考:Wikipedia)