第541回('08) 京都市営地下鉄東西線の二条~太秦天神川を乗りつぶし | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

2008年3月22日、この日も『スルッとKANSAI 3dayチケット』を使用して、日帰りの日程で京都方面の私鉄路線を乗り鉄しました。

今回は前半の模様です。
2008年1月18日に開業した京都市営地下鉄東西線の延伸区間・二条~太秦天神川を乗りつぶしました。
また、地下鉄以外にも京都の私鉄路線を乗り鉄しました。
今回の日程 2008年3月22日(土) 【前半】

別府712(山陽電鉄本線)719東二見723(山陽→神戸高速・直通特急【赤】)755高速神戸756(神戸高速→阪急神戸本線・特急)829梅田839(京都本線・特急)924河原町(徒歩)四条939(京阪本線)941三条/三条京阪951(京都市営地下鉄東西線)1004太秦天神川1022(東西線)1030烏丸御池1036(烏丸線)1038四条/烏丸1047(阪急京都本線・準急)1049大宮/四条大宮

【後半へ続く】
この日も5時半に起床して、朝食後に自宅を出発しました。そして今回も山陽電鉄の別府駅へ向かいました。今回は前回より1本早い上り電車(普通車。3000系3連)に乗ることができました。殆どの座席が埋まっていたので、私はドア脇へ。

普通車は東二見に到着し、私は先発する直通特急に乗り換えました。しかし、今回も阪神8000系6連で、ガッカリしました…。あまり前半で体力を消耗したくないので、今回は空いている席に座り、下車駅である高速神戸まで辛抱しました。ちなみに車内はほぼ空席がない状態でしたが、立客も多くはありませんでした。

そして高速神戸駅では同じホーム反対側に停車している阪急の特急に乗り換えました。7000系8連で、今回はドア横の座席に座り、ドア越しに車窓風景を眺めることにしました。前半こそ風景を眺められたものの、西宮北口からは立客に阻まれて全く車窓風景を眺められなくなってしまいました…。十三で乗客が幾分減ったので、最後は並走する宝塚線や京都線の列車を見ることができました。そして高速神戸を発車して33分後の8時29分、特急は終点の梅田に到着しました。



イメージ 1

このあとは、京都本線の特急に乗り換えます。普通乗車券であれば十三~梅田は別運賃になるのですが、今回は『スルッとKANSAI 3dayチケット』を使用しているので、梅田まで行き切ってしまってもOKです。
河原町行きの特急は、新造投入の進む9300系ではなく、旧型の2扉車6300系8連でした。梅田は始発駅なので、私は余裕で窓側席に座れました。そして特急は8時39分に大量の空席を残した状態で梅田を発車しました。しかし、次の十三では大量乗車があり、全ての座席が埋まった上に立客が出るまでになりました…。まぁ、私は着席できているので、車窓風景を見ながら道中を楽しみました。特急は京都府へと入り、桂と烏丸では多くの乗客が下車しました。そして特急は9時24分に終点の河原町に到着しました。45分の乗車時間でした。



イメージ 2
イメージ 32008年当時。

河原町駅にて下車後は地上へ出て、鴨川を渡り京阪本線の四条駅(現・祇園四条駅)まで歩きました。そんなに距離はありませんでした。
そして四条駅からは京阪本線の普通電車(2200系7連)に1駅間のみ乗り、三条駅まで移動しました。車内はガラガラでした。

三条駅到着後は、京都市営地下鉄東西線に乗り換えました。東西線の駅は「三条京阪」駅で、地下通路を東へ少し歩いた場所にあります。そしてエスカレーターを下り、ようやく地下深いホームに辿り着きました。私はその直後に来た太秦天神川行き電車に乗車しました。車両は50系6連でした。車内は混雑していたので私は最後方ドア脇のポジションを確保しました。
電車は三条京阪を発車し、京阪京津線からの一部乗り入れ列車が折り返す京都市役所前、そして烏丸御池と停車していきますが、烏丸御池で半数以上の乗客が下車して車内はガラガラになってしまいました。その後は二条城前、二条と進み、二条からは2008年1月18日に開業したばかりの延伸区間へと入っていきます。私は最後方で後方展望を楽しみましたが、二条を発車するとすぐに壁面のコンクリートが新しくなり、延伸区間へ入ったことを実感しました。電車は西大路御池に停車したのち、終点の太秦天神川に到着しました。僅か2区間のみでしたが、東西線延伸区間の乗りつぶしを達成しました。達成記念に車両の写真を撮影したかったのですが、フルスクリーンタイプのホームドアを採用していることもあり、車両の撮影をできなかったのが残念でしたが…。



イメージ 4
イメージ 5

太秦天神川駅にて下車後は地上へ出て、駅の写真を撮影しました。そして西側を見ると、路面に京福電気鉄道【嵐電】の嵐山本線が通っていて、後に開業することになる嵐電天神川駅(電停)が建設途上でした。本来ならば地下鉄と同時開業が望ましかったのでしょうが、どうやら間に合わなかったようです…。しかし現在では地下鉄経由の嵐山へのアクセスルートが確立されました。



イメージ 6

一応、付近には嵐電の蚕ノ社駅があるのですが、当時の私は蚕ノ社駅が太秦天神川駅の近くにあることを知らなかったので、再び地下鉄東西線に乗って中心部へ戻ることにしました。今回も50系6連で、車内はガラガラでしたが、停車駅ごとに乗客が増え、特に二条駅では相当数の人が乗車してきました。私は2駅先の烏丸御池駅で下車しました。

烏丸御池駅からは烏丸線に乗り換えました。10系6連で、東西線の車両が小型だったのでとても大きく感じました。そして混雑している車両に乗って、四条駅までの1区間のみ移動しました。

四条駅で下車後は、阪急京都本線の烏丸駅へ。同じ場所にあるのに駅名が違う事に不便と感じることがありますが、京都に限ってはそうも言いきれません。もし阪急が「四条」駅だったら、阪急は西院駅から河原町駅まで四条通の地下を東西に走っているので混乱する利用客が出る可能性があります。また、地下鉄が「烏丸」駅だったら、こちらも地下鉄は烏丸通の地下を南北に走っているので同じように混乱する利用客が発生す可能性があります。但し、京都では「東西の通り名+南北の通り名」(「南北+東西」のパターンもあり)を組み合わせた電停名(旧京都市電)や交差点名が普通に使われているので、それに倣って「四条烏丸」とすれば分かりやすいと思うのですが…。

そして烏丸駅からは再び阪急京都線に乗り、大宮駅まで移動しました。今回は準急で3300系8連、車内はガラガラでした。かつては全列車停車駅だった大宮駅ですが、2001年に昼間帯の特急が通過扱いとなり、寂しくなってしまいました…。



イメージ 7

大宮駅にて下車後は地上へ出て、嵐電の四条大宮駅へ。嵐電を中心に午後も乗り鉄を続けました。

(つづく)


今回の新規踏破路線

路線名区間距離備考
京都市営地下鉄:東西線二条~太秦天神川2.4km踏破達成!
(参考:Wikipedia)