新幹線を除く在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.89は、JR九州の交流近郊形電車・813系です。
813系は、老朽化した421系・423系など国鉄形車両の置換用として、
811系の後継車両として1994年~2009年の長期にわたり200両以上が製造されました。
811系の後継車両として1994年~2009年の長期にわたり200両以上が製造されました。
水戸岡デザインで、811系とは外観が大きく異なり、
JR九州のコーポレートカラーである赤主体で強烈なインパクトです。
軽量ステンレス車体で、片側3扉・転換クロスシート主体ですが、
こちらも扉間のクロスシートは5列ながら側窓は大型のものが3枚で、
結果として窓割とシートピッチが一致していません。
JR九州のコーポレートカラーである赤主体で強烈なインパクトです。
軽量ステンレス車体で、片側3扉・転換クロスシート主体ですが、
こちらも扉間のクロスシートは5列ながら側窓は大型のものが3枚で、
結果として窓割とシートピッチが一致していません。
制御方式はJR九州の電車で初となるVVVF制御が採用されました。
尚、交流専用なので、直流電化区間である関門トンネルを自力で通過することができません。
尚、交流専用なので、直流電化区間である関門トンネルを自力で通過することができません。
初期は2連と3連が存在していましたが、2連に中間車を組み込んで全編成3連になりました。
また、811系や815系、817系と併結可能で、815系、817系と併結する場合は
貫通扉により車内での往来が可能になりました。
また、811系や815系、817系と併結可能で、815系、817系と併結する場合は
貫通扉により車内での往来が可能になりました。
さらに、後期形は行先表示器がバス用のものが採用され、
前面と側面の印象が大きく異なっています。
前面と側面の印象が大きく異なっています。
車内ですが、扉間は転換クロスシート主体(5列)です。
座席のモケットは、初期車は赤主体ですが、後期車は茶色系になりました。
また。500番台のみロングシートとなっています。
側窓配置は前述のように扉間3枚で、シートピッチと窓割が一致していません…。
途中から増備された車両はカーテンが省略されています。
座席のモケットは、初期車は赤主体ですが、後期車は茶色系になりました。
また。500番台のみロングシートとなっています。
側窓配置は前述のように扉間3枚で、シートピッチと窓割が一致していません…。
途中から増備された車両はカーテンが省略されています。
JR九州の813系電車に対する私の勝手な評価(平均値)は
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。
評価項目 | 点数 |
外観・デザイン | 24点 |
車両性能 | 24点 |
車内・居住性 | 19点 |
乗りたい度 | 19点 |
合計 | 86点 |
ということで、86点でした。
高得点にはなりましたが、811系同様に窓割とシートピッチの不一致が減点対象となりました。
九州で車窓風景を眺めながら快適に旅しようと思えば、特急を使えということでしょうか…。
但し、カーテンレスの後期車のおかげで少し点数が上がりましたw
高得点にはなりましたが、811系同様に窓割とシートピッチの不一致が減点対象となりました。
九州で車窓風景を眺めながら快適に旅しようと思えば、特急を使えということでしょうか…。
但し、カーテンレスの後期車のおかげで少し点数が上がりましたw
813系は主として北九州・福岡大都市圏を中心に運用されており、
現在は鹿児島本線(門司港~荒尾)、日豊本線(小倉~宇佐)、長崎本線(鳥栖~肥前大浦)、
佐世保線(肥前山口~早岐)、福北ゆたか線関係(門司港~直方~博多)でその姿を見ることができます。
現在は鹿児島本線(門司港~荒尾)、日豊本線(小倉~宇佐)、長崎本線(鳥栖~肥前大浦)、
佐世保線(肥前山口~早岐)、福北ゆたか線関係(門司港~直方~博多)でその姿を見ることができます。
今後も北九州・福岡大都市圏で末永い活躍が期待できますが、
使い続けるとなればデザイン変更を含む大掛かりなリニューアルが施される可能性があります。
使い続けるとなればデザイン変更を含む大掛かりなリニューアルが施される可能性があります。
まぁ、乗車・撮影は後回しでも良いでしょう。
(参考:Wikipedia)