東京駅から17時間でどこまで行けるか?【JRの普通列車限定】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の16時間編の続きです。

今回は、理論上でJRの普通列車を使用して東京駅から17時間でどこまで行けるのかを調べてみました。

条件は自己中心的で無茶苦茶ですが、以下の通りです。
◆『青春18きっぷ』で乗車できる列車に限る。

 すなわち普通、快速です(新幹線は不可。特急は特例区間のみOK)。
 但し、一部の例外を除き普通車自由席のみ利用可能とします。
 (例外としてホームライナーでしか通れない東海道貨物線は利用可能) 

 原則としてJR線のみ利用が前提ですが、
 並行在来線を転換した第三セクター鉄道、JRの普通列車が乗り入れている通過型の三セクは利用可能。
  (一部例外あり) 
 
 また、『ムーンライトながら』などの臨時列車も利用不可とします。


◆一応、同区間を運行する最速列車を基準として算出(平日運転の定期列車に限る)。


◆主要駅(熱海、黒磯、高尾など)での乗換は一律5分としてカウントします。
 但し、地上ホームから地下ホームなどへの長時間移動を伴う乗換は10分としますが、
 スタート地点の東京駅に限り総武ホーム、京葉ホームへの移動は0分とします。
また新たなルールができれば追加いたします。

それでは、普通列車で東京駅から17時間で行ける理論上の限界は…


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地図で見るとこのような感じです。
16時間以上17時間以内で行ける範囲は緑色線で表示しています
(水色線は12時間以内、橙色線は13時間以内、桃色線は14時間以内、青色線は15時間以内、茶色線は16時間以内)。
尚、それぞれの地図より東京方の線区は、全て東京駅から17時間以内で到達できるので、
地図の掲載を省略しています。


さすがに17時間あれば北日本方面は北海道・渡島半島の根もと付近まで行くことができました!
また、西日本方面は山口県西部まで到達しました。本州脱出まであと一歩です。
四国方面は、高知県・愛媛県の西部まで進むことができました。


山陽本線側から時計回りで紹介します(営業キロは主な駅のみ掲載)。


まずは西日本方面です。
路線名駅名東京駅からの営業キロ東京駅からの概ねの所要時間
土讃線窪川982.3km16:58
予讃線(旧線大洲方)八多喜1003.9km16:46
予讃線(旧線向井原方)八多喜994.6km16:50
予讃線(宇和島方)八幡浜1009.4km16:54
宇部線丸尾1063.9km16:58
山陽本線小野田1077.5km16:56
山口線宮野1064.2km16:58
三江線(三次回り)鹿賀958.6km16:54
三江線(江津回り)川戸1037.2km16:57
山陰本線周布1051.8km17:00


続いて東日本・北日本方面です。
路線名駅名東京駅からの営業キロ東京駅からの概ねの所要時間
函館本線(渡島砂原経由森回り)尾白内945.7km16:12
函館本線(渡島砂原経由大沼回り)尾白内951.7km16:16
函館本線(長万部方面)山崎981.1km16:54


以上です。


17時間あれば西日本側は島根県、山口県、高知県、愛媛県
そして東日本側は北海道(道南)まで行けます。相当遠くへ行けますね~。
東海道方面では山口県の小野田、
北海道方面では長万部の5駅手前である山崎まで到達できます!
(尚、山陽本線下関方面へは岩徳線経由の方が近道なのですが、
山陽本線柳井経由の方が所要時間が短いです。
なので、櫛ヶ浜以西の距離・営業キロは山陽本線柳井経由のものになります。)


東日本方面は北海道を着々と進んでいますが、道南地区でやや足踏み状態です。
一方、西日本方面も動きは鈍いですが、九州が射程圏内へと入ってきました。


主要都市や主要駅でいえば、
須崎、伊予大洲、新山口、山口、浜田、森
などへ到達可能です。
新たに到達可能な道県庁所在地の中心駅は、山口市の1都市です。

また、観光地や名物でいえば、
大洲城・伊予灘・石見銀山・森の「いかめし」など…

到達距離は東海道本線系統で1070km台、東北本線系統で980km台です。
東海や京阪神の新快速の効果で西日本の方がより遠くへ到達できています。
また、北日本は非電化区間へと入り、伸びが鈍化しています。

しかし、このままでは枕崎より稚内の方が相当先に着いてしまいそうです。


また、域内の主要駅への時間を以下に記します。
駅名東京駅からの営業キロ所要時間
須崎952.3km16:15
伊予大洲996.1km16:30
新山口1048.7km16:28
山口1061.4km16:50
浜田1042.3km16:44
942.3km16.01
(※)伊予大洲は内子線経由が先着。森は駒ケ岳経由が先着。


さすがに17時間もあれば普通列車でも結構遠くまで行くことができます。
しかし、日帰り往復はもちろん、1泊2日でも厳しく、
最低でも2泊3日は必要になってきますね…。
尚、現在のダイヤでは1日かけても17時間の地点へ到達できない場合が多いです。


皆様もぜひ鈍行の旅をされてみてはいかがでしょうか?
(但し、『Suica』はJR東海エリア、JR西日本エリア、
東北エリア、新潟エリアへまたがって利用することができないので注意が必要です)


今回のコーナーは完全に自己中な企画ですwww
つまらないと思われた方はスルーして頂ければ結構かと思います。

また、間違いがあれば遠慮なくコメント欄にてご指摘願いますm(_)m
但し、論調があまりにも上から目線過ぎると不快感を表明することもありますのであしからずw

(参考:JR時刻表、JTB時刻表)