第575回('08) 烏山線を乗り鉄してから帰宅 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…

2008年8月9日~12日、この年のお盆休みは3泊4日の日程で北陸・信州・北関東方面を乗り鉄しました。
JR在来線の乗車には『青春18きっぷ』を中心に使用しました。

今回は最終4日目、8月12日後半の行程です。
最後は栃木県の烏山線を乗り鉄してから宇都宮線で東京・上野へ移動して、新幹線に乗って帰宅しました。

尚、当時の烏山線は気動車のみの運転で、蓄電池駆動電車EV-E301系『 ACCUM (アキュム)』は2014年デビューです。
今回の日程 2008年8月12日(火) 【後半】 

宝積寺1137(烏山線・333D)1211烏山1239(336D)1320宝積寺1334(宇都宮線・1556M)1346宇都宮1351(630M)1539上野1553(京浜東北線)1600東京1640(東海道新幹線・のぞみ129号)1916新大阪1924(JR京都線→JR神戸線・3513M新快速)2036加古川

【帰宅】
黒磯から東北本線【宇都宮線】に乗って宝積寺へやって来ました。ここで烏山線に乗り換えて、6年ぶりに烏山線の乗り鉄をします。烏山線は七福神が事実上のイメージキャラクターになっていて、宝積寺を除く全7駅と烏山線用のキハ40形全7両にそれぞれ七福神の各尊が割り当てられています。今回私が乗車した烏山行333D(キハ40形単行)には福禄寿の小さなヘッドマークが掲げられていました。座席はオールロングシートで、大半の席が埋まっていたので私は後方ドア脇に陣取り、側面・後方展望を楽しむことにしました。



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列車は定刻に宝積寺を発車し、まずは田園風景の中を東へ走ります。仁井田を過ぎると丘陵地へと入り、山里のローカル風景を見ながら走ります。大金で10人ほど下車して、列車は山間部へ入っていきます。私は沿線風景を撮影していました。そしてトンネルを抜けて滝を過ぎると、座席に座っていた男性客が、車窓右側に「龍門の滝」があることを教えてくれました。私は滝を狙って撮影しましたが、うまく撮影できませんでした…orz 



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その後は市街地へと入り、34分の乗車で列車は終点の烏山に到着しました。私は改札口で『青春18きっぷ』を提示して、改札外へ出ました。当時の烏山駅は昔ながらの木造駅舎で、臨時改札口もありましたが、今(当時)は使われてなさそうでした…。また、ジェイアールバス関東の車庫もあり、当時は常野線・藤沢との間を結ぶ路線バスが運行されていましたが、現在は時刻表に載っていないので廃止または移管されたのでしょうか?



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蓄電池駆動電車EV-E301系『 ACCUM (アキュム)』導入などに関連して、現在はホーム部分が電化され、駅舎も建て替えられました。

折り返し列車の発車まで28分あるので、私は機回し線の終端まで行くことにしました。暑かったです…。



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そして、終端部に着いて烏山駅ホームを向いて撮影しようとしたら、背後の民家ら「いち・に・さ~ん・し・ご・ろく~・しち…」と、当時流行っていた世界のナベアツ(桂三度)の、3の付く数字と3の倍数の時にアホになるギャグを叫ぶ子供の声が聞こえてきました。私が駅を写真撮影している間も数字がアップしていき、ついに「さ~んじゅう・さ~んじゅいち・さ~んじゅに…」と連続でアホになる30台を連呼して、最後は「さぁ~んじゅきゅう・四十」と言った後に「オモロー」で締めて終了しました。世界のナベアツの影響力に驚きましたw

そしてギャグが終わると同時に撮影を終えた私は烏山駅に戻り、折り返し列車に乗りました。往路と同じく乗客が多かったので、今回も後方展望しました。道中、龍門の滝の写真撮影に再トライしましたが、失敗に終わりました…orz 落ち込んでいましたが、大金駅ではタブレットの交換風景を撮影できたので良かったです。その後は乗客が増えて立客も出た状態で列車は終点の宝積寺に到着しました。

宝積寺からは宇都宮線に乗って東京・上野へ向かいます。まず乗車した宇都宮行き1556Mは211系3000番台5連で、オールロングシートでした。ある程度座席が埋まっていたので、私はドア脇で車窓風景を眺めながら終点の宇都宮まで移動しました。12分の乗車時間でした。



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そして宇都宮駅では5分の接続で上野行きの630Mに乗り継ぎました。E231系10連でした。最後部車両のロングシート車に乗車しましたが、車内はガラガラで、私は着席して車窓風景を眺めました。



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途中、通路の反対側に座っていた女性客がカーテンを下ろそうとしましたが、E231系の普通車はカーテンが設置されていないので、女性客は諦めていました。JR東日本の新しい車両はカーテンがないことが、車窓風景を眺めたい私にとっては好印象です。カーテンを閉めたければ、グリーン車を利用すれば良いのです。
列車は各駅に停車しながら上野を目指しますが、平日の昼間帯だからか途中駅でも乗客が増えず、終始ガラガラでした。そして大宮からは京浜東北線の列車を抜かしながらの走行となり、1時間48分の乗車で列車は終点の上野に到着しました。

この時点でまだ15時39分だったので、兵庫県加古川市の自宅へ帰宅するにはまだ時間がありました。そこで、東京在住の弟と夕食でも、と思い電話をしましたが、忙しくてムリとのことだったので弟と会うのは断念してそのまま帰ることにしました。まずは京浜東北線(E233系10連)に乗り東京駅へ移動し、『18きっぷ』を有人改札で提示して改札外へ出ました。



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そして自動券売機で新大阪までの乗車券と新幹線自由席特急券を購入して、ひとまずJR東日本の八重洲中央口から入場しました。その後は売店で駅弁の『あさりおこわ弁当』(1,000円)を購入してから乗換改札を通り東海道新幹線ホームへ上がりました。

私が乗車した新幹線列車は、16時40分発・新大阪行きの『のぞみ129号』で、2度目の乗車となるN700系(JR東海のZ編成)16連でした。私は1号車自由席の山側窓側E席に座りました。車内はお盆の帰省ラッシュの影響でやや混雑していて、東京発車時点で7割方の座席が埋まり、私の隣席にも男性客が座っていました。



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『のぞみ129号』は定刻に東京を発車し、品川と新横浜ではさらに乗客が増えて全ての座席が埋まりました。デッキには立客が数人ずついました。私は携帯電話を充電しながら車窓風景を眺めて道中を過ごし、浜松通過時くらいからは東京駅で買った駅弁を食べました。
名古屋では下車客が多く、代わりに乗ってきた客が少なかったので車内は若干余裕ができました。そして京都でも下車客が多かったですが、新大阪行きなのに乗車してきた客も少しいました。新大阪で山陽新幹線の始発列車に乗り換えるのでしょうか? 
『のぞみ129号』は19時16分に終点の新大阪に到着しました。2時間36分の乗車時間でしたが、700系用のスジにN700系が充当されているような感じでした。

新大阪駅では乗換改札を通り在来線ホームへ。今回の旅のラストランナーは新快速です。223系8+4連で、さすがに新大阪では座れませんでしたが、大阪駅停車中に窓側席に座ることができました。しかし、お盆休みの人が多いのか列車の乗車率は低く、立客はドア脇のみにいて通路はガラ空きでした。また、列車が途中で停車してしまいましたが、他の列車が関係する事故の影響だそうで、結局10分以上遅れてしまいました。私は居眠りしないようにして、無事に加古川で下車できました。14分遅れでした。

加古川到着後は家路を急ぎました。以上をもちまして3泊4日のお盆休み乗り鉄が終了いたしました。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません


(参考:Wikipedia)