第580回('08) 富山地方鉄道射水線の廃線跡を探訪。富山市内線にも乗車。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

2008年9月26日~28日、2泊3日の日程で岐阜県飛騨地方、富山県方面を旅行しました。

今回は2日目後半の行程です。越ノ潟から富山県営渡船で対岸の堀岡(新港東口)へと渡り、その後は徒歩で富山地方鉄道射水線の廃線跡を歩きました。
その後は富山地鉄の富山市内軌道線を乗り鉄しました。
今回の日程 2008年9月27日(土) 【後半】  

越ノ潟/越の潟発着場1120(富山県営渡船・越ノ潟フェリー)1125堀岡発着場/新港東口駅跡1140(徒歩・富山地方鉄道射水線の廃線跡など)1625大学前1630(富山地方鉄道富山市内軌道線・2系統)1701南富山駅前1707(富山地方鉄道富山市内軌道線・2系統)1725富山駅前

【宿泊】
高岡駅前から万葉線に乗って射水市(旧・新湊市)の越ノ潟駅までやって来ました。



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越の潟フェリー発着場からは富山県営渡船(渡し船)に乗って対岸の堀岡フェリー発着場へ向かいます。しばらく待って堀岡行きの船に乗りました。運賃は0円で、そのまま乗船しましたが、乗客は4人でした。私以外の3人は全て自転車を持ち込んでいました。



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渡船は11時20分に越の潟発着場を出航し、射水線を分断した富山新港を東へ進みます。内陸側は工業地帯で、一方の富山湾側では新湊大橋の建設が進行していました。そして渡船は5分後の11時25分に対岸の堀岡発着場に到着しました。



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堀岡発着場を出た後は、発着場手前にあった新港東口駅より出ていた富山地鉄射水線の廃線跡を辿ることにします。まずは11時40分に新港東口駅跡から新富山方へと歩き始めましたが、廃線跡はサイクリングロードになっていました。



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私は沿線風景を眺めながら廃線跡を東へ歩き続けました。しかし、歩けど歩けど同じような風景が続き、また9月下旬とはいえ気温が上がり暑かったので私は退屈になりバテてしまいましたw 幸い、廃線跡の途中にはベンチがあったので私は休憩しながら断続的に歩き続けました。しばらく歩くと海老江駅跡に差し掛かり、ホーム跡が残存していました。



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その後も廃線跡を歩き続けましたが、手持ちの地図を見ると打出駅跡付近で富山湾と接近していたので私は疲れていましたが廃線跡を逸れて富山湾を見に行きました。その後はすぐに廃線跡へと戻り、新港東口から2時間ほどで四方駅跡に着きましたが、遺構はなかったと記憶しています。

四方駅跡からも廃線跡はサイクリングロードか遊歩道か分からないような道路へと転用されていましたが、しばらく歩くと廃線跡は2車線の道路へと転用されていました。途中、田園地帯の中に温泉旅館が2軒あったのには驚きました。ここには鯰鉱泉前駅がありました。その後も道路転用された廃線跡を南へ歩き続け、国道8号富山高岡バイパスをアンダーパスしてもなお廃線跡は延々と続きます。さらに歩くと廃線跡は富山地鉄のバス専用道へと変わりましたが、2車線道路への転用工事が行われていました。しばらく進むと、八ヶ山駅の手前から専用道がそのまま残っていて、また踏切状のゲートがあり進入禁止の看板があったので私は迂回して富山北口駅跡方面へ向けて歩き続けました。尚、専用道部分は前年の2007年にバスで踏破しています。



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その後は北陸本線・高山本線をオーバーパスしていた陸橋を撮影して富山北口駅跡に着きました。あとは起点駅の新富山駅まで歩けばよかったのですが、私は調査不足故に進む道を間違えてしまい、廃線跡ではなく県道56号線を歩いてしまいました。このことには帰宅後に気付き、後にリベンジ探訪する羽目になりました…。

私は県道を南へ歩き続けると、富山地鉄富山市内軌道線が通る県道との交差点に着きました。左へ曲がると新富山、右へ曲がると大学前でしたが、私は神通川を渡る富山市内軌道線電車を撮影したくて左へ曲がり、新富山電停を通り越して富山大橋で撮影しました。



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その後は徒歩で、大学前電停まで歩きました。そして、堀岡発着場から5時間ほどで大学前電停に到着しました。私はバテバテでしたwww



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大学前電停からは富山市内軌道線の路面電車に乗りました。単行の8002号で、先客で半分ほどの座席が埋まっていたので私は疲れていたものの最後方で後方展望することにしました。
電車は16時30分に大学前を発車し、先程寄り道した富山大橋を渡って市街地へと入ります。富山駅前ではほとんどの乗客が入れ替わり、多少混雑した状態で市街地を進みます。そして西町を過ぎると車内は閑散とした状態となり、大学前を発車して31分後の17時01分に終点の南富山駅前に到着しました。



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ここからは鉄道線の不二越線に乗って富山駅まで戻ろうと思いましたが、不二越線は列車本数が少なく、しばらく列車が来ないので私は富山市内軌道線(7021号)に乗って富山駅前まで戻りました。



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その後は富山駅南側にある「ホテルリラックスイン富山」にチェックイン。少し休憩して夕食を求めて外出しました。しかし、適当な飲食店がなく、富山駅をウロウロしていると、富山駅弁の「ますのすし」が目に付いたので私は売店で「ますのすし のひとえ下さい」と注文すると、店員に「いちじゅうですね」と返されました…。「一重」の読み方を知らなかったものの、めっちゃ恥ずかしかったですww 

駅弁を購入後はコンビニへ寄ってからホテルへと戻り、苦労しながら「ますのすし」を食べました。



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食後はセパレート式の浴室で入浴しましたが、入浴を終えた後は疲れのためにソッコーで寝てしまいました…。

(つづく)


今回の新規踏破路線はありません



今回新たに徒歩で訪問した廃線跡

路線名区間備考
富山地方鉄道:射水線新港東口→富山北口(13.4km)1980年廃止
(参考:Wikipedia)