東京駅から19時間でどこまで行けるか?【JRの普通列車限定】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の18時間編の続きです。

今回は、理論上でJRの普通列車を使用して東京駅から19時間でどこまで行けるのかを調べてみました。

条件は自己中心的で無茶苦茶ですが、以下の通りです。
◆『青春18きっぷ』で乗車できる列車に限る。

 すなわち普通、快速です(新幹線は不可。特急は特例区間のみOK)。
 但し、一部の例外を除き普通車自由席のみ利用可能とします。
 (例外としてホームライナーでしか通れない東海道貨物線は利用可能) 

 原則としてJR線のみ利用が前提ですが、
 並行在来線を転換した第三セクター鉄道、JRの普通列車が乗り入れている通過型の三セクは利用可能。
  (一部例外あり) 
 
 また、『ムーンライトながら』などの臨時列車も利用不可とします。


◆一応、同区間を運行する最速列車を基準として算出(平日運転の定期列車に限る)。


◆主要駅(熱海、黒磯、高尾など)での乗換は一律5分としてカウントします。
 但し、地上ホームから地下ホームなどへの長時間移動を伴う乗換は10分としますが、
 スタート地点の東京駅に限り総武ホーム、京葉ホームへの移動は0分とします。
また新たなルールができれば追加いたします。

それでは、普通列車で東京駅から19時間で行ける理論上の限界は…


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地図で見るとこのような感じです。
(本州・四国の地図では九州の、九州の地図では本州・四国の到達区間を省略しています)

18時間以上19時間以内で行ける範囲は赤色線で表示しています
(桃色線は14時間以内、青色線は15時間以内、茶色線は16時間以内、緑色線は17時間以内、山吹色線は18時間以内)。
尚、それぞれの地図より東京方の線区は、全て東京駅から19時間以内で到達できるので、
地図の掲載を省略しています。


さすがに19時間あれば北日本方面は北海道の道央部(ひし形部分)まで行くことができました!
また、西日本方面はようや九州に到達し、九州最大の駅である博多の手前まで行けました!
中国地方、四国地方は、ともに19時間以内でコンプリートできました。


四国側から時計回りで紹介します(営業キロは主な駅のみ掲載)。


まずは西日本方面です。
路線名駅名東京駅からの営業キロ東京駅からの概ねの所要時間
土佐くろしお鉄道宿毛1048.9km18:35
予土線(若井回り)近永1047.1km18:24
予土線(北宇和島回り)近永1058.9km18:26
日豊本線豊前善光寺1194.9km18:59
日田彦山線豊前川崎1170.2km18:58
後藤寺線(田川後藤寺回り)船尾1168.9km19:00
筑豊本線(原田方)飯塚1177.1km18:59
香椎線(香椎経由宇美方)香椎神宮1189.5km19:00
鹿児島本線吉塚1194.8km19:00
筑豊本線(若松方)若松1159.3km18:39
山陰本線(幡生回り)阿川1160.5km18:52
山陰本線(長門市経由幡生方)阿川1187.9km18:50
山陰本線仙崎支線仙崎1162.3km18:17
山陰本線(長門市経由京都方)東萩1187.7km18:50
山口線(新山口回り)青野山1114.8km18:16
山口線(益田回り)青野山1111.3km18:14
山陰本線(益田回り)東萩1141.0km18:49
(※)土佐くろしお鉄道中村線・宿毛線は特例で対象に入れました。
(※)予土線の若井経由のルートは、窪川~若井で土佐くろしお鉄道中村線を利用しています。


続いて東日本・北日本方面です。
路線名駅名東京駅からの営業キロ東京駅からの概ねの所要時間
函館本線倶知安1086,1km18:57
室蘭本線(本線)鷲別1084.2km18:56
室蘭本線(支線)御崎1086.5km18:59


以上です。


19時間あれば西日本側は島根県、山口県、高知県、愛媛県、福岡県、大分県、
そして東日本側は北海道(道南~道央)まで行けます。相当遠くへ行けますね~。
東海道方面では九州・福岡県の吉塚(福岡市内ですが博多の1駅手前)、
北海道方面では倶知安まで到達できます!


東日本方面は北海道内を着々と進んでいますが、道南地区でやや足踏み状態です。
一方、西日本方面は九州へと入って盛り返してきました。


主要都市や主要駅でいえば、
宿毛、中津、直方、黒崎、長門市、東萩、津和野、倶知安、洞爺、東室蘭
などへ到達可能です。
新たに到達可能な道県庁所在地の中心駅は、今回も全くありませんでした…。

また、観光地や名物でいえば、
中津・平尾台・秋吉台・萩・津和野・ニセコアンヌプリ・洞爺湖・有珠山など…

到達距離は東海道本線系統で1190km台、東北本線系統で1080km台です。
東海や京阪神の新快速の効果で西日本の方がより遠くへ到達できています。
また、北日本は非電化区間を進んでおり、伸びが鈍化しています。

今までは枕崎より稚内の方が相当先に着いてしまいそうです…と書いていましたが、
九州方面の快進撃もあり、どうも分からなくなってきました。


また、域内の主要駅への時間を以下に記します。
駅名東京駅からの営業キロ所要時間
中津1181.2km18:40
直方1162.5km18:40
長門市1160.1km18:08
津和野1111.6km18:07
東室蘭1082.3km18:48


さすがに19時間もあれば普通列車でも結構遠くまで行くことができます。
しかし、日帰り往復はもちろん、1泊2日でも厳しく、
また2泊3日でも厳しくなってきましたね…。


皆様もぜひ鈍行の旅をされてみてはいかがでしょうか?
(但し、『Suica』はJR東海エリア、JR西日本エリア、
東北エリア、新潟エリアへまたがって利用することができないので注意が必要です)


今回のコーナーは完全に自己中な企画ですwww
つまらないと思われた方はスルーして頂ければ結構かと思います。

また、間違いがあれば遠慮なくコメント欄にてご指摘願いますm(_)m
但し、論調があまりにも上から目線過ぎると不快感を表明することもありますのであしからずw

(参考:JR時刻表、JTB時刻表)