東京駅から13時間でどこまで行けるか?【JRの普通列車限定】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の12時間編の続きです。

今回は、理論上でJRの普通列車を使用して東京駅から13時間でどこまで行けるのかを調べてみました。

条件は自己中心的で無茶苦茶ですが、以下の通りです。
◆『青春18きっぷ』で乗車できる列車に限る。

 すなわち普通、快速です(新幹線は不可。特急は特例区間のみOK)。
 但し、一部の例外を除き普通車自由席のみ利用可能とします。
 (例外としてホームライナーでしか通れない東海道貨物線は利用可能) 

 原則としてJR線のみ利用が前提ですが、
 並行在来線を転換した第三セクター鉄道、JRの普通列車が乗り入れている通過型の三セクは利用可能。
  (一部例外あり) 
 
 また、『ムーンライトながら』などの臨時列車も利用不可とします。


◆一応、同区間を運行する最速列車を基準として算出(平日運転の定期列車に限る)。


◆主要駅(熱海、黒磯、高尾など)での乗換は一律5分としてカウントします。
 但し、地上ホームから地下ホームなどへの長時間移動を伴う乗換は10分としますが、
 スタート地点の東京駅に限り総武ホーム、京葉ホームへの移動は0分とします。
また新たなルールができれば追加いたします。

それでは、普通列車で東京駅から13時間で行ける理論上の限界は…


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地図で見るとこのような感じです。
12時間以上13時間以内で行ける範囲は橙色線で表示しています
(茶色線は8時間以内、緑色線は9時間以内、山吹色線は10時間以内、赤色線は11時間以内、水色線は12時間以内)。
尚、それぞれの地図より東京方の線区は、全て東京駅から13時間以内で到達できるので、
地図の掲載を省略しています。
また、東北地方で細い桃色線が見られますが、これは不通区間を表示したものです。


さすがに13時間あれば北日本方面は北海道一歩手前まで来ました。残すは青森県津軽地方の一部のみです。
また、西日本方面は四国へ本格的に進出。
山陽筋は広島県中部まで来ましたが、山陰筋はようやく鳥取県に到達しました。
今回、近畿地方の兵庫県に残っていた唯一の未踏駅である居組駅に到達できました。


山陽本線側から時計回りで紹介します(営業キロは主な駅のみ掲載)。


まずは西日本方面です。
路線名駅名東京駅からの営業キロ東京駅からの概ねの所要時間
高徳線引田849.8km12:57
徳島線(佃回り)阿波加茂829.0km12:59
土讃線阿波池田827.5km12:52
予讃線赤星838.8km12:58
呉線竹原848.1km12:59
山陽本線西高屋857.8km12:58
福塩線河佐826.1km12:56
芸備線東城838.4km12:57
伯備線上石見835.5km12:56
姫新線(新見回り)丹治部826.3km12:45
姫新線(津山回り)丹治部789.3km12:49
因美線(東津山回り)郡家788.5km12:57
因美線(鳥取回り)郡家754.2km12:59
山陰本線末恒753.2km12:58


続いて東日本・北日本方面です。
路線名駅名東京駅からの営業キロ東京駅からの概ねの所要時間
五能線(東能代回り)風合瀬707.2km12:59
五能線(川部回り)五所川原747.7km12:54
奥羽本線(弘前方)鶴ヶ坂746.2km12:41
奥羽本線(青森方)鶴ヶ坂750.3km12:38
津軽線瀬辺地762.6km12:57
大湊線大湊753.0km12:31
八戸線久慈708.1km12:41
北リアス線久慈708.4km12:38
(※1)青い森鉄道は並行在来線なので利用可能とします。
(※2)三陸鉄道北リアス線は特例で利用可能としました。


以上です。


13時間あれば西日本側は兵庫県、鳥取県、岡山県、広島県、香川県、徳島県、愛媛県、
そして東日本側は岩手県、青森県まで行けます。相当遠くへ行けますね~。
東海道方面では広島県の西高屋、
北海道方面では青森県の瀬辺地(蟹田の1駅手前)まで到達できます!

西日本方面は広島が見えてきて、東日本方面はいよいよ北海道が見えてきました。


主要都市や主要駅でいえば、
琴平、阿波池田、観音寺、三原、新見、鳥取、深浦、弘前、青森、久慈
などへ到達可能です。
新たに到達可能な県庁所在地の中心駅は、鳥取市・青森市の2都市です。

また、観光地や名物でいえば、
屋島・こんぴら・尾道・井倉洞・鳥取砂丘・弘前城・八甲田・「あまちゃん」の久慈など…

到達距離は東海道本線系統で850km台、東北本線系統で760km台です。
東海や京阪神の新快速の効果で西日本の方がより遠くへ到達できています。

しかし、このままでは枕崎より稚内の方が相当先に着いてしまいそうです。


また、域内の主要駅への時間を以下に記します。
駅名東京駅からの営業キロ所要時間
琴平794.9km12:02
観音寺809.4km12:20
三原822.8km12:19
新見813.2km12:24
鳥取743.9km12:42
弘前719.9km12:09
青森739.2㎞12:14


さすがに13時間もあれば普通列車でも結構遠くまで行くことができます。
しかし、日帰り往復はムリで、最低1泊2日は必要になってきます。
1泊2日でも2日ともほとんど移動になってしまいますが…。
尚、現在のダイヤでは1日かけても13時間の地点へ到達できないケースもあります。


皆様もぜひ鈍行の旅をされてみてはいかがでしょうか?
(但し、『Suica』はJR東海エリア、JR西日本エリア、
東北エリア、新潟エリアへまたがって利用することができないので注意が必要です)


今回のコーナーは完全に自己中な企画ですwww
つまらないと思われた方はスルーして頂ければ結構かと思います。

また、間違いがあれば遠慮なくコメント欄にてご指摘願いますm(_)m
但し、論調があまりにも上から目線過ぎると不快感を表明することもありますのであしからずw

(参考:JR時刻表、JTB時刻表)