【2007年】乗りつぶし総括。 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

私の鉄道乗りつぶし9年目の2007年について、8年目の2006年に引き続き、第451回から第530回にわたり駆け足で紹介して参りました。
今回は2007年の乗りつぶしについてまとめてみようと思います。
2007年終了時点で、ほぼ完乗となりましたが…。

今回も『乗りつぶしオンライン』の地図を使用させて頂き、2007年末時点での乗りつぶし状況を示します。
(地図は2014年3月現在ベースです)

(1)JR編

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全国レベルでのJR線の乗りつぶしマップです。やはり乗りつぶしも後半になりますと、伸びは鈍化してしまいます…。

2007年は、既に踏破達成した北海道を除き、東北から九州まで、ほぼ全国を乗り鉄しました。
その結果、JR北海道、JR東日本(当時)、JR東海に続きJR四国、JR九州、JR西日本の順で、
当時営業していた全路線を踏破できました!(連絡線や貨物線を除く)。

また、東北や九州の幹線部分に未乗となっているところがありますが、
これは東北新幹線と九州新幹線で、2010年以降に開業した区間です。


尚、首都圏と関西は乗りつぶしがこの時点で一度完了している関係もあり、地図の掲載を省略させて頂きます。


ちなみに、現存線ベースでのJR会社別の乗車キロと乗車率は、
会社名乗車キロ乗車率
JR北海道2499.8km100%
JR東日本7309.8km98.893%
JR東海1970.8km100%
JR西日本4982.2km99.816%
JR四国855.2km1000%
JR九州2121.7km93.344%
JR合計19739.5km98.063%
で、現存線ベースでは100%に届いていないですが、2007年終了時点では全旅客会社で100%になりました。
JR東日本とJR九州の乗車率がやや低いのは東北新幹線と九州新幹線の分で、
JR西日本が100%でないのは翌2008年に開業した「おおさか東線」の分です。


(2)民鉄編

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全国レベルでのJR以外の民鉄線乗りつぶしマップです。
民鉄はこの1年間に東日本や九州中心に結構乗ったのですが、乗車率の伸びは鈍化していますね…。
また、富山の観光用路線や、見学会に参加しないと乗れない路線も踏破できました。
廃止を見越して乗りつぶした区間は島原鉄道線の末端区間(島原外港~加津佐)で、翌2008年に廃止となりました…。


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東京周辺の拡大マップです。
2007年は大手私鉄の支線や郊外の中小私鉄を中心に乗車率を上げることができました。
また、未乗線区の中では関東最後の牙城であった西武鉄道は完乗できました。


尚、名古屋周辺は乗りつぶしが完了している関係もあり(当時)、地図の掲載を省略させて頂きます。


イメージ 4
こちらは大阪周辺の拡大マップです。
新規踏破路線は大阪市営地下鉄今里筋線と大阪モノレール彩都線の延伸区間のみです。


また、中部地方や九州地方でも乗りつぶした線区が増加しました。


民鉄線についても、三大都市圏を中心に乗りつぶしが相当進行していた為そんなに距離が伸びませんでした。

ちなみに、民鉄(JR以外)の現存線ベースでの乗車キロは7292.4kmで、乗車率は97.619%です。
また、すべての大手民鉄で乗車率が100%になりました(2007年終了時点)。


(3)ロープウェイと観光リフト

ロープウェイも乗りつぶしの目標に掲げていまして、
毎年10路線前後の乗車だったものが2005年には乗車路線が22路線、
2006年は乗車路線が52路線まで増えました。
そして2007年も多くの路線に乗車することができました。
前年に引き続きスキー場の路線に乗車したことが乗車路線増加につながりました。

ちなみに2007年に乗った路線は、
ロープウェイ・ゴンドラリフトが計23路線
リフトが13路線
の36路線で、前年の2/3ほどでしたが、多くの路線に乗車できました! (一部の路線は後に廃止されました。)


また、スロープカーなどエレベーター系統は、4路線(エスカレーターを含む)に乗りました。

2007年終了時点では、ロープウェイが83路線、観光リフトが45路線、エレベーター系統は13路線制覇できました(現存線ベース)。


(4)廃線跡探訪

私は乗りつぶしの他に、1年目の1999年から少しずつ廃線跡も辿っています。

私が2007年に新たに辿った廃線跡、旧線跡、未成線、休止線は、
大分交通耶馬渓線(一部)、長崎本線の長崎~長崎港、敦賀周辺の北陸本線旧線跡、富山地鉄射水線(一部)、西武山口線旧線、米子電車軌道、東武仙石河岸線、気仙沼港への貨物支線、松本電鉄(新島々~島々)、三峰ロープウェイなど。
ぐらいでしょうか?

2007年は体調が万全でしたが、中途半端に巡った廃線跡が多かったです…orz


(5)2007年の成果と反省点

ここでは、いちばんはじめにプロローグで設定したルールなどを振り返り、2007年の乗りつぶしについての成果と反省点についてまとめます。

まずは成果からです。
▼JR線を完乗できた。

▼ロープウェイやリフトを相当数乗車できた。

▼広域的に乗り鉄ができた。
この3点くらいでしょうか。
乗りつぶしを開始してから9年目にしてようやくJRを踏破できました。次は私鉄ですねw


次に反省点ですが、
▼もう少し写真を撮影しておけば良かった。

▼廃線跡探訪の内容が中途半端だった。
まだまだあると思いますが、思い浮かびません…orz

まず、私の2007年については、

1点目は毎年言っていますが、写真の少なさ、撮影レベルの低さは全然成長しません…orz

2点目は、廃線跡を歯抜けで探訪したり、一部区間のみの探訪にとどめたりと、2007年も中途半端な内容になりました…。

そして、中越沖地震に被災するなど、行程変更を余儀なくされる事態も複数回ありました。


(6)2008年へ向けて

踏破率がここまで上がると、旅費が安価に抑えられる『青春18きっぷ』の出番は殆どありませんでした…。乗りつぶしも後半戦へ入ると『18きっぷ』にこだわってしまうと効率的な乗りつぶしは難しくなります。なので、2007年も現地でのフリーきっぷや『周遊きっぷ』を活用しました。また、前年に引き続き飛行機は利用しましたが、夜行列車には乗らずじまいでした。

2007年も、JR、民鉄のバランスは取れたと思いますが、JRの完乗後は、当然ながら民鉄中心になりました。

また、2007年も節約を謳いながら半ば豪遊状態となり、貯金を大幅に減らす羽目になりました…。その結果、かなり広域的に乗りつぶしができましたが、翌年こそは節約もしなければ…。


さて、2008年の目標は、

今度こそは全国の鉄道路線完乗へ

2008年は、私鉄路線の踏破、そしてJR完乗のタイトルホルダーを維持することを目標に掲げました。

私鉄は今度こそ全国制覇を目指して乗りつぶしを進めることにしました。

また、JRは新規開業区間(2008年は「おおさか東線」のみ)に乗って踏破率100%を維持する段階に入りました。

さらに、地元・近畿地方は1999年~2001年にほぼ全路線を踏破したこともあり、もう一度踏破済路線を乗り鉄したいと思いました。

さて、2008年は目標通りに乗り鉄、乗りロープ、廃線跡探訪が進んだのでしょうか?

次回からは10年目・2008年の踏破記をお送り致します。乞うご期待!  

(つづく)