近鉄信貴線(大阪府八尾市。2009年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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信貴山口駅にて。1430系電車です。

  

今回は、大阪府八尾市の河内山本駅と信貴山口を結ぶ近鉄の短距離路線で、大阪から信貴山、そして高安山にある霊園などへのアクセス路線でもある近鉄信貴線を簡単に紹介します。

   
   

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(Yahoo!地図を使用)  

  
  

路線名   区間   営業キロ  備考  
近畿日本鉄道:信貴線  河内山本~信貴山口  2.8km   全線単線・直流1,500V電化  
(※)軌間1,435mm。   

  
  

踏破達成時   2002年2月  
撮影時   2009年8月、2014年9月  

  

  

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河内山本駅にて。このような写真しかなくてすみません。
島式ホーム2面と単式ホーム1面、計3面5線の構造で、信貴線の電車は一番北側の5番線または大阪線伊勢中川方面の副本線である1番線を使用します。

  
  

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河内山本を発車するとすぐに左へカーブして大阪線と分かれます。

  
  

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その後は住宅街の中を東へ進み、恩智川を渡ると築堤高架区間になり、正面に高安山など生駒山地を見ながら走ります。

  

そして外環状線(国道170号)をオーバーパスすると田園地帯へと入り、続いて国道170号(旧道)をオーバーパスすると右へカーブして服部川に着きます。

  
  

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服部川駅にて。住宅地の中に駅があります。

  
  

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服部川を発車後も右へカーブして針路を南へ変え、右手に「あべのハルカス」など大阪市街のビル群を見下ろしながら上り勾配で住宅地の中を走ると程なくして終点の信貴山口に到着します。

  
  

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信貴山口駅は頭端式ホーム2面1線で、普段は西側のホームのみ使用します。
多客時には東側ホームを降車専用として、西側ホームを乗車専用として使用しています。
尚、かつてはもう1線ありましたが、いつしか撤去されたようです。
また、改札内では信貴山へ向かう西信貴鋼索線(西信貴ゲーブル)と連絡しています。

  
  

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信貴山口駅ホームより河内山本方を望む。住宅地の中を走りますが、勾配が続きます。
左側の空きスペースは2線時代の線路跡でしょうね。

  
  

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信貴山口駅は閑静な住宅地の中にあります。

  

  
乗り鉄の注意点  

信貴線は普通列車のみの運転で、全列車が河内山本~信貴山口の線内運転です。
本数は、毎時3本が基本ですが、朝や夕方~夜間は毎時4本になる時間帯があります。また、平日朝ラッシュ時は1時間当たり5本になる時間帯もあります。

  

注意点としては、河内山本駅での発着ホームが列車によって異なることで、駅の案内板で確認してから各ホームへ移動して下さい。
また、西信貴ケーブルは40分間隔なので、列車によっては信貴山口駅で長時間待たされる場合があるのでご注意下さい!
さらに、信貴線はICカード『 PiTaPa 』などを利用可能ですが、西信貴ケーブルでは利用できないので、乗り継ぎされる場合は信貴山口駅で精算、入場処理といった手続をする必要があるので要注意です。

  

使用車両は大阪線所属の2両編成のみですが、主に1430系が使用されます。尚、シリーズ21の9020系は使用されていません。

  

河内山本~信貴山口の所要時間は、5分です。あっという間に乗りつぶし可能です。

  

  

のりかえ   

乗換駅   乗換路線    
河内山本駅   近畿日本鉄道:大阪線  
信貴山口駅   近畿日本鉄道:西信貴鋼索線【西信貴ケーブル】     
   
(参考:Wikipedia)