209系電車 (JR東日本)【鈍-1グランプリ・エントリーNo.22】 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1

イメージ 2

新幹線を除く在来線の『鈍行』車両を紹介する鈍-1グランプリのノミネート車両、
エントリーNo.22は、JR東日本の電車・209系です。

209系は、JR東日本が発足してから5年が経過した1992年に、
重量半分価格半分寿命半分』のコンセプトのもと開発された試作車・
901系をベースに量産化した上で1993年より0番台が京浜東北線・根岸線系統、
南武線で導入された20m級・片側4扉の直流用通勤形電車です。

ステンレス車体とVVVFインバータ制御を採用しています。

側窓は固定式でしたが、京浜東北線で閉じ込め事故が発生して以来、
一部の窓が開閉式へと改造されました。

1996年には4連の3000番台が川越線・八高線に投入され、
後に元りんかい線の車両が209年に編入されました。

また、1998年には500番台とE231系のプロトタイプとなる950番台が共に拡幅車体で投入されました。
さらに、1999年には千代田線直通の常磐緩行線にも1000番台が中央・総武緩行線投入されました。
以後の増備はE231系へと移行しました。

京浜東北線・根岸線では短期間に800両以上が投入されましたが、
2000年代後半には早くも後継車両のE233系1000番台が投入されて、
209系は京浜東北線・根岸線系統から撤退して、一部が千葉地区(房総地区)や南武線へ転用されました。


イメージ 3
写真は千葉地区で運用されている2000番台の車内です。

車内ですが、千葉地区(房総地区)に転用された2000番台の先頭車両を除き、オールロングシートです。
ロングシートの7人掛けシートは握り棒によって2-3-2に区切られていて、
この配置がE231系やE233系にも引き継がれています。
また、千葉地区(房総地区)の車両は先頭車両がボックスシートに改造されて、中間車にはトイレが設置されました。


JR東日本の209系電車に対する私の勝手な評価(平均値)は
評価項目点数
外観・デザイン21点
車両性能20点
車内・居住性14点
乗りたい度13点
合計 63点
(※)各項目25点満点ずつの計100点満点。


ということで、68点でした…。点数は全番台の平均値です。
カーテンがなく、ロングシートからでも側面展望できるので、ポイントが上がりました。
また、ボックス席に座れたら結構快適な旅ができると思います。

ちなみに、千葉地区(房総地区)の209系だけでしたら75点でしたw


209系は現在、
南武線、川越線、八高線、中央・総武緩行線、常磐緩行線、武蔵野線、千葉地区(房総地区)で活躍していますが、
まだ新しい車両も多いので今しばらくは活躍を続けると思います。

(参考:JR東日本のHP、Wikipedia)