第573回('08) 北関東の鉄道各線を乗り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

前回の続き…

2008年8月9日~12日、この年のお盆休みは3泊4日の日程で北陸・信州・北関東方面を乗り鉄しました。
JR在来線の乗車には『青春18きっぷ』を中心に使用しました。

今回は3日目、8月11日後半の行程です。
群馬県・高崎からこの日の宿泊地である栃木県・宇都宮まで移動したのですが、
両毛線だけでは面白くないので上毛電気鉄道や東武鉄道の路線も乗り鉄しました。
今回の日程 2008年8月11日(月) 【後半】 

高崎1202(上越線→両毛線・451M)1215前橋1220(徒歩)1235中央前橋1245(上毛電鉄上毛線)1322赤城1339(東武桐生線)1411太田1423(伊勢崎線)1434足利市1436(徒歩)1500足利1508(両毛線・457M)1537栃木1609(東武日光線→宇都宮線)1647東武宇都宮/宇都宮東武1707(東野交通バス・水橋経由真岡営業所行)1717JR宇都宮駅【西口】/宇都宮

【宿泊】
長野から「しなの鉄道」と碓氷線のJRバス、そして信越本線を乗り継いで高崎までやって来ました。この日の宿は宇都宮で予約していましたが、色々寄り道しようと思いました。まずは上毛電気鉄道に乗りたくなり、前橋まで移動することにしました。
両毛線の小山行き451Mは、またも107系でした…orz 今回は2連×2でしたが…。私は前橋で下車するので、今回も最後部のドア脇で車窓風景を眺めることにしました。乗客は多く、全座席が埋まり各扉付近には立客が少々いる状態でした。

451Mは他路線列車の遅れの影響で、3分遅れの12時02分に高崎を発車しました。まずは上越線を走り、車両基地のある新前橋から両毛線へと入りました。左手に群馬県庁を見ながら利根川を渡り、高架線で市街地を東へ進むと、12時15分に前橋に到着しました。私をはじめ多くの乗客が下車しました。駅は島式ホーム2面4線かと思いきや2面3線で、整然とした高架駅でしたが、駅自体は高崎駅と比較して見劣りしてしまいますね…。



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私は北口から外へ出て、上毛電鉄の中央前橋駅へ向かうのですが、シャトルバスの発車時刻まで結構時間があるので、徒歩で行くことにしました。私は駅を出て、北方向へ延びる通りを歩きました。途中、歩道橋も渡りました。終始、街路樹に覆われた歩道を歩き続け、約15分で中央前橋駅に着きました。途中までは街路樹のおかげでさほど暑い思いをせずに済みました…。なお、この街路樹は暑さをしのげるメリットがある反面、一時期はムクドリの糞害に悩まされていたようで…。



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中央前橋駅では自動券売機で赤城までの乗車券を購入し、少し待ちました。そして列車別改札が始まると、有人改札を通り列車に乗りました。自転車での乗客も数人いました。車両は元京王井の頭線3000系の700形2連で、前面はピンク色でした。車内はガラガラだったので、私は後方車両のロングシートに着席しました。



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列車は12時45分に中央前橋を発車し、左手に赤城山を見ながら長閑なローカル風景の中を東へ走ります。途中、心臓血管センターという駅に停車しましたが、なかなかインパクトのある駅名です…。その後、列車は車庫のある大胡などに停車し、37分の乗車で赤城に到着。私は下車しました。このあと東武桐生線に乗り換えるのですが、少々時間があるので一度駅の外へ出ました。駅舎を見ると、「赤城駅」の上に「おおまま」と書かれていましたが、「おおまま」とは「大間々町」のことで、大間々町は2006年に周辺自治体と合併して「みどり市」になりました。



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赤城駅からは東武桐生線の東小泉行き普通電車に乗りました。8000系2連で、車内はガラガラでした。私は今回も座席に座って車窓風景を眺めることにしました。



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普通は13時39分に赤城を発車し、かなり長い間上電と並走してから上電と離れましたが、今度は「わたらせ渓谷鐵道」の線路が近付き相老に到着。相老を発車後は「わたらせ渓谷線」が分かれ、次は両毛線をオーバーパスしました。桐生周辺は各社の路線が入り乱れていて面白いです。そして列車は新桐生に着きましたが、高校生が大量に乗ってきました。その後も何とか着席しながら車窓風景を眺めることができ、32分の乗車で列車は太田に到着しました。私は伊勢崎線に乗り継ぐために太田で下車しました。

太田駅では12分の接続で伊勢崎線上り・久喜行き普通電車に乗り継ぎました。10000系6連で、この列車も車内はガラガラでした。私は今回も着席しながら車窓風景を眺めることにしました。



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列車は14時23分に太田を発車し、小さな山が点在する平野部を北東へ進みます。野州山辺を過ぎると左手に足利市街が見えてきて、14時34分に足利市駅に到着しました。私はここで下車して改札を出ました。



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足利市駅を出た後は、徒歩で渡良瀬川対岸にある両毛線の足利駅まで移動しました。まずは足利市駅北口を出て、すぐ北側を流れている渡良瀬川の河川敷を東へ歩きました。そして国道293号(トリコット通り)の田中橋を渡って渡良瀬川の左岸(北側)へ。ちなみに森高千里さんの曲にもある渡良瀬橋は2本上流側にあります。



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渡良瀬川を渡り終えた後は、そのまま市街地を北へ歩き、20分少々で足利駅に着きました。そして、南口改札から『 Suica 』で入場しました。尚、北口駅舎は前月の7月に落雷があり、2階の一部が焼失したとのことですが、当時は何も知らなかったのでそのままスルー状態でした。



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足利駅からは両毛線・小山行457Mに乗車しました。湘南色115系4連で、車内は空いていたのでボックス席の進行方向窓側席に座りました。



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列車は15時08分に足利を発車し、左手に山並みを眺めながらローカル風景の中を東へ走ります。そして29分の乗車で15時37分に列車は栃木に到着。私はここで下車しました。

栃木駅では東武宇都宮線に乗り継ぎました。東武宇都宮行きの普通列車は8000系4連でした。「私鉄版103系」として有名な8000系も、段々とローカル線へ追いやられているようでした。車内は半分ほどの座席が埋まっていましたが、私は着席して車窓風景を眺めることにしました。



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電車は16時09分に栃木を発車し、まずは日光線を走ります。高架で両毛線をオーバーパスして北側へ回り、地平に下りると新栃木に着きました。ここから宇都宮線へと入り、農村風景の中を単線で進みます。途中駅では乗車より下車の方が多く、乗車率は「おもちゃのまち」など停車駅ごとに下がりました。但し、終点駅は頭端式ホームなので先頭車両のみ乗車率が高かったです。そして電車は次第に市街地へと入り、最後は高架区間になって16時47分に終点の東武宇都宮に到着しました。東武百貨店の内部にある駅ですが、人は少なく閑散としていました…。



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東武宇都宮駅は市街地に立地していますが、私の宿はJR宇都宮駅前にあります。両駅間は2km弱あり、歩いても行ける距離なのですが、私は疲れてしまったので、東武百貨店の1階にあるバスターミナルから出ている路線バスに乗って移動することにしました。私が乗車したのは東野交通バスの水橋経由真岡(営)行きで、乗客は少なかったです。また、バス会社名を「ひがしのこうつう」と思っていましたが、車内には「108」と書かれた東野交通の広告が複数あったので、「とうやこうつう」と読むことに気付きました。ちなみに東武は「102」、東急は有名で「109」ですね。

バスは発車後大通りに出て市街地を東へ走りますが、大通りには多くの路線バスが走っていることに驚きました。大通りに限ると福岡に匹敵する感じでした。そしてバスは10分でJR宇都宮駅(西口)に着きました。運賃は100円と安く、助かりました。



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少し早いですが夕食を…と思い、宇都宮なら宇都宮餃子…ということで、餃子の店を探しました。すると、いきなり駅前に「餃天堂」という餃子店があったので入りましたが、客は私だけでした。ここで餃天堂セットというセットものを頼みましたが、出てきたのは普通の餃子ではなく創作餃子ともいえる餃子でした。餃子自体は水餃子もあり美味しかったのですが、1回目は普通の餃子を食べたかった…と、宇都宮餃子初体験を少し後悔しましたw しかし、味は良かったので後にネットで調べたら、餃天堂は満員の時もあるなど、結構評判の店であるという書き込みも見られました。私が食べた後に評判が上がったかもしれません。



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食後はホテルへ直行し、チェックインして少し休憩しました。そして手ぶらで外出して、近くのコンビニへ買い出しに行きました。その後はホテルに戻り、入浴してからテレビを観ていましたが、いつものことながらいつの間にか眠っていました…。22時頃だったと記憶しています。

(つづく)


今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません


(参考:Wikipedia)