113系電車(JR四国)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.74】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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新幹線を除く在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.74は、JR四国の近郊形電車・113系です。

113系は平坦線用の近郊形電車として開発された111系の改良版として、国鉄時代に約2,900両が製造されました。
国鉄時代に四国へは1両も投入されなかったのですが、JR四国には111系が引き継がれていました。
その111系の老朽取替のため、6000系の増備が計画されたのですが、
資金難のためにJR東日本から12両(他に部品取り用の3両)が譲渡され、
JR西日本体質改善40Nリニューアル工事に準じた改造が施されて1999年にデビューしました。

3扉・転換クロスシート主体の座席配置で、4両編成3本が在籍しています。

塗色は1編成ごとに違っていて、詳しい人であれば塗色を見ただけでどの編成なのか識別可能です。


車内の写真はありません。⇒こちら(Wikipedia)を参照


車内は扉間が転換クロスシート主体、車端部がボックスシートのオールクロスシートです。
また、6000系と同じく中間車乗務員室が設置されています。名鉄パノラマカーに設置されていた車掌スペースと似た感じです。


JR四国の113系電車に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン20点
車両性能13点
車内・居住性18点
乗りたい度16点
合計 67点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、67点になりました。リニューアルにより居住性は改善されたと思います。


JR四国の113系は、高松近郊の予讃線・土讃線・本四備讃線~宇野線で運用されています。

リニューアルされても113系という事実は変わらないので現時点でも老朽化が進行していますが、
JR四国の財政状況を勘案すると今すぐに新車へ置き換えられることはないでしょう。

しかし、JR他社で余剰となった近郊形・一般形車両の譲渡を受ける可能性もなきにしもあらずで、
もしそうなれば113系は一気に廃車となるでしょう。

現時点で勝手に候補と思っている車両はJR東日本の115系・211系、
JR東海の311系、JR西日本の113系・115系辺りでしょうか?

但し、211系や311系はステンレス車体で乗務員室の設置が難しく、ないかもしれませんね…。
個人的には6000系とレイアウトが似ている311系(製造は311系の方が先)が来てくれれば面白いと思うのですが…。

まぁ、念のために早期の乗車・撮影をお勧めします。

(参考:Wikipedia)